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トヨタの強みとは?
最近、トヨタに興味をもっているものです。 そこで、質問なのですが、 トヨタの強みとは何でしょうか? そして、トヨタでしかできないことはどんなことでしょうか?
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トヨタの強みは、大量生産方式を否定した所から始まります。トヨタ生産方式を発案した大野耐一氏によると、大量生産方式には、大量の無駄も同時に潜んでいると述べています。大量に製品を製造すれば、大量の原材料や労働力、また設備が必要です。これらを購入また維持するのには、大量の資金も必要です。製造した製品がすべて販売されれば良いのですが、販売できない場合は、大量の不良在庫を抱え、管理の為の人材や倉庫も必要です。大野氏は、これらはすべて悪と呼び、徹底して工場から排除して行きました。大野氏がトヨタ自工の副社長時代、日本の自動車会社はすぐ大型の設備投資をしようとしたのですが、これも無駄だと言い、既存の設備を改良する事で対応しようとします。製造業では、ムリ、ムラ、ムダは、3大罪悪と呼ばれているのですが、これらを自社の工場から排除する事を約50年間継続的に行ってきたのが、トヨタなんです。そして、協力会社と呼ぶ下請け企業にも積極的にこの生産方式を導入していきました。また、製造業以外の系列のサービスや金融会社にまで、トヨタスピリットを注入し続けています。欧米の会社も80年代にトヨタ生産方式を導入しようと必死になりましたが、カンバン方式の導入を行った程度で、あまりうまく行っていないようです。これは、私が大学に行っていた頃、元フォード自動車の重役がやっていた生産管理のクラスでの彼の発言です。もしトヨタに興味をお持ちなら、大野耐一著トヨタ生産方式、また彼の弟子的存在である、山田日登志さんの本をお奨めします。山田さんは、日本の工場再建のプロとして一人屋台生産方式(トヨタ生産方式の応用型)を日本の製造業に根付かせている方です。
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- tomichan
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カンバン方式は単にトヨタ(生産)方式の単なる1ツールにしか過ぎません。 在庫が無いでは有りません。→在庫を極力少なくする。 (物により最低限の安全在庫は有ります) 在庫が無ければ、もし取り付け失敗・品質不良の部品が出た時。 その時点でライン停止もする可能性が有る為、在庫を極力少なくした生産方式です。 トヨタ(生産)方式 (生産)を抜く場合も有ります。 http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link71-1.html その他 トヨタではMMQC(M皆で M儲ける QC)他の会社ではQCorTQC 改善提案制度 など皆でコスト削減・効率・品質などを絶えず考えている会社。 知らない人は何の事だかサッパリ解らないが変な専門用語が有ります。 例 立ちん棒(トヨタ方式では有名です) 解らなければ自分で調べてください。
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ご回答ありがとうございました。
基本的に#1の方が言い尽くされた感がありますが、カンバン方式を支える膨大な部品、関連産業を従えていることもあるでしょう。自動車産業を支える部品郡は膨大な数に上り、また、精度の高さも必要とされるので、それらの企業層の蓄積も大きな強みと言えるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- cronus0620
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無借金経営・カンバン方式と徹底した合理運営でしょう 無借金経営というのは読んだ通りなのですが、本来会社を運営していれば、少なからず銀行から金を借りるものです。 借金(銀行から金を借り)をすれば必ず利子というものが着きます。利子は会社経営でせっかく出た儲けの一部を銀行にあげることになります。 ですので、トヨタは借金をせずに運営し、儲けを外(自社以外)に出さないように強いるのです。 カンバン方式とは単純に、本社が依頼した分以上に向上は車を作らないという方式です。 そうすれば、在庫が出ることは無く、倉庫管理費などの節約にも繋がります。 そして、徹底的な合理運営というのが大本で先に述べた二つができたのです。 トヨタしか出来ない事は多分、無借金経営でしょう。 バブル時代に儲けを借金が出来ないように運営でもしない限り、今の時代無(会社として)借金で乗り切るのは難しいでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。
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