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流体継ぎ手とトルコンの違いについて
流体継ぎ手とトルコンの違いを詳しく教えて欲しいです。 できればトルコンの長所と短所も教えてください。
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流体継ぎ手とトルクコンバーターは同じとはいえません。確かにトルクコンバーターも流体継ぎ手の一種ではありますが。一般に言われる流体継ぎ手では回転力を伝える事はしますが、トルクの増大作用はありません。 トルクコンバーター内部にはステーターと呼ばれる整流翼があり、このステーターがトルク増大作用を起こすのに重要な役割を果たしています。入力側のポンプインペラが回転していて、出力側のタービンインペラが静止している状況では、ポンプインペラによって作り出された動作油の流れは送り出されたままの速度で戻ってきますが、この時ステーターによってポンプインペラを加速する方向に偏向されて、ポンプインペラに帰っていきます。これによってポンプインペラはエンジンに与えられた力+帰ってきた動作油の力で駆動されことになるのでトルクが増大します。この作用はポンプインペラの速度>タービンインペラのときに成り立ち、双方の速度差が大きいほどトルクの増大作用が大きくなります。 単に流体継ぎ手と呼ぶ場合はこのステーターによる作用がない物を指す場合が多く、トルクコンバーターとは区別するべきでしょう。
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- tyubo9
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すでに回答済みのとおりです。 トルク(=回転力)コンバーター(変換機)なので、トルクの増幅作用があるかどうかがポイントです。 流体継ぎ手(ビスカスカップリング)と比較すると、、 長所:トルクの増幅作用。ギアを下げたのと同じ効果を得ることができますので、トランスミッションに使えば、より少ない段数のギアでも広い範囲をカバーできます。なので、ATはMTに比べると少ない段数ですみます。 短所:物が大きく、重く、高価になる でしょうか?
- hoshinasu
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こんにちは。 私もNo2の方と一緒の考えです。 流体継手(フルードカップリング)=ステータがない。・・・トルクの増大作用はない(トルクの増幅率は50%一定) トルコン=ステータがある。・・・増大作用がある。ステータをワンウェイクラッチでクラッチポイント以上の速度比ではトルク比を1以下にさせないようにフリュードカップリングさせるポイントもある。(ロックアップ領域) ですので別物だと思ってください。エンジンは一緒でもディーゼルとガソリンがある。というような考えはちょっと無理かな?でもそんな考え方でいいと思います。
- aotan2
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流体継手もトルコン(トルクコンバーター)同じものです、流体継手は直訳するとフルードジョイントですが、 実は同じ意味だと思いますが、トルコンの長所は普通のジョイントと違い接触面がなくオイル、または、水の抵抗によって動力を伝達します、 ですから磨耗することがありません、(車のクラッチは磨耗しますよね)
お礼
わかりました。 ありがとうございます。
お礼
わかり易い解説ありがとうございました。