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読本(とくほんとどくほん)について
先日、朝日新聞にて読本を「とくほん」と読めるか?と いうような記事が載っていたそうですが、 それを見た人から「読本ってどう読むかわかる?」と 聞かれ、「よみほん」か「どくほん」と答えたところ 「小学校からやり直しなさい」といわれました。 とくほん、と読むのだということはそのおかげで 知ることができたのですが、 その翌日、テレビで女性アナウンサーが 「経済読本(けいざいどくほん)」と言うのを聞きました。 この言葉は上に何かつくと、「どくほん」と濁るのでしょうか? それとも本来は「けいざいとくほん」と言うべきだったのでしょうか?
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べつに「小学校からやり直しなさい」なんて言われる筋合いはないと思いますよ。こんな言葉小学校で教えてるかどうかは知りませんが。 たしかに、昔から「読本」は一般的に「とくほん」と読まれてきましたが、「どくほん」が間違いというわけではありません。「副読本(ふくどくほん)」という言葉もありますしね。 最近の国語辞典には「今は『どくほん』と言うことが多い」という説明がありました。 それから、「経済読本」って、何かの書名でしょうか。書名であれば、最近は奥付にちゃんとふりがなで読み方を示してある場合が増えていますから、その読み方に従うのがいいと思います。
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- popoponopo
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こんにちは。 2月14日に似たような質問がありました。 以下、私の回答をコピーしました。 参考になれば嬉しいのですが。 呉音の読み方(どくしょ)と、漢音の読み方(とくほん)の違いですね。 こういう↓記述を見つけたので、ご参考までに。 「呉音と漢音の関係について少し調べてみる。 先に述べたように漢音は、遣唐使や留学僧が苦心して習い覚えてきたものである。彼らは従来の漢字の音(呉音や呉音から変化した和音)を退け、漢音を「正しいもの」であると主張した。この主張が通り、朝廷は学者や僧侶に対して呉音読みを漢音読みに改めるよう督促したそうである。こうして、次第に漢音読みが呉音読みに取って代わったわけである。 しかし、言葉は日常生活に深く溶け込んでいるものであり、いきなり読み方を変えろと言われて変えられるものではない。結局、古くから日本語に吸収された和音は、漢音読みには改められず呉音読みのまま残ったのである。」 漢音のほうが、ちょっと高級そうというか、学術的?に聞こえるのは、そういう経緯があったからなんですね。 読み方に、法則はたぶんない、と思います。 「とくほん」という読み方が正しい、と主張したのは、その、遣唐使たちだったわけですが、従来の読み方も根強く残っていた、ということだろうと思います。
お礼
漢字の読み方がいろいろあり、難しいことは わかっていましたが、 こういう理由があったんですね。 昔はこう読むと決められていたものが いつのまにかどちらでもよくなっていたり、 時々混乱しますが、 同時に言葉って面白いなと思いました。 似たような質問をしてしまい、 事前の検索が甘かったようですいません。 わざわざコピーしていただいてありがとうございました。
- ymmasayan
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読本・・とくほん 副読本・・ふくどくほん 辞書ではこのようになっています。 前に何か付くと濁りますね。
お礼
回答No.1の方もかかれていましたが、 副読本、って言いますね。 思いつきませんでした。 ありがとうございます。
お礼
>「経済読本」って、何かの書名でしょうか 書名ではなく、 「○○先生が書かれた経済読本『よくわかる株式投資(仮)』です。」 というような場面で使われていました。 > 最近の国語辞典には「今は『どくほん』と言うことが多い」という説明がありました。 そうなんだ、と安心しました。 もともと「読本(とくほん)」自体の意味を 漠然としか理解していなかったので 自分でも辞書をひいて見たのですが 私の辞書にはこの記述がなく、 なぜ今まで間違いに気づかなかったのかと不思議に思っていました。 試しに回りに居る60歳以上の方に 聞いてみたのですが 「とくほん」一人 「どくほん」二人 と、ある程度の年齢の方でも「どくほん」と 読んでおられたので余計に混乱しておりました。 調べていただいてありがとうございました。