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海上保安庁のヘリコプター事故と送電線探知システムの可能性
- 日本海で海上保安庁のヘリコプターが送電線に衝突し大破した問題について、送電線探知システムの導入が検討されています。
- 送電線は強力な電力が流れており、磁束を発生させるため、この磁束を探知して警告を発する制御装置の開発が課題です。
- 海上自衛隊の予算を削減してでも海上保安庁の予算を増額し、自衛機能の向上を図る必要があります。また、今回の事故を教訓に、センサーや自動制御装置の導入を検討するなど、安全対策を進めるべきです。
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- debukuro
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電線の表面にでこぼこを付ければレーダーで探知できます その代わりに風の影響が大きくなります レーダーの原理は反射された電波を受信するのであって標的からの電波を受信しても距離を知ることは出来ません 電線のようになめらかで細い物は点にしか見えません それも自分の位置から電線に引いた垂線の足の位置に点として現れるのです 極小さくしかも船首(機首)方向とは限らないので視認しにくいです 鉄塔にレーコンを付けて存在を示せばいいと思いますね
お礼
回答ありがとうございます。 素人考えですがレーダーのディスプレイでは対象物の方向だけでなく、位置が表示されるので、レーダーの原理で距離が測定できなくてもレーダーの原理以外で距離が解れば実用上問題は無いと思います。 いずれにしても円形断面のケーブルはレーダー探知にとっては大変に見つけにくい物であることが解りました。 ありがとうございました。
- polymer1
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レーダーって、電磁波を色んな方向に照射し、その反射波から物体の存在(方向や距離等)を明かにする装置ですよね。電線のような細いものだと十分な反射は得られないと考えられますし、そのレベルを探知できるようにすれば、鳥や虫程度の者(物)の存在も探知してしまうように思えます。 別にレーダーにこだわることはまったく無いのですから、送電線情報とGPSをリンクさせれば、100m単位はおろか、数mの精度でも警報を発することは出来ると思いますがどうでしょうか? といっても、もうこんなもの既に有るように思いますが、搭載しているか? 使用しているか?の問題の方が多いかもしれません。 フレミングの法則を応用する考えは、ありうると思いますよ。但し、此の場合は、電流による磁界を感知させることになりますが、地球上であれば何処にも磁界が有るわけで、送電線由来のものと地磁気等によるものの区別感知は、結構難しいかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 地図情報は、あくまで補助として助かりますが、死んだ情報に依存して操縦するのは危険すぎますので、あくまで現地で現物を探知しないと危ないです。電線だけでなく、ハングライダーや大型の鳥など動的な対象にも有効な探知装置が欲しいですね。 送電線に関しては、やはり、運動会の万国旗みたいに送電線にアルミ箔の”旗”を延々とぶらせげておくのが良いですかね。レーダー用のアルミ箔と目視用の黄色いリボンを交互にぶら下げるほうがよいでしょうか。 瀬戸内海の景観を乱すとのご批判があるでしょうから、なにか芸術的価値があるようにして、なおかつ目立つ(電波的に、また目視的に)工夫が必要ですね。
- mtaka2
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高圧送電線は、その名の通り、電圧を高くして送電しています。 そのかわり、電力のわりにそれほど電流は流れていません。 たかだか数千アンペア程度です。 一方、電線が発する磁界は電流に比例し、距離の二乗に反比例します。 ですから、距離が離れれば、あっというまに減衰してしまいます。 たとえば、 1Aの電流が流れる電線(=100V 100Wの機器への線)から10cm離れた所の磁界と、 1万Aの電流が流れる電線から10m離れた所の磁界は、 等しくなります。こんな弱い磁気はとうてい検知できるものではありません。 そういう実用性のない制御装置を作るぐらいなら、 送電線そのものに、わかりやすい標識を付ける方が現実的だと思います。 今回の事故でも、鉄塔にはそういう目印が付いていましたが、 事故現場からは鉄塔が島影で見にくくなっていた、という話もあります。 法律では鉄塔もしくは電線に標識を付けることが定められていますが、それを 電線の方にも必ず付けるよう義務づける方が効果的かと思っています。 なお、本論とは関係ないのですが > 四国の近くの日本海 四国の近くに日本海なんてありません。今回の事故は瀬戸内海、香川県と岡山県の間で起きました。 あと、今回の事故は廃船を調査するために低空を飛行していて起きた、という話もあります。 http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100819-OYO1T00804.htm そういう公務での事故を「自損事故で犬死した」と言うのはひどいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘の通り「犬死」は酷い表現でした。 ご遺族の事も考え猛省しております。 お詫びのうえ訂正させてください。 そうですか、人類の英知では細い電線は探知できないですか。 目の見えない蝙蝠でもちゃんと探知できそうですが、人類の能力はまだまだですね。 送電線に延々と黄色いリボンをぶら下げたりすると、今度は景観を乱すとかいって怒られるかもしれませんね。
- sunspot_number
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今回の事故の報道を通して感じたことは、 何故そこに送電線が在る事を知らなかったのか。それが一番問題だと思いました。 あの送電線はテレビのニュースで見ても確かに発見しづらい。 でも送電線は突如現われた訳では無く以前からそこに在ったのです。 操縦士は航空路図は当然熟知しているはずですが、航空路図には送電線なんて記載されていません。 日本国内の航空路図は海上保安庁が発行しています。 国土地理院発行の地形図(例えば2万5000分の1)なら送電線は結構記載が有る物と思っていましたが、今回の事故現場近くの地形図を見ても両島間に張られた送電線は載っていません。 特定の地形図の更新は数年毎だから最新の状態は反映されていないのか? 航空法では今回の場合、通常なら送電線の150m以内では飛行できません。但し人命救助や、捜索活動など緊急事態ならOKですが、それはあくまでも送電線が在る事を操縦士が認知し目視で確認できている場合でないと駄目でしょう。 昔子供の頃ヘリコプターが市街地の送電線の傍(数十m)を送電線に沿ってゆっくり飛行しているのを見かけたことがあります。それは電力会社が送電線のメンテナンスにヘリコプターで観察していたようです。 これは私の個人的な意見ですがテレビの報道でも有りましたように今回の事故は操縦士の業務上過失致死傷の疑いが濃厚だと思います。被疑者死亡ですが。 でも操縦士本人だけでなく誰か周りの人が注意を喚起できなかったのか? 疑問です。 レーダーは難しいでしょう。断面が円形の電線(レーダー電波をほとんど散乱させてレーダー装置の方には反射波はほとんど返ってこない)でしかもあの太さ(細過ぎて)ではねぇ。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、細いので探知困難なのですね。 地図情報など過去の情報に依存して操縦するのは、補助的には役立つと思いますが、やはり現物探知の仕組みがないと今回の様な事故はなくせないのではと思っています。 逆に、北朝鮮のミサイルやミグ戦闘機が攻撃してきそうな場所にワイヤーを張り巡らせ解けば、奴らも探知できないわけですね。 これが本当の専守防衛かも、、、、!
- yamato1957
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>良い知恵があったら教えてください。 海底ケーブルが一番。
お礼
良いお智慧をありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 20世紀から高圧送電線に対するヘリコプターの衝突の危険が認識されており、回避の為に94GHzのミリ波レーダーで 電線を検知する研究がおこなわれていたのですね。 フレミングの法則を利用して磁束を検知するのではなくて、あくまでも物理的な金物を検知する方針ですね。 早く実用化して、全世界のヘリコプター乗りの命を救えるようになるとよいですね。