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セルラーゼ

生物学等に関しては全くの初心者です。 セルラーゼとは具体的にどういうものでどういうところに使われているものなんですか?(酵素・・・ですか?) また、セルラーゼって土から単離できるってきいたことがあるんですが、酵素を土からどうやって単離してそれをどうやって同定しているんですか? このへんを主として詳しく教えていただけたら幸いです。。。用途や単離,同定のほかにも何か豆知識あれば教えてください!お願いします!

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回答No.1

セルラーゼは、セルロースを分解する酵素の総称です。 セルロースは、主に、植物の細胞壁を構成する成分の一つです。 (紙や、木綿などは、セルロースが主成分です。) セルロースを土から単離するのは容易ではないでしょう。 腐葉土であれば、落ち葉を分解する微生物が出すセルラーゼが多少は含まれているとは思いますが。 むしろ、土から分解するのは、セルラーゼをつくることができる微生物(カビ、キノコ、放線菌など)でしょう。 用途は、洗剤、醸造物の粘度低下など食品加工、繊維・紙パルプの改質などです。 また、セルロースを完全に分解すればグルコース(ブドウ糖)になり、これを発酵させればアルコール(エタノール)になるので、バイオマスエネルギーとして活用できることから、その目的での利用も検討されています。

参考URL:
http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/koso/cellulase.htm
pililani-hk
質問者

お礼

回答有難うございます。 そうですよね、酵素を土から単離するって変ですよね。 きっと「セルラーゼを生産する微生物を土から単離できる」っていうのを聞き間違ったんですね。 参考URL拝見させていただきました。かなりいろいろなところでセルラーゼの用途があるんですね。 勉強になりました。

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その他の回答 (1)

  • Freeuser
  • ベストアンサー率45% (181/399)
回答No.2

食物繊維といわれているものは、主にセルロースです。セルロースは、グルコースがたくさんつながったものです。私たち人間は、セルロースを分解する酵素、セルラーゼを持っていないので、セルロースから栄養を取り出すことはできません。 ヤギなどの草食性の動物は、セルロースを分解してエネルギーとしていますが、これらの生物自身もセルラーゼを産生しているわけではありません。草食動物は、体内に、セルラーゼを作る微生物を飼っています。というか共生しています。この微生物がセルラーゼを作るので、セルロース→グルコースと分解されて、セルロース(つまり植物)を栄養源とすることができるんですね。 ちなみに、デンプンも、グルコースがずらーっとつながったものですが、セルロースとはグルコース同士のつながり方が異なるのです。ヒトは、デンプンを分解する酵素は持ってるので、デンプンを栄養源とすることはできるんです。

pililani-hk
質問者

お礼

ヤギはセルラーゼ産生微生物を持っているってすごいですね! もし人間もセルラーゼが体内にあれば、大胆に言えばそこらへんにある紙を食べて生活できるってことですよね? ってことは、食糧難も回避できる・・・そんな夢のような話があればいいのになぁって考えちゃいました。 回答有難うございました。。。

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