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障害児について
将来、障害児教育に携わろうと考えています。いろいろと学習していく中で、自閉症・アスペルガー・LD・ADHDなどを目にするのですが、特徴を読むとはっきりと分けられるものでもないような気がします。(つまり、同じような症状が複数に渡って記述されているのです)よく分からないので、ご存じの方がいらっしゃいましたら、これらの違いや共通点を教えてください。
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先ほどの1です。 いろいろな本をよまれているんですね。 確かに実際にいろいろな子ども(大人もいますね) に接してみなければわからないと思います。 明確にわかれているのではなく スペクトラム、といっていくつかの 症状にわたっている考え方が 最近ではされているようです。 ですから 4の回答者様のとおり、 発達障害でも一人一人違うのですね。 私のまわりにも 自閉症と診断された子どもや 診断されていなくても可能性があると みられる子どもや大人が数人いますが みんなそれぞれ違います。 障害児教育に携わりたいという希望を お持ちのようですが、小中学校の普通学級にも いることも結構あります。 知能の面や生活技能で問題がなく ある程度集団から逸脱することも ない子どもなら 保護者が普通学級を希望することも 多いからです。 幼稚園や小学校に入る前の検診の時に 気づいて診断を受ける子もいますが 保護者が自分のお子さんが自閉症であると 認めたくない、受け入れられないという 方もまだまだいると思います。 質問者様が将来、教育に携わるのであれば 自閉症の区別も大事ですが そういう子どもの成長や保護者との協力について どんなことをしていくべきかを学ぶ方が 実際の指導に役立つと思います。
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- overtone
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まだまだ 「原因」が究明されていないものですので 症状でカテゴリーわけしているのが現状です。 LDは 教育現場からのカテゴリー分けですし、自閉症は医学的な(カナーさんですね)の分けですし・・。 まだまだ これからの分野と思います。 おそらく、脳の解明がされていなければ原因究明は出来ない分野と思われます。 先日、東大でセミナーがありましたが そんな感じです。 勉強がんばってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。原因を究明することができれば、対策や治療もよい方法が見つかるのでしょうね。私もそれを期待しつつ、勉強に励んでいきたいと思います。
自閉性障害?広汎性発達障害?高機能自閉?といわれる子がいます母です。 足し算引き算漢字はできますが、LD?といわれたのが診断のきっかけです。 そわそわして繰り返し同じ質問をつづけるような行動で、すごく自閉っぽく見えることがあったり、 落ち着いてるときは ニコニコして 面白い子、といわれたり、 爆発して 泣きながら噛み付いたりすることも(一年に1,2回程度ですが)あってそういうときは、情緒障害の子でしょう?といわれたり… よくわからないけど、やっぱり何かに困ってるんだな…という感じの子供です。 診断名がハッキリしてる方が、対処法のヒントが見つかりやすいだろう、その背景に何があって困ってるかが知りたい、とは思うのですが、 診断がはっきりしない子って以外に多いみたいです。 私が思うに、いろんな特徴的な行動があって、それをどうしようか?と思う場合に、 いろいろ試してみて子供自身が楽になる方法なら何でもいいや、(アスペルガーでも、ADHDに対する接し方でも、じへいに対する方法でも、何でも。)(目が見えない子のお母さんの手記や 8人くらい(普通の)お子さんを育てた人の本が すごく役に立ったこともあります。ちなみにうちのこはめが見えてますふたりっこですが) 役に立つなら 診断名は 何でもいいや、よさそうなものは何でもやってみよう、 ほどほどに。。。というのが最近思うところです。 本で、自分が見たうちで、よかったなあと思ったのは、”十人十色なカエルの子"(東京書籍)という本です。 ご質問のような ちょっと変わった子、と見えるような障害に付いて 絞って書かれてるようです。 アスペルガーの当事者が参加してかかれた本のようで、こう助けてくれたら、、、というヒントもあるし、医学的な差異もかかれていて、薄くて分かりやすく、暖かい感じの本でした。うちの子にもちょっと見せてみました。これなら、障害があるということが、悪いこととか恥ずかしいとか思わずにわかるかも、と思ったからです。ふうんという感じで、えがかわいいのでニコニコしてみてました。学校の図書館でも置いてあることがあります。 もしまだでしたら ぜひ立ち読みでもされてみてください。 ほかに、子供向けの本で、障害べつに、じへいって何?LDとは?みたいなものがあり、それには、いくつかの引出しが開きにくい、という説明がされていました。LDなら、これとこれが開きにくい、じへいならこれとこれが開きにくいことが多い、という風に。それが 同じ診断名がついた別の子では、個人によって 開きにくさや、引出しの種類が違うということなのかなと思った覚えがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。実体験のお話はとても参考になります。やはり、それぞれが互いに関わり合っているということなんですね。ご紹介頂いた本も、先ほどネットで注文しました。到着を楽しみにしています。
息子が自閉症なのでそういう子たちと接する機会はよくありますが、複雑に重なりあっているのが普通で、はっきり線引きはできない場合が多いと思います。 普通は子供のときに判定を受けるでしょうが、成人してからアスペルガーと告げられ納得した、という例も複数聞きました。優秀な人が多いので、医者や弁護士の中にはアスペが多いとも聞きます。普通の人との線引きすら難しいということです。 LDやADHDの中には、自閉傾向のある子も多いと思います。私の知っているある子は、お母さんが「自閉症ではない」と断言する(医者にそう言われた。ADHDと言っていた)のですが、どうみてもバリバリの自閉症です。 子供は一人一人違うので、自閉症とひとくくりにされるのすら、とても困る場合もあります。ある程度、共有できる認識も多いのですが、こういうものだ、と決めつけられるのが一番迷惑ですね。 たくさんの症例を見て、経験的に理解してもらうしかないと思います。医者によって判定が異なるくらい、ややこしいものであることを強調したいです。 うちの息子の場合も「正常」「自閉傾向を伴う発達遅滞(お母さんの話しかけで改善)」「自閉症」と変化?しました(笑)。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり机上の勉強だけでは、それぞれの症状について理解できるものではないようですね。一番大切なのは経験と言うことなので、現場に出ることができるようになったら、一人ひとりの子供たちにしっかりと向き合っていきたいと思います。
アスペルガーは知的障害を伴わない自閉症です。 LDは学習障害、ADHDは注意欠陥多動性障害です。 それぞれ全く違いますが、症状からみますとアスペルガーでも多動がある場合もあるものですから、診断の際にはいろいろな場面での症状を総合的にみて判断しています。 ADHDと診断された子が、後から自閉傾向を持っていたとわかる、なんてこともよくあります。 はっきり分ける事はお医者さんでも難しいと思います。 学習するならば、実際に発達障害を持った子どもたちと接していくのが一番解りやすいのではと思います。 診断し分類することよりも、実際目の前にいるこの子の自立する力を伸ばしていくために、教師としてどう接していったらいいかを考えることのほうが現実的だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。私は以前、少しだけ障害児との関わりを持ったことがあります。その時、その子について、親と担任と医師の見解が違っていたので、どうとらえてよいのか迷ったことがあります。おっしゃるとおり、大事なのは分類の仕方ではなく、その子の応じた接し方・伸ばし方だと思います。
- nagayan-aichi
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専門に勉強したわけではありませんが、経験上の話 弟は、自閉症でした。 弟と同じ学校に通う友達のお話 A君は、自閉症かしら?と見えても「精神薄弱」と「自閉」の傾向がある B君は、精神薄弱に見えても、「精神薄弱」のほかに小頭症もある というようなケースがありました。 なかなか難しいものだと感じました。 参考になるといいのですが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり個人差があるので、一概にこれだと決めることはできないようですね。様々な角度から見ていくことの重要性を知りました。
- JW500
- ベストアンサー率36% (261/717)
発達障害に関する本を読んだことはありますか。 結構出てますので読んでみてください。 大きな書店なら教育書のコーナーに いろいろありますよ。 月刊なら「実践障害児教育」という本が 読みやすいと思いますし、 アマゾンなどで検索すればたくさんあります。 インターネットでも検索すれば たくさんありますので、まずはご自分で 読んでみてください。 日本自閉症協会 http://www.autism.or.jp/ http://www.a-spectrum.org/ ↑ここのサイトの説明はわかりやすいと 思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。私もいろいろと調べてみたのですが、なかなか明確な線引きが分からなくて質問いたしました。教えて頂いたサイトも見て、参考にしたいと思います。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。LDやADHD児は、普通学級に1~2名の割合で存在するという話を読んだことがあります。症状の度合いや程度でも、いろいろなケースがあるんですね。参考になります。子どもたち一人ひとりの成長に寄り添っていけるような存在になりたいと思います。