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トヨタ車はなぜ売れる?
平成14年の新車の自動車販売数(登録数)は、トラック、軽も合わせると、 トヨタ 167万台 ホンダ 89万台 日産 77万台 スズキ 62万台 ダイハツ 50万台 : : (自販連、全軽自協の統計を単に合計) だそうで、圧倒的にトヨタの車が売れているのがわかります。 このカテゴリや自動車関連の雑誌などでは、 トヨタに対する否定的な意見もしばしば見られますが、 現実これだけ売れているということは、 売れる理由がきっとあると思います。 純粋な興味として、トヨタ車が売れる理由を知りたいです。 販売のし方、自動車自体の人気、生産力、などなど、 要因はいろいろあると思います。 また、ユーザとしての主観的なお考えでも結構です。 よろしくお願いします。
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>1車種単位で比較しなければフェアな比較ができないということでしょうか。 これについては、ラインナップの豊富さという点を指摘しています。 1車種単位で販売台数を見るとトヨタ車もライバル車も僅差でしかなく品質の差というのはほとんどないでしょう。 やはり微妙に違う車をたくさんそろえている、またそろえられるからこそトヨタは強いのでしょう。 それを車種が多いだけと表現しました。 だけというのを付けているのは品質の差はないと考えたからです。 実際問題各社車作りに特色はあるでしょうが、販売台数に影響を与えるほどの品質の差というのは一般人が分かる範囲内には存在していないような気がします。 それから日本人の性格についてですが、一般的に保守的ですよね。 昔から保守政党である自民党が支持され続けています。 他にはたとえば携帯電話。 ドコモが2位J-PHONEの3倍のシェアを持っているわけですが、なぜそんなに売れるのか調査してみるとドコモを選んだ人の半数がみんなが使っているからと答えたそうです。 もちろんドコモは通話エリアが広いなどの魅力があるわけですが、やはりみんなが使っているから使うというこの日本人の性格こそが2位の3倍ものシェアを取れる理由でしょう。 さて、自動車業界で自民党やドコモに当たる存在はどこかと言ったらトヨタですね。 やはり日本人はトヨタのような存在が好きなんじゃないですかね。 もちろんトヨタそのものの魅力も非常に強いと思いますが、日本においてはそれ以上の何かがあるのではないでしょうか。 でないと世界的にも強い国内メーカーに加えて世界中から強豪メーカーが進出してきている日本市場で1社がこんなに強いという現状を説明できないと思うんです。
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すいません。 トヨタのシェアは4割でしたね。 数値が逆でした。
まず、圧倒的と言いますがそれは車種が多いだけだと思います。 トヨタはホンダや日産の倍ぐらい車種を用意しています。 となると企業単位で見た時に圧倒的な販売台数になるのが当然ですよね。 実際問題1車種ごとで見ればトヨタと他社のライバル車は僅差で圧倒的ではないです。 まあそれでもトヨタが強いことは確かですので、やはりあとは日本人の性格ですかね。 車といえばトヨタって考えになる人がいまだに日本人には多いのでしょう。 だってシェア6割はどう考えても異常です。 先進国で1社がこんなシェアを持っている国は存在しませんよね。 もしトヨタの魅力だけで今のシェアが生まれたとしたらとっくに世界の30%ぐらいがトヨタ車になってますよ。 やはり日本人独自の性格が影響しているとしか思えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 一点わからないことがありますので、 もしよろしければお付き合いいただけますでしょうか。 >まず、圧倒的と言いますがそれは車種が多いだけだと思います。 >実際問題1車種ごとで見ればトヨタと他社のライバル車は僅差で圧倒的ではないです。 簡単に「車種が多いだけ」とおっしゃいますが、 1車種単位で比較しなければフェアな比較ができないということでしょうか。 競争社会においては、最先端は往々にして僅差です。 ミクロな比較ではおっしゃることはごもっともと思います。 他方マクロな比較では、他の方からもご回答いただいているように、 複数のステージでそれぞれ別の敵を相手に先端の僅差を保っているという見方もできます。 このような2種類の視点から考えて、 >やはり日本人独自の性格が影響しているとしか思えません。 と締めくくられている真意をもう少し掘り下げてご説明いただけないでしょうか。
すいません、URL訂正です。 商用車販売シェアはこちらです。(最初に書いたURLの方) 訂正前は総販売台数シェアでした。 乗用車シェアの方は合っています。
お礼
ありがとうございます。 結果的に3種類の図が見えたので、よくわかりました。
なんだかんだ言っても商用車・業務用車のシェアは大きいでしょう。 自家用車の販売台数や買い替えなんてたかが知れているけど、 企業からの発注となると個人とは単位が全然違いますし。 ホンダ・日産・三菱・マツダのタクシーなんてほとんど見ないですから。 これを見てください。↓ (経済データサイトからの抜粋) http://www.econ-jp.com/member-page/limit/excel/s899.htm 商用車国内販売シェアです。歴然ですよね。トヨタ独走です。 つまり、固定客がこれだけいるんですよ。 商用ってことは、取引先を変えることも少ないわけで、 個人と違って固定客としてガッチリ抱き込めるわけですから。 ところが、乗用車販売台数シェアを見てください。↓ http://www.econ-jp.com/member-page/limit/excel/s900.htm 商用車ではトヨタはともかく、三菱・日産よりも下だったホンダが2位に来てます。 これで、ホンダが個人ユーザーに支持されるメーカーだということが判りますよね。 (勿論、この結果だけで一概には言えませんが) どういう購買層にどれだけ売れているかを考えるのも面白いかも知れません。 フィットがカローラを抜いたのは象徴的でしたね。 この不況では企業の設備投資も減るわけで、むしろ守りに入らざるを得ない企業より 個人の方が購買意欲があるのでしょうね。 トヨタは「万人受け」するメーカー、「80点主義」の車作りなんて言われてます。 それが大衆を抱き込める「売れる」メーカーってことです。 でも、誰にでも好かれるっていうのが一番難しいですからね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変興味深いデータですね。 またいろいろなものが見えてくるような気がします。 全体の販売台数にに対して商用車が占める割合もある程度あるわけですから、 企業からの支持は非常に大きいですね。 ADバンとパートナーとプロボックスを並べられたら、 私なら迷わずプロボックスを選びますし、 ブローニーとキャラバンとハイエースが並んでいたら、 やっぱりハイエースを選びたくなります。 特に小さい車種ではトヨタ車を選びたくなりますね。 もちろん、知名度もぜんぜん違いますね。 でも、タイタンとダイナとエルフが並んでいたら、エルフかな・・・
- R360
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トヨタが売れる理由は… 1、そもそも、故障が少ない 2、故障してもすぐ直る 3、販売店の対応が(比較的)きちんとしている(その慣れた感じがイヤらしいこともあるが) 4、上記1~3のイメージがユーザーにちゃんと定着している であると思います。ハイブリットカーなどを生産し、技術的にも優れています。 今まで印象に残っているのは、上記の2です。 ディーラーに修理を頼むと、ホンダでは1日おきぐらいにしか部品の配送がないため、数日待たされることがありますが、トヨタでは、平日なら午前中に発注し、運が良ければ即日に部品が入り、修理完了となってしまうことがあります。 しかし、自動車好きが熱狂するような車作りは多少苦手のようです。しかし、そういう人達は、自動車ユーザーの中で少数派なのでしょう。だから、その分、助かっているという事もあるかも。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >故障してもすぐ直る そういえば、部品の供給体制はすごいものがありますね。 私もトヨタ車に乗っているのですが、 不注意で後ろのランプを割ってしまったことがあり、 知り合いのディーラーに問い合わせたところ、 「じゃあ、今日の昼の便で届けてもらうよ」 なんてあっさり言われ、その日のうちに直りました。 >自動車好きが熱狂するような車作りは多少苦手のようです。しかし、そういう人達は、自動車ユーザーの中で少数派なのでしょう。 これは、メディアを通じて伝わってくる車の評が、 必ずしも大勢の評を反映しているわけではない、ということですね。
- embrace
- ベストアンサー率36% (101/276)
乗ってみたらわかると思いますが、トヨタは高回転、高速域でも静粛性が高いです。一番無難な車として出来上がっているのがトヨタ車です。逆にうるさいのがホンダ。これは有名な話です。ボディ剛性がしっかりしていて、安全性能においても任せれるのがトヨタ、逆に一番弱いのがホンダ。ホンダのディーラーにいって、偶然事故車両なんかを見せてもらえたら見てほしいのですが、トヨタの事故車両と比べて、残酷なまでに無残に壊れます。車以外の交通の被害者と、キャビンさえ守れたらいいという考えらしいのですが、あそこまで酷いの見せられると安心して乗る気はないですね~。どっちみちキャビンを守ってもらえるならトヨタ車のGОAで僕は構わないです。国産で一番無難なシートがトヨタ。一番僕が嫌なのはホンダ。長距離用にむく硬めのシートなので(そういや僕らも学校の学習用木製ガチガチ椅子でも長時間耐えれてましたね~)逆に近距離、短時間には向かないと思うんです。三菱車を見ればわかりますが、高速道路でもガンガン使うような長距離に向く車のシートは硬めで、街乗り向きな車は柔らかめの設定です。もちろん柔らかさの中に少しの硬さを+して『少し硬めのソファ』という乗り心地です。ホンダは何かと理由をつけてその差をつけずにどの車種にも超硬めを使っているだけです。あと一部のスズキ車はやわらかすぎて埃がういてくるシートで、一部の日産車は静電気が起きやすい素材を平気で使っていました。いろいろなトヨタ車に乗りましたがこれは失敗というシートはなかったです。 何かとトヨタとホンダで比べましたが、次でも比べてみましょう。 トヨタは若い年齢層というよりは年配の方やファミリーに強いというイメージがあります。よってアルファードやエスティマやノア、そしてクラウンやマーク(2)が強いわけです。一方のホンダはカスタマイズしたい組 や スポーティな走りを楽しみたい組が流れる傾向があると思います。ようは若いです。デザイン的にも流線型だったりごくシンプルな箱型で出したりするのはカスタマイズしたい組の心を掴みたいからだと思います。ただストリームは家族的ミニバンであり、走りもたいしたことないから、本当にファミリー層に強いトヨタのウィッシュに客は流れると思います。デザインや価格帯、排気量、サイズがそっくりなのにトヨタのウィッシュの方が売れたら、パッケージングやブランドネームでホンダよりトヨタが圧倒していることの証明になると思います。k-841さんの質問の答えにもつながるのでは? ウィッシュ対ストリームの対決が今おもしろいのでホンダとトヨタを中心にお話しました。そんな僕は日産党です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今まで気づかなかったのですが、 道を走っていても車庫で眠っていても、 売れた1台には変わらない、ということもありますね。 確かに、年配向け、ファミリー向けの車は車庫で眠っている時間が長いので、 あまり目立たないのですが、そこを狙ったラインナップもしっかり揃えていることも強いんですね。 また、快適さ、これも大変重要ですね。 確かにトヨタ車は圧倒的に静かです。 さらにシートにまで気を配っているのには気がつきませんでした。
- atoritaiti
- ベストアンサー率28% (546/1934)
こんにちは ユ-ザ-としての考えです 数台車乗り継ぎましたが全てトヨタです 1.トヨタは販売時点での購入者が欲しい物を製品化するのがうまい 望む物(製品品質、車種、装備等々)を望む人の数の多い順に製品化し ある順位以下は作らない 望んだ物以上 の物は作らないと言った方が良いかも 逆に言うとホン○とか日○は技術者が作りたい物を作っていた様な気がします ユ-ザ-と技術者の思いが合えば大ヒットですが・・・ 2.製品の品質がダントツに高い 某日本一の測定器メ-カ-の講習会での話しですが 「ある日本一生産量の多い自動車メ-カ-さんは 部品の寸法の幅(公差って言います ミクロン代)が一般より狭い設定である」との事でした つまり設計屋思うの理想の状態で組み上げられって事です 数台乗り継いで来ましたが 走行10万kmでタイヤ、バッテリ-等消耗品以外は交換したことが無いです 3.販売店の教育を徹底してやる 知り合いのセ-ルスはしょっちゅう講習に行ってますよ これは他メ-カ-販売店を知らないので 較べられないですが・・・ 以上もちろん 例外は有ります
お礼
ご回答ありがとうございます。 いろんな面で、他社よりもより多くの客が求めているものを提供しているわけですね。 クルマを売る、というのは、作るだけ、売るだけじゃない、ということですね。
- yapoo
- ベストアンサー率14% (265/1865)
ウチもトヨタ車に乗ってます 買う時にディーラーの担当の人が粘るんですよ 他社の同レベル車の購入も考えているって言うとサービスしてくれるんです 価格が他社よりも安くなるのはちょっとだけど色々つけてくれるんです 一番サービスが良かったのでトヨタにしました 同レベルでどれがいいかなって迷ってる人にはこの サービスってところで売り込んでいるのでは 安く買えたとかサービスが良かったとかで買った方も それなりに満足できますもんね
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、とどめの一発が効くんですね。 というか、とどめの一発を出せるだけの体力があるからこそ、 他社に競り勝つことができるということなんでしょうか。
- sinnkyuusi
- ベストアンサー率19% (639/3298)
1・販売店が多い。 2・車種が豊富。 3・日本自動車メーカーのトップブランドとしての地位が確立されている。 こんなところでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 簡潔にまとめていただいて、とてもわかりやすいです。 なんだかんだと言われながらも、 やはり「トップブランド」なんですね。
- tikaramoti
- ベストアンサー率39% (59/149)
単純に、「車好きだけが車を買うわけではない」ということだと思います。 車命の人ではなければ、安全で安価で安心できる車を選ぶでしょう。そこには使い勝手だけでなく、購入しやすさ、ディーラーの対応、購入後のケアを含めて判断されるからだと思われます。 一方で、僕みたいに車大好き人間は、日常で少々我慢することがあってもより趣味性の高い車を選ぶでしょう。(しかし、僕は様々な理由からトヨタのミニバンに乗ってます。) 例えば、スバル車のようなレイアウトに特徴があるとか、ホンダ車の用にタイプR系があるとか、様々な選択肢があると思います。 各メーカーごとに様々な特徴がある中、トヨタはフルラインナップ戦略をしいています。すべてとは言い切れませんが、ほとんどの他社の車に対してライバル車を用意していますよね。 となると、ユーザー側からすれば選択肢がより広く、より販売力のあるトヨタ車が売れる理由が見えてきます。 また、実際にライバル車と試乗して比較した場合、品質面で優位に立っていることが多いのも事実です。 デザイン・価格・走りなどでは劣る面があっても、トータルでの品質はさすがと思わせるところも売れる要因かもしれませんね。 もうひとつは、ディーラーの対応もすごいと思います。 もちろんよくないところもあるでしょう。しかし、実際にいろんなディーラーを回って見積もりなどを取った経験から、最も気持ちよくディーラーを後にすることが出来たのはトヨタでした。 そういったことの積み重ねから販売No.1の座に君臨しているのだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 商品、品揃え、対応、メンテ、がキーワードですね。 また、はずれが少ない、というのも重要なんですね。 結局、いろんな要素のバランスのとり方がうまかったということでしょうか。
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お礼
再びありがとうございました。 >実際問題各社車作りに特色はあるでしょうが、販売台数に影響を与えるほどの品質の差というのは一般人が分かる範囲内には存在していないような気がします。 これは確かにそうですね。 うちの母が名演奏家の演奏を聴いて、 「この人ってあの人と比べてどっちが上手?」 と私に聞くことがあるのですが、私は 「プロなんだからみんな上手に決まってる」 と答えるしかありませんでした。 車の品質は我々素人から見ればどこも高いとしか思えないので、 結局違うところはちょっとした機能やサービスなどの味付けですね。 >日本人の性格についてですが、一般的に保守的ですよね。 携帯電話は多くのユーザを抱えている業者のサービスを受けることによる利便性も無視できませんから、自動車と同様の議論ができるかどうかはわかりませんが、確かに今までハズレじゃなかったからまた同じメーカーを、という選び方はよくありがちな話だと思います。 noisnemidさんのご意見からもうかがえるように、 購入を決める最後のひと押しの部分で、しかも広いラインナップで、 他のメーカーと対等に勝負しているので、 結果的にトヨタの販売台数が圧倒的になった、ということですね。 ご回答をいただいた皆様、いろいろなご意見をありがとうございました。 このような質問には決定的な正解はないとは思いますが、 漠然とトヨタの販売台数が多い理由も見えてきました。 この質問はここで閉じさせていただきます。 またよろしくお願いします。