マフラーが両側にある車

質問

大型車のことはわからないので、普通車限定の話でお願いします。

きょう、私の前を走っていた、外車らしい緑色の車のこと。車の後部左右ににょきっと（端の方まで）マフラーが突き出ていたんです。初めて見たのですが、これってよくあることですか？　先日見かけたのは、少し離れて左右に二つあり、それがぐっと上向きになっていました。
普通、片側だけにありますよね？　私が昔乗ってたジェミニはマフラー二本行儀良くくっついていました。

難しいことはわからないので、ごく単純に教えていただきたいんですが、マフラーの位置、取り付ける場所の数って自由なんですか？　車は左側通行だから、右側につけた方が歩行者やバイクにやさしいように思いますが、決まってはいないんでしょうか。
それから、左右にぐっと広げてつけるのって、なにかメリットでもあるんでしょうか。マフラーって、ただ排気ガスを出してるだけですよね？　スムーズに排出できるといったことでもあるんでしょうか。それとも単なるおしゃれ？
よかったら教えて下さい。

回答No.7

kuma56 · ベストアンサー

見た目の格好良さのデザイン目的の場合もありますが、車の構造・・・特にエンジンのレイアウト上２本出しにした方が良い場合もあります。
比較的排気量が少ない車は、エンジンが直列タイプのものが多く、このタイプのエンジンはエンジン本体の片側に排気ガスが出るような構造になります。
したがって、エンジンルーム内で各排気管を束ねて一つにまとめて、後方に導いた方が簡単に出来ます。
しかし排気量が大きくなってくると、エンジンの長さを抑える為にＶ型エンジンや水平対向エンジンが多くなってきます。
このタイプのエンジンは、エンジン本体の両側に排気ガスが出る構造になります。
そうすると、エンジンルームの限られたスペースでは、すべてに排気管を一つに束ねるのは効率が悪くなるので、片側づつをまとめて左右２本にして車体下部を通して後方に導きます。
そうすると後ろから見ると、左右２個所に排気管が出ているのが判ります。
ですからご覧になったような高級外車とか、国産でも排気量の大きいタイプや、スバルの様に水平対向エンジンを売りにしている車などが、左右に分かれた排気管になっている事が多いでしょう。

お礼

お答えいただいて、どうもありがとうございました。
まさに痒いところに指が届くような説明をいただいて、（一部理解不能なところもありますが。エンジンの構造とか）よーくわかりました。
たぶん私が見た緑色の車も高級外車だと思います（古くて汚れてましたけど。笑）。なるほど～と納得です。

補足

みなさまご親切にお答え下さってありがとうございました。８時頃に締め切りたいと思います。
甲乙つけなければならないのが心苦しいですが、私の判断で決めさせていただきます。
また、いろいろ教えて下さい。よろしくお願いします。

回答No.6

cyaba1964

余談なんですが(^^ゞ

マフラーが片出しの場合、給油口と相対する方向にあります。

給油口が左なら、マフラーは右ってな感じです。

確か熱対策だった（マフラーは熱くなりますもんね）と思いますけど。

お礼

お答えありがとうございます。
余談大好きです。だって思いがけない話が聞けて面白いじゃないですか。
下の保安基準からすると、マフラーの開口部が横か後ろを向いてれば、方角的にはOKみたいですけどね。たしかに熱くなりますから、大事を取るんでしょうねえ。

回答No.5

cool_koo1976

こんにちは。

> マフラーの位置、取り付ける場所の数って自由なんですか？

位置については、必ずしも自由というわけではありません。
保安基準で、以下の通り定められています。

【道路運送車両の保安基準】
第十五条 　ガソリン、灯油、軽油、アルコールその他の引火しやすい液体を燃料とする自動車の燃料装置は、次の基準に適合しなければならない。
　～中略～
　三　燃料タンクの注入口及びガス抜口は、排気管の開口方向になく、かつ、排気管の開口部から三百ミリメートル以上離れていること。
　（以下省略）

お礼

こんにちは、お答えありがとうございます。
保安基準がちゃんとあるんですね！　このサイトはこのように多角的な回答をいただけるので、補完しあってとても有意義だと思います（ちょっと生意気。笑）。
それにしても、マフラーの開口方向を、注入口の方に向けるのって、そもそも無理なような気がするんですけど。側面から出して上に向けないといけないですよね？

回答No.4

lenoir

あなたの見た物はドレスアップパーツとして売られているマフラーを取り付けた車かも知れません。

純正で左右出しに成っている車も数種類有りますが、基本的に「見た目」が良いからそう成っていると考えて良いでしょう。
太いパイプだと、車高の問題があり二本になってる。
何て解説が有る場合もありますが、中間の見えない部分が二本で通っていても、出口で一本になっている車種もあるのです。

マフラーは当然、スムーズな排気が要求されますが、スムーズすぎると、エンジンの回転が低い状況での加速感などが鈍る傾向もあるため、オールラウンドな使用がされる市販車では無闇にスカスカな太いパイプには出来ないのです。

お礼

お答えいただいてありがとうございました。
先日見た、上向きにクイッと曲がった感じの車は、あなたがおっしゃるドレスアップパーツなのではないかと思います。やたら排気音が大きくてシャコタンのようでした。けっこう太いパイプのようでしたので、そのままだと地面に擦るのかも。いろいろあって勉強になります。

回答No.3

hiroko771

>初めて見たのですが、これってよくあることですか？

別に珍しいものではないです。
太鼓（触媒が入ってる膨らんだ部分）が、横向きに2個有ります。

>マフラーの位置、取り付ける場所の数って自由なんですか？

横出しか、後ろ出しで有れば、原則自由です。
1つの太鼓に、2本のパイプx2で「4本出し」も有ります。

>左右にぐっと広げてつけるのって、なにかメリットでもあるんでしょうか。

車の低い車の場合、車体下のスペースうを確保する関係でこうなります。
あと、マフラー自体にも重量があるので、左右のバランスを優先したデザインとしてる理由も

>マフラーって、ただ排気ガスを出してるだけですよね？

いえ、排圧と言って、形状や太さで、エンジンの出力を左右します。
あと音も当然変わって来ます。

お礼

お答えいただいてありがとうございました。
そうなんですか、４本出しとなるとスポーツカーとかでしょうか？　きょう気をつけて見ていたら、ほんとに形も位置も種々雑多で面白かったです。

＞車の低い車の場合、車体下のスペースうを確保する関係でこうなります。
＞あと、マフラー自体にも重量があるので、左右のバランスを優先したデザインとしてる理由も

特にこの部分、深く納得です。

回答No.2

noname#40123

今の高級車には、マフラーが左右に２本付いているのがあります。
よく知られているのが、クラウンのマジェスタは、ツインマフラーです。
また、スバルのレガシィーも一番下のグレード以外はツインマフラーです。

マフラーの取り付け位置は決まっていないと言うのが正しいようで、
ただし、マフラーが一本の場合は、その反対側に給油口が付いていると言うのが傾向的には多いです。
（右にマフラーが出ていれば、左側に給油口）

排気口が２つある事で、燃焼効率が良くなるのでしょう。
また、今は排ガス規制が厳しくなっているので、触媒を２つに設置することで
排気ガスの排出するときには、排気のクリーン度が高くなるのかもしれないです。
その点は、良くはわからないですが。

お礼

お答えありがとうございます。
マフラーが二本あるのをツィンマフラーと呼ぶわけですね（ほんとになんにも知らない私。笑）。なんかかっこいいですね。
なるほど、燃焼効率と排気の濾過（？）ですか。なんにでもそれなりの理由というか根拠があるんだなあと勉強になりました。

回答No.1

ponponponponpon3

それ自体は大して珍しい事ではありません。

タイプとして二つあります。
エンジンから後ろの消音器までは１本でその後２本に分かれる物。
もうひとつは最初から最後まで２本の物です。

前者はおもにデザイン重視した物が多く、また、別の理由として、一本では消音器のサイズが大きくなりすぎるので２本に分けている。
後者はおもに排気効率という物を重視しており、エンジンの構造や重量配分等の性能を高める為に採用されています。

片側に２本出ている物はそう言うデザインです。スポーティーなイメージとなります。

お礼

すぐにお答えいただいてどうもありがとうございました。
このお返事を読んでからちょっと野暮用で外出しましたが、気をつけて見ていると両側にマフラーのある車を３台見つけました。たいして珍しくはないようですね。それほど大きくもない車も一台ありました。事情をわかって（少しだけですけど。笑）見ると、なかなか面白かったです。