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電気泳動で分かる事は
こんばんばんは、新聞で「電気泳動で各臓器の分子量がわかる」と書いていましたが、分子量がその臓器の何を表すのでしょうか?どうも各臓器を薬品で処理し細かく砕いて入れるそうです。 分子量と臓器の関係がわかりません…^^;
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各臓器に含まれている「タンパク質の」分子量がわかるという意味だと思います。タンパク質の溶液を作り、電気泳動用のゲルに入れて電圧をかけると、分子量に応じた速さで移動することを利用してタンパク質の分析を行います。各臓器を薬品で処理し細かく…というのは、臓器を処理してタンパク質の溶液を作っているのだと思います。 (参考) http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/bunnshi/page.htm
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- betagamma
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物理学っていうよりは、生物・化学の分野ですね。 電気泳動法は、基礎実験で一回だけやったことあります。「いろんな分子量の物質の混ざり物」から、「どんな分子量の物質がどれだけあるか」を調べる方法です。 原理は、簡単にいうとこういうことです。 ゲル(って、要するにゼリー状の物質のことです)の端っこに、「いろんな分子量の物質の混ざり物」に、色をつけた溶液を垂らします。 このゲルの両端に電極をおいて、電圧をかけて、反対側に混ざり物を引っ張ってやります。ゲルは、ミクロな世界では網目になっていますから、分子量の大きな物質は、すぐに網に引っかかってとまってしまいますが、分子量の小さな物質はなかなか網に引っかからずに先の方まで行きます。 これが、電気泳動法の原理です。 で、各臓器の分子量がわかる、というのは、 「各臓器に含まれるタンパク質の分子量の分布が分かる」 という意味だと思います。新聞は、科学部という名前で、広い科学全部を一つの部署で担当させて記事を作っていたりします。記者は記者でもちろん専門分野があるのですが、専門以外の分野も必然的に担当することになるわけで、そうすると、このように正確でない表現が使われることもしばしばです。 専門的な内容について詳しく知りたければ、専門誌を読めばいいのですから。
お礼
わざわざ、ジャンルの間違えた質問にお答え頂き有難うございました^^とてもよく分かりました。是非参考にさせて頂きます。
お礼
ご紹介いただいたHPで何故電気泳動方をとりSDSを入れるのかが分かりました。是非参考にさせて頂きます!