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国と会社の違いは?!
地球の上にはいろいろな国がありますが,これは一つの社会の中にいろいろな会社があるのと似ているのでしょうか?あるいは全然違うことなのでしょうか?
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- shoji99
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物事の理解の仕方として「他のものにたとえる」というのは、有効な方法です。そういった意味で、国家を会社にたとえることも可能ではあると思います。また同時に、国家と会社では異なることもあります。 類似点 ・人間から構成されている ・一つの社会の中に複数存在しうる ・分離や統合などの現象がある 相違点 ・どこの会社にも属さないことは可能ですが、どこの国家にも属さないことは心理的には可能でも現実には困難 ・会社は国境を越えて活動しますが、国家は国際社会を超えて活動はしません ・株式会社に限ると、会社は従業員の利益ではなく株主の利益のために活動しますが、国家は建前上は国民の利益のために活動します。 ・会社は法律によってその要件が定義されますが、国家にはそのような明確な定義はありません。一応、国民と領土と主権が国家の3要素ですが、国際法でも条件を満たせば国家なのか、他国から承認されて始めて国家なのか、学説が分かれています(宣言的効果説と創造的効果説)。 などなど...。 ところで、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトという言葉があります(テンニス『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』岩波文庫)。ゲマインシャフトとは、「成員が互いに感情的に融合し、全人格をもって結合する社会」と定義され、ゲゼルシャフトとは、「成員が各自の利益的関心に基づいてその人格の一部分をもって結合する社会」と定義されます。因みに国家も会社もゲゼルシャフトに分類されます。
- zenzenzen
- ベストアンサー率1% (1/67)
プラトンの国家という本に見られるように 職業は本来利益追求を目的とするものではない. 国家とは,そこに住む人々それぞれが快適に生命を維持できるために必要な職業の集合体である. 職業はそれに専念することにより他に必要とされ,結果,己もそこに生かされる. 本来国家とはそうした職業によって構成された自給自足の組織体を言うものだろう. 国家全体が繁栄し,豊かになっていくことは喜ばしいことではある. しかし現代における地球温暖化,地球上の生物生態系の崩壊傾向は人類全体,もしくは地球上の生物全体の存続を危うくする. それぞれの企業,国家が,己の利益のみを主張しているときではない. 地球規模を視野に入れた循環共生型の社会構成を創造できなければ,自然界における生物の大量淘汰も起こりうるだろう.
お礼
ご回答有難うございました。利益というのは難しい問題ののように思いました。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
国家は法律をその領域に施行することができます。その領域において最高の権力を持っているのが国家です。そして国家を超える権力は存在しません。つまり最高の権限の主体なのです。それを主権国家と言います。国家は生殺与奪の権限などを有しますが、それ以外の組織にはありません。
お礼
ご回答有難うございます。ある国家が存続するすることは市民が基本的人権によって存在を許されていると同じように尊重されているはずであるということでしょうか。
- netcatme
- ベストアンサー率20% (76/371)
まあ、集団と言うことでは似てると言えば言えますが、国家という集団は特殊ですからね。 国家には主権があること、つまり全ての判断・決定を行えるわけです。会社とか国の法の範囲でしか刑罰も行えませんが、国家の上には何もないわけです。誰かを死刑にしたいと思えばできるわけです。国力の強弱はあっても、現在、植民地とかなくなったので、一応、対等な(?)関係になります。社会は会社の上位に立ち、社会正義は会社の利害に優先しますが、国家に優先するものは原則としてありません。まあ、強国との関係は大きく影響はしますが。 国際法とか国連とかそんなものは全て、国家の同意によって自ら選択したものです。(国際関係を良好にするためには同意せざるを得ない場合もありますが) 要するに、国家とは最強の怪物だということですね。 会社は職能集団ですからね、お金を儲けることを目的とした限定された集団で、国家と比べるよりはクラブとかに似ているのでは? 国家に似ているのは家族とか集合住宅とかが構成や目的では似ている気がしますね。
お礼
ご回答有難うございます。会社による一方的な解雇などは死刑に近いようにも思いますし、国家というのも本来は職能集団ではないかとも思うのですが・・・
- 04taka
- ベストアンサー率28% (277/958)
ちょっと思いついた事があるので、書いてみました。会社が無くても他の会社に入ればいいし、最悪自分で商売をすればいいと思うのですが、国は無くなって他の国に入れてくれるのか?存在の価値の重さが全然違うと思いました。 質問の趣旨を私理解してないような気が・・・。気にせず流して下さい!!。
お礼
ご回答ありがとうございます。国の場合でも亡命とか移民とかいろいろな手段はあると思いますが・・・。転職よりははるかに重いことですね。
- M0FUM0FU
- ベストアンサー率13% (32/235)
国民からお金を貰って秩序と福祉と公共施設等の税金を使って行うあらゆる行動を配当として与えてると考えれば仕組みとしては株式会社に近いかもしれませんね。中々面白い考えだと思います。 ただ、国が上に書いたような行動自体を目的としているのと違い、会社の目的はあくまで利益を出すことであると言う点で異なると思います。
お礼
どうもありがとうございます。国も何かの利益をあげていかないと成り立たない様にも思いますが・・・
- kenkenpapa
- ベストアンサー率15% (131/852)
会社とは営利を目的として活動する集団で、活動によって得た利益を役割によって分配するところ。 国とは国民の利益をむしりとって官僚がおいしい思いをするために官僚が作った檻のようなところ。 だと私は思ってマース。
お礼
有難うございました。どちらにもそれなりの存在理由はあると思いますが・・・
- zenzenzen
- ベストアンサー率1% (1/67)
会社は共同体として自給自足のできていない共産主義国家の形態そのものをとっている. 職業の専門集団国家と言えなくもない.
お礼
ご教示ありがとうございました。会社が国に似ているのか,あるいは国が会社に似ているのかということですね。
国家と会社の比較ですか? 目的が全く異なります。 国家の目的を貴方はどのように考えますか。 一方では、国家の経営は、日本では憲法で定めている条項がその規範を定めているものと思います。 中心である、政府(内閣官房、司法)、広い意味では日本では中央省庁をも含めることはある、が 主権者である我々が選んだ政治家が国会で議論をして立法をし、憲法に沿ってそれらを実現する、のではないでしょうか。 他方、会社と言う人格でも私的なものと公的な法人もありますが、株式、財団、社団、公益、宗教、特殊法人などです。 その多くは利益法人ですが、これらは利益の追求です。 その利益は、雇用を得ること、株主への配当、所得税及び固定資産税の支払い、その収税が国家財政の基本的財源になっております。
お礼
ご教示ありがとうございました。国益というのは同じ利益でも会社の利益とは違うわけですね。
お礼
ご丁寧な解説を有難うございます。参考にさせていただきます。