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強酸性の水溶液
強酸性の水溶液ってありますよね、塩酸・硫酸・硝酸・塩素酸などなど。 学校で塩酸が飛び跳ねて手についてしまったんですが、別にそんなに痛いとか痒いとか感じませんでした。まあ学校のだから薄いというのもあると思うんですが。 そこで気になったんですけど、その塩酸・硫酸・硝酸・塩素酸のなかで一番酸性が強いものってどれなんでしょうか? ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか。
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どれも常温であれば、一瞬ついたくらいなら、水で洗えってしまえばすむことですね。硝酸ならちょっと皮膚が黄色くなりますが。これは硝酸とタンパク質の反応による物です。 さて、何を持って酸性度が強いというのかが問題ですね。 水素イオンを出す力ならば、pKaという指標を用いれば、塩酸pKa -4、硫酸pKa -3、硝酸pKa -1.6の順に強いようです。 そして、大して酸性度が強いと言うわけではないギ酸や酢酸は皮膚に浸透して痛みを感じますし、フッ化水素酸であればさらに骨を侵します。
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- aki-o
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たしか、溶媒がすべて水なので、酸の強さは、この4つは同じと大学の先生が言ってました。溶媒が水なので、酸の強さは#1さんのおっしゃるとおりですが、共通イオン効果によって酸の強さは同じになるらしいです。
- metalic
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酸の強さは#1の方が書かれたとおりです。 余談として、手や体についた場合ですが、洗ってしまえばいいのですが、服に一滴ついて気がつかないでいるような場合、薄い硫酸がついても水だけが蒸発して硫酸が残り次第に濃い硫酸に変わります。そうするとその場ではなんともなかったのに、後で服を侵し穴が開きます。 これは硫酸が蒸発しにくいためです。 よく硫酸を使って実験をする人の実験衣は穴だらけなんてことがあります。
- Ichitsubo
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#2 の134さんの説はちょっと違いますよ。 pH=1となるのは、濃度が、塩酸硝酸では0.1mol/L、硫酸では0.05mol/Lのときです。濃度が違えばpHは違ってきますのであまり参考になりません。 もちろん同じ濃度の場合は硫酸のpHが若干低くなって酸性が強いと言えます。
- 134
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塩酸、硫酸、硝酸は、酸の強さとしては、pH=1でいずれ劣らず強い酸です。 反応基質や反応条件により それぞれ特徴を示します。 あまり、比べる意味はないかもしれません。 塩酸は、もともと塩化水素ガスを水に溶かしたもので、開放していると塩化水素ガスが出ます。 硫酸は、酸としての性質の他、脱水作用があり、わずかな水分と接触することで、激しく発熱します。また、砂糖などの炭水化物と接触すると、水素2個と酸素1個の比率で抜き取り、炭の固まりにしてしまうなどの激しさを持ちます。 ちなみに、硫酸に三酸化硫黄を溶解させると、発煙硫酸と呼ばれるものになります。 硝酸は、硫酸ほどでないにしろ、やはり脱水作用があって、わずかな水分で激しく発熱します。 また、爆薬の原料になったりもします。
お礼
同じ強酸のものでもいろいろな使い方があるんですね。 ありがとうございました。
お礼
なるほど。 一言で強酸といってもいろいろなとらえかたがあるのですね。 ありがとうございました。