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固体・液体の表面張力
今、表面張力に興味を持っています。 いろいろな固体・液体の表面張力の値を教えてください。
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表面張力(表面自由エネルギー)の源は分子間力なので、分子間力の大きな物質ほど、表面張力も大きくなります。 エタノール 22.39 単位(mN/m) 1-プロパノール 23.71 ヘキサン 18.40 水 72.88 水銀 485.50 以上は20℃での値 固体にも表面張力は存在します。 しかし、測定が難しいので、色々な工夫がされています。 その工夫の1つにジスマンという人が考案した 臨界表面張力があります。 (いろいろな種類の液的を固体上に垂らし、接触角が0になる液体の表面張力を外挿法で求め、 その液体の表面張力の値を目的とする固体の臨界表面張力と言います。) 臨界表面張力は、固体の表面張力そのものではありませんが、参考にはなると思います。 ポリプロピレン 29 ポリスチレン 33 ナイロン6.6 46 ポリエステル(PET) 43 テフロン 18 銅は融点では1300程度の値で、温度上昇と共に少しずつ表面張力が低下し1500℃では1200程度になるそうです。 固体の時は1800程度らしいですが、この時の測定方法は知りません。 (結晶構造を持つ物質の表面張力測定方法のひとつに、結晶のへき開面を作るときのエネルギーを測定したり、ゼロ・クリープ法と呼ばれる結晶粒界の位置で生じた溝のある細い針金に荷重をかけて、その値から計る方法などがあるらしいので、それらを用いた値だと思います。)
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- matyuiny
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まず、個体には表面張力というものはありません。液体のみがもつ物性です。いろいろな表面張力の値ということですが、化学便覧で見た方が早いと思われます。表面張力についてのサイトを参考URLに載せておきます。水だけは載ってました。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。