等価回路で説明すると
・同期機は、界磁電流で電圧調節できる内部電圧源と、直列等価インダクタンスで(大まかには)表現できる。
・界磁電流を変えると、内部電圧が変わり、等価インダクタンスの両端電圧が変化する。
・これによる電流 ΔI=ΔV/jX で無効電流である。
(ΔVの位相は、電源電圧とほぼ同じ)
・したがって、界磁電流で変るのは無効電流であり、力率が変る
磁束で説明すると
・同期電動機の端子電圧、周波数が一定なら、固定子鎖交磁束は一定
・したがって、全体の起磁力は一定
・界磁を変えて、界磁による起磁力が変化すると、全体の起磁力を一定に保つために電機子電流による起磁力が変化する。
・電機子電流の起磁力変化は電機子電流中の無効電流(励磁成分)変化であり力率が変る
といったあたりでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。