No.6で
>震度7の判別方法の一つである「住宅の倒壊具合の調査」
と書かれていますが,現在の気象庁の震度階級の定義では,すべて地震計(それも震度を算出するマイコンを組み込んだもので,震度計と呼ぶ)によって算出されており,もはや被害状況は使われていません。
もちろん,震度計のない場所や,歴史上の過去の地震の震度を推定するということであれば,被害状況が大きな手がかりになりますが(実際インドネシアに震度計はないでしょうから),あくまでも参考値です。
しかも建物の被災状況は,建物の耐震性によって違ってきますので(日本の建築基準法が要求している耐震性は世界でもトップレベルです),外国に当てはめるのであればさらに慎重でなくてはなりません。
また,マグニチュードや震度が小さくても津波が大きくなることはありますので(津波地震という),他の地震との単純な比較はできません。
その他諸々の条件を考えると,No.6さんのように震度7(日本のですよね)と判断するにはまだ早いと私は考えています。もう少し詳しい分析が必要でしょう。
ただ,「アチェ州で改正メルカリ震度8」というのは,USGSが実際に調査分析して発表した値ですので,これは信頼してよいと思います。
なお,前の回答で「進言の目の前」とあるのは,もちろん「震源の目の前」です。
お礼
早々の回答有り難うございました。 震度は5強程度で揺れの時間は短かったとの事、 勉強になりました。 新潟地震ほど激しい揺れではなかったのかもしれませんね。 とても詳しい回答有り難うございました。