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塗装&未塗装のギターの音の違いとは?
たまには質問してみます。 アコースティック、エレクトリックを問わず、たいていのギターは 塗装が済んでから組み上げられるので、一般的には塗装済みの音しか 聴くことができないと思われます。 それでは未塗装の状態では、音はどうなるのでしょう? 私には根本的な違いが現れるとは思えないのですが、そこまで経験が ない(のんびり修行中です)ので、違いの分かる方に伺いたいのです。 もちろん主観的なご意見で大いに結構です。
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極めて主観的な話で申し訳ないですが・・・ アコギの場合ですが、塗装前は「音が暴れる」ような感じがします。 ラッカーを塗ることによって「まとまる」ように思えます。 ウレタンだと「抑制が効いている」感じが強くなります。
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- penguin929
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自分では塗装を剥がしたことはないので(勝手に剥げかかってるのはありますが)よくわかりませんが、60年代の終わり頃塗装を剥がすと言うのが流行ったことがありました。有名なところではビートルズの3人がギターやベースの塗装を剥がしてましたね。 で、ジョージハリスンはそのことについて「ジョンと僕はエピフォンカジノの塗装を剥がしてしまったんだが、それからずっと良いギターになった。ギターというのは塗装を剥がして元の木目に戻してやると、なにか息づき始めるようだね」とコメントしています。 本当かどうかはわかりません。当時は「自然回帰」が世界的に流行していたので、そんな気がしただけのような気もします。 さすがに剥がしっぱなしだとギターが傷むだろうし、ネックは滑りが悪くなるから、薄くクリアラッカーは吹いてたみたいですけど。 ちなみに、私の塗装剥げかけのギターというのはナチュラルフィニッシュのカジノなんですが、塗装の亀裂から空気とか湿気とかが入ったせいか、ボディのエッジが変色してサンバースト状態になっています。あまり綺麗じゃありませんが、どこまで進行するのか見守りたいと思っています。 肝心の音ですが、購入時(約30年前)に比べると若干抜けが良くなり、暴れ気味のような気もしますが、これはPUの経年変化とアンプの変遷などの方が大きく影響していると思いますので何とも言えません。 結局よくわからない回答になってしまいました。 すいません。
お礼
あのビートルズがそんな事をやっていたのですね。それは面白い!!! その頃の時流があったにせよ、塗装を剥がす事で「抑制からの自由」を感じたのかも知れませんね。 penguin929さんはカジノを長く使われているそうですが、そうやって年輪を重ねてギターと人生を歩んで行けるなんて、ギター冥利に尽きるという事だと思います。 私の質問はさておき、たいへん面白く読ませて頂きました。どうもありがとうございました。
お礼
おそらくアコースティックの方が違いが分かりやすいものと想像していましたが、ラッカーとウレタンがもたらす微妙な違いにも触れて頂いて、たいへん興味深く思いました。 バイオリンの世界でも「ニスの選択」が音づくりの要と言われているだけに、やはり楽器の塗装を甘く見るわけには行かないですね。 なかなか参考になりました。どうもありがとうございます。