マグニチュードは(幾つか種類があるものの)地震固有の性質(開放されたエネルギー等に関連)を示す値で、地震学上の意味を持ちます。
震度は、単にある地点の揺れの情況を数値等で表現した物で、地震以外の要素(震源からの距離や、地形、地質など)の影響を受けるので、学問上の意味はあまりありません(他と比較できないから)。
また、震度を決める基準は幾つかありますが、まず日本で採用している気象庁震度階級は日本独自のものです。アメリカなどではメルカリ震度階級が使われています。
また、その測定基準も、かなり曖昧なものです。
例として、気象庁階級で震度7の基準(の一部)は“重さ数十kgの墓石の上部が倒れる”であり、日本式の墓石が現地に無ければ判定不可能です。
また、メルカリ震度階級で最大のXIIの基準は“あらゆるものが崩壊する”であり、なんとも言い様のないものです。
よって、震度7とかVIIIとか言っても現地でその基準を知っている人が居ないと判断できないし、仮に報道してもごく一部の地域でしか通用しない基準になります。
日本では昔より“震度”が重視されていますが、それは日本の風習のようなもので、海外では重視されていないようです。
お礼
さっそくの返事ありがとうございました。 ひどい地震でいたたまれない気持ちですが、 日本も、まだまだ準備が要りますよね。