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手錠にモザイク???
最近、報道番組に於いて犯人が手錠をかけてる場面にモザイク処理をして放送してますが何故なんでしょうか?
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以前聞いた話では「個人のプライバシー尊重の為」と聞きました。 一般に、手錠をかけられたり、強制的に連行される事は「個人の名誉を著しく低下させる要因」ですね。 でも、逮捕あるいは連行される時点では犯罪が確定されている訳ではなく、「犯罪の容疑がある。」と言うことですね。 仮に現行犯逮捕であっても刑が確定する迄は容疑者ですね。 刑が確定するのは裁判所で裁判官が判決を言い渡す迄はあくまでも容疑者扱いです。これは検察庁に送られた段階でもそうです。 よって、最近の映像では手錠をかけられている部分にモザイクがかかっています。また、容疑者の顔写真の掲載が減少しているのも同様の理由からです。 更に言いたい事は、容疑者扱いの段階でその家族が地域の人からイジメに合ったり村八分(これは使用禁止言語でしょうか?)にされる事です。 刑の執行者でも無い周囲の人がなぜ家族をイジメなくてはいけないのでしょうか? しかも容疑者の段階で!! 余分な一節でした。
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- y45u
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http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=5774 同じ質問が前にあって回答した事があったので笑えました。 トップページの検索から「手錠」で検索できましたよ。
お礼
質問する前にまずは『検索』なのですね。 ご指導ありがとうございました。
皆さんの回答にあるとおり、目的は「人権尊重」です。 つまり、たとえ警察に犯人として逮捕された人でも、法律上は「無罪の推定」といって、簡単にいうと「罪人扱いしてはいけない」という規定があるのです。裁判が終わって初めて「有罪」となるわけです。 「無罪の推定」という考え方は決して新しいものではないのですが、以前はことごとく軽視されていて、テレビカメラの前をあたかも見世物のように連行したり、手錠姿を平気で報道したりして、社会もそれを容認する風潮があったのです。 それが変わってきたのが、いわゆる「ロス疑惑」と呼ばれた事件以降だと思われます。 この事件は、夫が妻を保険金目的にロサンゼルスで殺害したとされたものですが、被疑者とされた夫を、逮捕される以前から犯人と決め付けるような報道がなされ、なおかつプライバシーに関わるような過剰な報道がなされたのですが、結局裁判は無罪となり、逆に犯人扱いしたマスコミが名誉毀損で敗訴することになったのです。 以来、手錠姿を人前にさらすことの問題が重視され、警察も手錠を見えないように衣類で隠したり、カバーをつけたりといった工夫をするようになり、報道側も見える時にはモザイクをかけるといった努力をするようになったのです。(最近では被疑者の姿そのものをビニールシートなどで目隠しすることが多いようです。)
- kuma-o
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手錠(や縄)をかけている場面でモザイク処理をするのは、「人権擁護」という理由からではないかと思います。 #1でpen2sanが書いておられるように逮捕された時点では「容疑者」であって、「犯人」と決まった訳ではないですからね。 「手錠をかけられて連行」→「犯罪者」みたいなイメージがどうしてもありますし。 だからモザイク処理をして容疑者の人権に配慮しているのではないかと思います。 最近は、警察署から容疑者が出てくる時に手錠の上から布をかぶせたりして手錠が見えないようにしていたりしますよね。
お礼
皆様、ありがとうございます。 『人権尊重』という事なのですね。 でも顔は分かってしまいますね。pen2sanさんのおっしゃるとおり、犯人と確定するまで顔にもモザイク処理しなければなりませんね。