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海上警備について
北朝鮮の拉致問題で思ったのですが日本海側に日本本土から離れた島がありますがそこに北朝鮮の船とかが進入した場合、日本政府は「不信船が来た」ということが衛生のレーダーか何かですばやくわかるようになってるのでしょうか？拉致問題のニュースなどを観てると小船に乗って簡単に日本に進入できたような・・・自分で地図を見ても日本の小さな離れ小島くらいなら簡単にたどり着けるような気がしたもので。その辺の海上警備の事をおしえて下さい。
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普段の日本の海は海上自衛隊のＰ-３Ｃ対潜哨戒機、護衛艦、海上保安庁の巡視船、海峡等は海自の対水上レーダーが警戒しています。 しかし、日本の領海全体という広範囲をカバー出来る訳はなく、不審船はその警備の隙を突いて領海侵犯を行っているわけです。 昔から結構簡単に領海侵犯されており、発覚していないだけで現在も不審船は出入りしている可能性は十分有り得ます。 拉致事件が多発していた60年代後半から70年代は、 現在よりさらに警戒網も粗雑でその為、工作船は容易に着上陸工作していたようです。 衛星のレーダー＞ 衛星にそういう機能はありません。衛星写真撮影が主です。 普段使用される国防情報の画像は米国の商業衛星からの購入がほとんどでしたが、日本も叩かれる中、昨年3月２基の偵察衛星(光学衛星と合成開口衛星)を打ち上げました。 しかし、性能は商業衛星にも劣る悲惨な物です。 因みに衛星からの画像というのは静止画像がほとんどでリアルタイム観測というわけではありません。 つまり衛星に領海侵犯等の情報を収集できる能力はありません。 現在は九州、沖縄地方には西部方面普通科連隊という離島防衛の為の部隊が配備されています。 お聞きになっている事とずれているかも知れませんが、参考になれば幸いです。 不審船等の事案の自衛隊の対応等が書かれています http://www.jda.go.jp/j/library/wp/2004/2004/html/163211.html
お礼
詳しく丁寧でわかりやすい答え、ありがとうございました。