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総額表示って要は増税?
消費税のほとんどが外税表示だった時には思わなかったのですが「総額表示」って要は税金を含んでるわけだから企業にとっては法人税にプラスされる金額ってことですよね。 「消費税」と言うと消費者が払って企業はスルーしているような気がしますが、ガソリン入れるときだってその内の税金を引いた分の金額なんて意識してないし、120円は120円なんだから「総額表示」は消費者にとっては税金を含んだ金額が「値段」になるわけで... 法人税は利益にかかるけれどこの税金は売上にかかるわけだから原価や経費も含んだ金額に課税されるわけで、かなりツライですよね。法人税に換算すればとても5%どころの税率ではないような気がします。 薄く摂れば目立たないということで国にとっては良いのかもしれませんがいまさらながら何だかとても理不尽な税制度に感じます。8%とか10%の話も出ているようですし。 みなさんの意見はどうでしょうか。
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こんにちは。#1です。 むむ・・・。 どうやら私は、質問者さんにとって「狙い通り」の回答をしてしまったようですね(笑)。 >じゃ、売上税と流れがどう違うのか、というと変わらないと思うんですね。 >企業にとって売った金額に5%の税金がかかるという理屈にもなるような気もするのですよね。 これはまさにその通りですよね。 考えれば考えるほど、質問者さんが正しいです。 消費税は「売上税」だったのですね(恥)。 ウチは電機メーカーですが、今でも見積書から納品書に至るまで「税別」で記載されていますし 部品などの取引先も総額表示で見積を出すことはまずありません。 総額表示が義務付けられた小売店にしても、本来的には100円の商品を売り上げた瞬間から、 「商品95円+消費税5円」と分けて考えなければいけませんし、レシートにも消費税は記載されます。 以上のことから考えて、おそらく会社の経営に携わる方で、 消費税を「会社は税金を預かるだけ」と考えている人は少数派ではないように思います。 例え今後消費税が8%になったとしても、それに併せて価格を上げるところがほとんどで、 一部の体力のある、または厳しい競争に晒されている業種が、コストダウンで何とか吸収する努力を行なうのでしょう。 考えてみれば、総額表示になることで、アップ分を吸収しなければならない企業にとって見れば、売上の3%というのはバカ高いですよね。 売上高営業利益率が3%以下の会社だってたくさんあるでしょうから。 でも、法人税も穴の多い税制だと思いますよ。 世の中に、法人税を払っていない会社が山のようにある中で、 儲けたお金の半分以上を持っていかれるのが不公平である、という意見。 制度ですから納得はしてますし、ある意味ステータスでもありますから、頑張ることは頑張るのですけど・・・ 私個人としては、消費税は公平な税であると思っているんですよ。 福祉目的の増税にしても、その前にやることがある、という議論は置いといて、 きちんと使ってもらえることが前提にあれば賛成します。 むしろ法人税や所得税の減税と同時に行なうのであれば、10%程度の消費税にも賛成できる、という立場です。 長文すいません。 質問者さんの考え方は参考になりました(今までが考え足らず?)。 ありがとうございました。
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- code1134
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(税務当局は2004-4/1から)「総額表示」へ変更した訳ですが、この時点で税率は5%に据え置いたのも自明です。 よって総額(=X)税率=5%=.05ですから X/を(1+.05)で割った処の、Yが本体価格なのも算出出来る訳で、そこ迄遡るか否か?は個々人の好み(=経済観念?)によるでしょうね。 一例を示すなら、近くのスーパーでは(税抜当時の)牛乳が\138で、それが「総額表示」へ変更後は\144になりました。 この時、例えば私が10本牛乳を買うとします。 すると支払額は(\138*10本)*(1+.05)=\1449=aで 総額表示変更後は\144*10=\1440=bとなり b-a=\(1440-1449)=-\9で10本一括して購入の際、\9安上がりになる事例も発生し得るのです。 「細かい事に触れるな!」と指弾されそうですが、2005年2/15現時点で\1万を1年定期に預けても、利息=0ですから、バカにしてはいけない気がします。 又、何れ質問者がカキコまれている様に税率が8(or10)%とUPする時が来るのかもしれませんが、その場合でも、税務当局は「(200c年d月e日より)3(or5)%UPさせ、8(or10)%にします云々」とPRせざるを得ませんから、その時も例えば(1+.008)なり(1+.1)で売価を割れば税抜価格は求められるのですから・・・基本的に表示方式が変更になっても原則としては不変な筈です。 尚、スーパーによってはレジ袋不要と告げればシール等を貼ってくれる店もあり、そういった店では一本ずつ(この例では牛乳を)買った方が得になる場合があるのに触れるとともに、上記カキコみは消費者(支払側)からのみの見方たるのをお断りして置きます。
こんにちは。 税についてそれほど詳しくないですが。 質問者さんに少し誤解があるかも分かりません。 非常にザックリと説明すると、 消費税というのは、売るときには税金を乗せて売って、税金分は支払いが来るまで預かっているようなものです。 ですから、消費税を納めているのは企業ではなく消費者です。 もちろん企業だって物を買いますから、その分は消費税がかかります。 でも、最終的には消費者に買ってもらって完結するわけですから、最後には消費者に回ってくるわけですよ。 >法人税は利益にかかるけれどこの税金は売上にかかるわけだから 税金が売上にかかる・・・?少し違うのですけど。 やはり、払っているのは消費者で、企業はそれを預かっているだけ、という感覚でよいと思います。 因みに現在の税制で、企業の売上に直接税金がかかることはないです。 「売上税」というのは賛否両論ですが、個人的には賛成で、今後議論されて欲しいのですが。 消費税が総額表示になったからといって、本当は変わることはないはずなんですけど、 世の中は精神的なものでダメージを受けているような気がしますね。 「増税感で売上が落ち込む」とか「消費者に転嫁できず値引きを余儀なくされた」とかよく聞きますね。 そういうのは確かに痛いでしょうね。 百円ショップが5%分の値引きを強いられたら、それはやっていけないでしょうから。 ほとんどの百円ショップが、現在は実質105円ショップになっている筈です。 ウチの会社が受けた直接的なコストは「カタログ差し替え費用」ぐらいでしょうか。 あと、消費税分の計算が面倒だと事務の子が言ってます(笑)。 世間話です。すみません。
お礼
ありがとうございました。 世間話大歓迎です。 そうですね~。やはりおっしゃってるような意見があるとは思っていました。 私も企業は預かっているだけ、という感覚でした。が、考えてみるとそれは理屈のつけ方の問題で、じゃ、売上税と流れがどう違うのか、というと変わらないと思うんですね。 外税表示で、値札には消費税分は乗せなくて良いのであれば、車を買うときの重量税や取得税みたいなもので、まったく消費者が負担する税金という意識になりますが、そのとき車の価格を表示する際に税金分も含めた総額で表示しなさい、となった場合はどうでしょうか。「そのモノの値段」としてン万円なりがUPすることになりますよね。 総額表示は消費税UPのための伏線であるとよく聞きますが、それは消費者から税金を隠すことであって、裏を返せば消費税を企業側にシフトする、ことだと思うんですよね。そういう視点で考えれば、企業にとって売った金額に5%の税金がかかるという理屈にもなるような気もするのですよね。 どうでしょうか~。