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車の中のほこりが吸い出されるのはなぜですか?
科学的な裏付けを教えていただければ、と思って質問します。 きょういいお天気だったのでよく見えたのですが、運転席の窓を少し開けたら、中のほこりが吸い出されていきました。 これはなぜですか? 掃除機と原理は同じでしょうか。スピードを上げると吸い出される量も増えますよね。 試しに助手席と両方開けてみましたら、やっぱり運転席の方に流れるように思いました。 風向きと関係あるのでしょうか。何車線もあるところだったら、車線によって違いはあるでしょうか。 なるべく平易な言葉で教えていただけると有り難いです。よろしくお願いします。
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車の周りの空気の流れが速くなると空気の密度が下がって気圧が低くなります。車内は空気の流れがなく、外と比べると気圧が高いので、気圧の低い外へ向かって空気が流れていきます。 このように高速の流体によって吸い出されていくことをベンチュリー効果と言います。
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- japonicus
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車内の空気が吸い出される分、どこからか新たな空気が入っています。 エアコンの切り替えスイッチを「外気取り入れ」にすると、ファンを回していなくても自然風が入るので、その分だけ空気が押し出されます。 車速を上げればより多くの空気が流れる事になります。 エアコンが内気循環になっている場合では、ベンチュリー効果はほとんど現れません。進行方向に向かって細長い開口部ではベンチュリー効果が発生しにくくなります。また、サイドミラーや雨よけバイザーなどにより気流が乱れますので、吸引力は弱くなります。 どちらかと言うと、車内の空気が外に吸い出されているのではなく、通風口から入ってきた空気によって車内の空気(とホコリ)が外に押し出されている、と考えるのが妥当です。 試しにエアコンのスイッチを切り替えながら走ってみると、実感できます。
お礼
お答えいただいて、ありがとうございました。 なるほど! そうですよね、吸い出されるだけでは困りますもんね(笑)。あとで車に乗った時に、ぜひ、試してみたいと思います。きょうはきのうほどいいお天気じゃないので、きのうほどはっきりとほこり(目に見える空気の流れ)を視認できなさそうですけど。
補足
残念ながらきょうはきのうほど明るくなかったので、ホコリが見えませんでした。またお天気の日に試してみます。 みなさん、どうもありがとうございました。 すみませんが、今回のポイントは先着順ということでご了承下さい。
- keer
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車が走れば当然ボディーに沿って空気が流れますよね、空気が流れることによって圧力が下がり、結果ほこりが吸い出されたのです、流速が上がるほどに圧力は低くなるので、スピードを上げると吸い出されるほこりも多くなるのです。 これは流体力学の分野です。 もっと詳しくは「ベルヌーイの定理」で調べてみて下さい。
お礼
お答えありがとうございます。 先日は苛性ソーダのことを教えていただきました、HNが印象的なので覚えておりました、いつもご親切にありがとうございます。 ベルヌーイの定理(原理)でちょっとだけ見てみたら、こども科学館でふわふわと発泡スチロールの球が浮き上がっている、あれもそうらしいとわかりました。流体力学、ですか!難しいけど面白そうです。
- redowl
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ベルヌーイの原理 によるものとおもわれます。 車が走行するときの、風向き 車体の形状 窓の開け具合 などにより、変化します。
お礼
お答えいただいてありがとうございます。 ベルヌーイの原理。初耳です~。 あのー、ベンチュリー効果というのと内容は同じですよね?さっきちょっと調べてみて、いわゆるシャコタンはベンチュリーカーと呼ぶらしい、ふむふむ!とうなずいてたところです。
お礼
すばやいお答え、どうもありがとうございました。 そうですか、ベンチュリー効果!名前まである現象なんですね。なるほどと納得できました。