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悪人と善人
道徳や倫理などの教育を一切受けず、かといって悪いことも教えず、、、、要するに人間を何の教育も受けさせずに自由奔放に育てると、その人間は殺人も厭わない悪人に育つのでしょうか、それともずるがしこさの無い素朴な善人に育つのでしょうか。
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- ming3
- ベストアンサー率34% (67/197)
周囲で関わる人々、情報や環境などに影響されて育つと思います。 関わる人々とは、家族、親戚、近所の人々、友人など。 情報とは、読書、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など。 環境とは、自然豊かな場所か、自然が少ない場所か、動物を飼育しているかなど。
- sakura4531
- ベストアンサー率12% (2/16)
いわゆる「自然状態」論の話だと思います。 近代思想が国家の成立を要求する場合に、その原理的な根拠を提示するものとして、全く素の状態の場合、即ち教育も法律も何もない状態では人間はどのように振舞うと想定されるのか、という話です。 論者によって捉え方は全く異なりますが有名なのはホッブズとロック、それにルソーによるものですね。 ホッブズ『リヴァイアサン』における場合、自然状態は戦争状態とイコールです。つまり、誰もが自己の欲求を存分に出し合い、隙あらば他人を殺して土地を奪っていくような状態です。質問者様の言葉で言えば「悪人」です。 他方、ロックやルソーにおいては自然状態はそれほど過酷なものではありません。人々は欲望を持ちますが、同時に理性的な秩序を形成することが出来ます。これを「自然法」と呼びます。この場合、「善人」もおりますが、狡猾な人間により自由や権利が掠め取られていく、とも書かれているので、それはどちらかといえば「悪人」でしょう。 このように、論者によって様々ではありますが、基本的には「善人」タイプではないような気がします。 それはまた、性善説や性悪説(性白紙説もありますが)といった議論と同様に、科学的には論証しえていない話ですね。 しかし、たとえ意識的に教えられなくても、実際は日々の生活における環境によって人間は影響されます。従って、「自由奔放」とはいっても、無意識の「教育」が働いていると見るべきでしょう。「自然状態」論は、 ロックは除き)理論的フィクションとして構想されているので、質問者様のご関心により沿うものであると思った次第です。
- kaz1916
- ベストアンサー率27% (145/537)
サル山の猿とか、ヤクザの世界のようになるのでしょうね。 自己防衛に徹し、力関係には損得だけで対応するそんな人間になるのかな。 いまでも沢山いるような気がする。
- guri63
- ベストアンサー率15% (5/32)
善悪の区別がつかないのでどちらでも無い人間になると思いますよ。湧き上がってくる感情のまま動く感じですかね・・・。
- red-sky
- ベストアンサー率0% (0/2)
きっと、ずるがしこさの無い素朴な殺人鬼に育つと思います。 よって悪人。
- kirinzi
- ベストアンサー率25% (23/90)
環境によるとおもいます。人間を何の教育も受けさせずに自由奔放に育てる、たったそれだけの条件下ではなんともいえません。教育を受けさせなくても、その者は自然と自育するのですから。
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