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元夫に見つからない方法を質問
- 元夫から現住所を割り出されないためにどうすればよいかについて、役所での経験や警察の要件について説明しています。
- 附表請求の拒否や奥の手について質問しており、判決文に詳しい記述がないことを指摘しています。
- 夫に踏み込まれてからの心構えを作る以外には、どのような方法があるのかについて疑問を投げかけています。
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質問者が選んだベストアンサー
理由はさまざまですが、あなたのように「行方不明になりたい人」というのは結構います。(主に借金がらみですが)そういった人たちで実際に何十年も行方をくらましているケースもあるのですが、それをする為には並大抵の努力では無理なことなのです。(例えば子供が学校に通っていたり、一度でも健康保険証を使えばそこから足がつきます)ですので普通夜逃げをする人たちは十分すぎるほどの現金を持った上で身を隠すのです。さらには親類縁者といえども絶対に連絡を取ってはいけません。 住民基本台帳法や戸籍法には「請求権者」というのが厳格に決められておりますが、相手が探偵などのプロの場合、残念ながらそれらの規定はまったくの無力でしょう。もしどうしても見つかりたくないと思うのならば、あなた自身が腕のいい探偵を雇いディフェンスを固めるしかありません。(そうなればプロ対プロですから勝ち目もでてきます) 法律家に相談するのもひとつの手ではありますが、法律というのはえてして後手後手に回ってしまうものです。法律とは起こってしまった事件に対応する手続きは整備されていますが、なかなか事が起こる前からそれを予防するには不向きなシステムなのです。もちろん不用意に私人間の関係に国家が介入すべきではないというのが前提にあるわけですが、あなたが経験されたように警察もその理屈に縛られるわけです。(民事不介入の原則) ですので、「自らの平穏は自らの手で守る」くらいの心構えでいてください。 もし私だったら、以下のような対策は講じるとおもいます。参考になれば幸いです。 1、子供にGPS発信機を持たせる。(セコムなどなら高性能のうえ、いざという時の対応が迅速で安心) 2、前もって弁護士と打ち合わせをしておく。 これだけのことでも随分対応がしやすくなります。仮に元夫が子供を連れ去ったとします。(あなたが子の観護権者であれば)そんなことをすれば「未成年者略取及び誘拐罪」にあたりますので、この段階までくれば警察は動けます。より警察の動きを確かなものにするために、警備会社のGPSは有効です。客観的な証拠があれば警察は確実に動きます。ですので、もし子供が遅くなっても帰宅しない時などは、警察へ通報するまえにまず警備会社に連絡してください。事が大事になりますので、元夫を逮捕できる可能性が高まります。 ここで逮捕できるかどうかは、とても重要な事です。ここで逮捕→起訴までもっていければ、前もって打ち合わせていたとおりに弁護士に依頼して「子供の半径500メートル以内に近づくことの禁止」等を求める民事訴訟を起こせば良いでしょう。(差し止め請求の一種) 警察などの国家機関に相談しても拉致があかない場合は、彼らが動きやすいようにしてやればいいのです。何も警察は面倒くさいから動きたがらないわけではないのです。民事事件が刑事事件に化けた時には彼らはきっとあなたの強い味方になってくれるでしょう。自分の権利は自分で守る強い姿勢を見せるということは、なにより相手の戦意を削ぐ効果があるものです。あなたのとった予防措置が、結果的に元夫の暴挙を未然に防げるかもしれません。
お礼
とても丁寧な返信、ありがとうございます。 お礼が遅くなりまして、スミマセンでした。 私自身が探偵を雇う、など、全く考えもつかなかった方法に大変驚いております。そのくらい、身を隠すというのは大変なことなのですね。今日も、警察の事情聴取がありましたが、対応自体はとても親切でした。ただ、今の段階ではお力になれません、と言われ、自身で出来る対応策に頭を悩ませています。 そんな折り、goriateさんからの返信を拝見し、「今の私に出来ること」を見つけられましたので、大変感謝しています。警察にスムーズに動いてもらうための下準備、という発想に大いに納得し、力を頂いた気がします。 「私だったら…」と、ご自身に置き換えて考えて下さったこと、具体的なアドバイス、ありがとうございました。早速行動したいと思います。