インシュリン療法と社会生活
内科とは違う科で看護師をしています。
先日、友人が糖尿病が発覚し、インシュリン療法が開始されました。
教育入院も終えて、今は仕事にも復帰しています。
インシュリンは速攻型のものを食直前に、持続型のものを就寝前に行なっているとのことです。
職場は友人の疾患に理解を示してくれ、ランチ前のインシュリン注射は、使ってない会議室や給湯室でも人がよけてくれたりしてくれるために、人目にお腹をボンと出して晒すことなく駐車すること出来ているみたいです。
教育入院での指導では、「インシュリンをやっていても、普通に社会生活も送れるし、ちゃんとやることをやれば、海外旅行だってできます。」と言われたとのことで、それは私も知識としては知っていましたが、ここからが友人の相談だったのですが、「インシュリンをしなければならなくても、旅行に行けるのは解ったけど、出先で外食する際、食直前のインシュリンはどこでやるものなのか?」ということでした。
友人いわく、「家でご飯を食うときは、ご飯を作る前や作った後にインシュリンを打てばよかったけど、レストランではテーブルでお腹を出して自己注射するわけじゃないだろうし、そのレストランのトイレで注射するものなの?」と聞かれました。
確かに人目につかないところで、素早く注射を済ませてしまうためには、トイレが好都合だとはパッと思いつくのですが、私は病棟でしか糖尿病患者をケアしたことがないため、「トイレ(という排泄行為をする場所)で注射(という清潔行為をする)」というのがイマイチイメージできず、咄嗟に上手く説明できませんでした。
これはレストランに限らず、旅行だったら長時間の電車や飛行機内などの移動中でも同じ事が言えると思います。
そこで相談なのは、実際に糖尿病でインシュリン療法をしながら仕事を持ち、旅行にもお出になられている方に実際の旅行先(ホテル内とかは問題はないと思うので)での、出先や長距離の公共の乗り物を利用されてる時のインシュリンの施行の工夫や方法を実際にどうされているかをお教えいただきたく思います。
よろしくお願いいたします。
お礼
分かりやすい説明ありがとうございました。 祖母が受けている治療が納得いきました。