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いつになったら許してくれるのでしょう?
こんにちは! 小泉首相の靖国神社参拝問題や、歴史教科書問題、そしてそれに対抗すべく民間交流の相次ぐ中止など、今、韓国及び中国と日本の関係が悪化しつつあります。 個人的には、第2時大戦は、悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして行なった侵略だったと思っています。そう一言で片付けてしまうのは安直かもしれませんし、また、勉強不足だとも思っていますが、それにしても、第2次大戦で日本が行なった行為を、韓国や中国の方々は、いつになったら許して下さるのでしょうか? ご家族を日本軍に殺された方々のお気持ちを考えると、愚問かとも思えますが、例えば日本の首相が靖国神社を参拝するか否かは、毎年、この時期になると大きな話題になります。こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという質問でもあります。 戦争問題に関しては、知らない事もたくさんあり、ご教示という意味も含めてのご回答及びアドバイスをお願い致します。
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>非常に精神力と体力がいる問題ですね。 >決して、弱音を吐いている訳ではなく、単なる実感です! adelaideさんは、ひとつひとつの回答に誠実に真剣に考え返答を返していらっしゃるので体力・精神力の消耗が激しいと思います。その分こちらは書き甲斐がありますが・・・。 >そのA級戦犯に関連する件をご教示頂けますか? 「A級戦犯」とはこういうものだ、と言いたいのではなく、何故「A級戦犯」という言葉を使うのか?と聞きたかったのです。A級戦犯と呼ばれる人達を「A級戦犯」たらしめるのは東京裁判の判決だけです。私は東京裁判はでたらめもいいとこな日本を悪として貶めるための政治ショーだと思っているので「A級戦犯」と言う言葉に大きく憤慨します。日本国民に対する責任はあったと私も思います。日本人が、国民に対する指導者としての責任を追及した結果として言うのなら誠に結構ですが、戦勝国によるでたらめな裁判の判決の結果としての「A級戦犯」という言葉を使う事に、日本人の自主性の無さを感じます。戦犯と言ったら犯罪の犯人ですよ。 井上成美中将のお話は、敵に対して戦力的に劣っているのは兵隊さんの責任ではなく国力の不足が原因であり、不足なら不足なりの作戦をたてるべきであったのに、不足しているという状況を把握した作戦をたてずに兵を出したのはミスであり指揮官の責任である、と言ってるように私には思えます。指揮官としての自分の責任を感じているからの大将昇進の辞退と、その自分を大将に昇進させようとする上層部も状況判断の誤まりに気づいていない、との皮肉・批難をこめたのでは?。この場合の「開戦」は個々の戦闘の開始のことではないでしょうか? >結局はオウムの例えと同じで、焦点がずれる元となってしまうので うわぁちっちっちっち、オウムの例えといっしょにされてしまったか・・・。 私が言いたかったのは、中国と戦争になったら、という話じゃないですよ。 小泉首相を責任のない立場から非難する事と、過去の指導者を責任のない立場から非難する事はどう違うのか?という事です。 adelaideさんは小泉首相の決断を支持しておられますが、小泉首相の決断が外国からA級戦犯と断ぜられる結果となり、60年後の日本人が小泉首相をA級戦犯呼ばわりしていたらadelaideさんはどう思いますか?という話です。小泉首相の決断を「姑息」と言った石原都知事を「責任のない立場から」と批難していますが、では過去の「A級戦犯」を批難する今の日本人は「責任のある立場から」批難しているのでしょうか?という話です。過去の指導者の決断は、日本の将来がまったく予測のつかない暗雲の時代に戦争するか否かの決断であり、今の私達の生きる時代は日本が戦争する理由も必要もない時代です。今の私達は戦争するか否かの切羽詰った状況にないのに、切羽詰った状況だった当時の日本人の決断をああだこうだと言ってる訳です。 日本を、あるいは日本人を「加害者」呼ばわりする日本人もいますが、自分は加害者としての責任がない、という前提の言葉でしょ。日本は、あるいは日本人は「加害者」だが、自分は日本を(日本人を)加害者として責めているから、自分は日本人は日本人でも特別な日本人だ、と言ってる訳でしょ。 >現在とは情報量の異なるかつての日本人達のその決断が正しかったか? 当時の情報量を、今の情報量と比べても意味がないと思います。今の決断は今の情報量の中でするのだし、当時は当時の情報量の中で決断したでしょう。60年後の日本人は、 「60年前の日本人は情報量が今と異なっていたから小泉首相を支持するという間違った判断をしたんだ」と言うかもしれません。 当時の決断が正しかったか間違っていたか、なんて・・・。 当時の日本人は当時の情報のなかで正しいと思う決断をしたんだと思いますよ。 日本が占領下から独立を得たすぐ翌年の4000万人の署名と改正遺族援護法の可決です。 adelaideさんのA級戦犯と呼ばれる人達が戦犯である理由は >戦争を行なう事を決定し、その戦争で指揮をとり、多くの人々の命を失わせ、また各国 >の国土に甚大な被害をもたらしたから だそうですが、では日露戦争はどうですか?日本の存亡をかけた戦いでした。勝ったからロシアの支配を受ける事無く国が生き残りました。しかし多くの人々の命が失われました。ちょんまげを切ってまだ38年の日本が大国ロシアと戦争するなんてとても無謀な事だと今からなら思えますが、日露戦争を行なう事を決定し指揮をとった人達をadelaideさんはA級戦犯と呼びますか?日露戦争の決断は正しく、大東亜戦争の決断が間違っていた、というのならそれは単に勝ったから負けたからにすぎませんね当時も今も未来の事はわかりません。結果が前もってわかれば苦労しません。 今になって、当時の決断の結果がわかってから正誤を断じる事に何の意味がありますか? 各国の国土に・・・、とはどこの国でしょう?当時はアジアに国はありません。タイ以外はすべて白人国家の植民地です。 ちなみに、タイは日本がABCD包囲網など禁輸措置で苦しむなか、資源の提供を申し出てくれた事や、日本の開戦後タイも英米に対して宣戦布告したのをご存知ですか? >はたして今の日本人に戦犯を戦犯と呼ぶ権利・資格があって責めることができるのか? 当時の日本人が戦犯と断じた人達を今の日本人が戦犯として責める事ができるか?という話じゃありませんからね。当時の日本人も指導者達を戦犯と断じてないでしょう? 「A級戦犯」として東京裁判で有罪判決を受けながら、講和を結んで独立後、賀屋興宣は法相に、重光葵は外相になったという事実があります。「東條英機は戦犯だがこの二人は戦犯じゃない」ともしおっしゃるならその根拠は? それはそうと中国は何故この二人の政界入りに文句をつけなかったんでしょうね? >はい、ぜひ調べてみます!認識が180度変わってしまうかもしれませんね。 ついでに、東京裁判で東條英機がした主張も調べてみてください。自己弁護があるかないか、というより守ろうとしたのが己か日本か、という事も。廣田弘毅は弁明する事を潔しとせず被告にたった一度与えられた弁明の機会も放棄しましたが、国民に対する指導者としての責任という事を考えると、戦闘は終わったが外交としての戦争はまだ続いている、との認識を持ち、日本の為に最後まで戦った東條英機に私は感銘を受けましたが・・・。 >タイの報道機関のコメントで、 報道機関のコメントなら他国にも同じようなものはありますよ。日本でも朝日と産経は 180度違います。他国にも「朝日」と「産経」が当然あるでしょう。 youtarouさんのご回答は単に中国・韓国を評したものではなく、平和な大国である日本と相対化しているから見事なんですよ。日本人は国民に言論の自由を保障する国家を創りました。その結果日本人は日本を「加害者」呼ばわりする事ができます。法的にも制度的にも雰囲気・空気からも中国・韓国では日本を擁護する発言ができるのでしょうか?
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- soul72
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この問題に関しては、日本人がアジア諸国と日本との歴史的なかかわりに対して、あまりにも知識が無さ過ぎることに問題があるのだと思います。 Teru77777さんがおっしゃられている様に、豊臣秀吉といえば韓国では悪の代名詞です。対照的に水軍を率いて日本軍を撃破、戦死した将軍李舜臣はソウルの目抜き通りに銅像が立つほどの英雄ですが日本ではそんなこと教えません。 2年前にソウルに行くまでは、私も知りませんでした。 日本軍はソウルを蹂躙(王城を破壊しつくしたり)してピョンヤン(北朝鮮の首都)まで達したのに、日本の教科書では秀吉の「朝鮮の役」とかいう言葉でさらっと流されちゃったりしてます。 事実はひとつであっても、捉え方は立場によってまちまちです。 日本では、原爆の落ちた日や、終戦記念日は大きく取り上げますが、戦争を仕掛けた開戦記念日なんて聞きません。ましてや、南京虐殺の日に黙祷なんて絶対しませんもんね。 都合の悪いことは忘れたふり。そういう低俗な思考が国政のスタンスになっていると感じられるわけです。それが、アジア諸国が日本に対して不信感を抱く最大の原因であると思います。 韓国人の若い友人と戦争について話す機会がありました。 彼は日本に留学するだけあって、ある程度親日家なわけですから、一般論としては取り上げられませんが、別に日本人に対して恨みを抱いているわけではありません。 しかし、彼の祖父は日本人嫌いです。戦時中に日本語教育を受けていたそうです。 許す、許さないというのは、実際に戦争時に辛酸を舐めた(舐めさせた)当事者同士で語られるべき次元の話であると思うのです。 戦後に生まれた我々世代の人間同士に必要なのは、互いに、客観的な共通の歴史観を持つことではないでしょうか。 残念ながら今の日本の政治下においてはそれは望めません。 そういう教育を意図的に避けていると思われます。 ドイツでは逆に戦時中のホロコースト等のナチズムを徹底的に取り上げて、自国の暗い面の歴史も積極的に教えているようです。 しかし、それがために、自分がドイツ人であることを恥ずかしいという若者がいたりして、それも少し違うように感じています。 若い人達が個人としてなすべきことは、そういう日本政治のアジアに対する傲慢な姿勢を変えさせること(選挙権があるんだから)、個人個人が積極的に他の国の歴史・民族に興味を持ち、理解を深め合うことだと思います。 それが今の時代に生きる若い人たちの責務であって、その努力を怠った時こそ自分を恥じるべきだと思うのですが。 とりあえず問題の解決方法としては、手っ取り早く、日本と韓国の歴史教科書を取り替えっこして、2世代ぐらいに渡って教育してみてはどうでしょうか? お互いの思想が歩み寄って、ちょうどバランスとれるんじゃないでしょうか? 質問の答えになってないかもしれませんが、わたしはそんな風に考えています。
お礼
soul72さん、ご回答ありがとうございました。 何だか、ご回答に対し、本当に100%、納得してしまいました。 「都合の悪いことは忘れたふり。そういう低俗な思考が国政のスタンスになっていると感じられるわけです。それが、アジア諸国が日本に対して不信感を抱く最大の原因であると思います。」 は、本当にその通りですね。 数年前に、あの広島の原爆ドームを取り壊す案が出たことを憶えていらっしゃいますか?あの時は、その発想に対してショックで、「このままでは日本という国は本当に駄目になる」とまで思ったものです。 わたしも以前、インドネシア人の友人に日本の事を恨んでいるか?と聞いたことがあります。まあ、インドネシアは韓国や中国とは立場が全く異なりますが、「そんなことはもう全然ないよ。気にするな」と言われ、少し救われた思いがあります。 各国の一般外国人がたくさん出演して討論する某・番組がありますね。 以前、ナチズムを崇拝するイカレタ日本人が出演した時(あれは、本当に日本人として恥かしかったです)、ふてぶてしい彼らに対し、フランス人が殴りかかろうとしました。あれが怒りであり、憎しみであると思うのです。 恐らく、戦争中に実際に日本の為に辛酸を舐めさせられた方々の感情は、あの行為そのものだと思うのです。 わたしが彼らの立場でしたら、同じ気持ちでしょう。 しかしながら、では、どうすれば、いつになれば許してくれるのか?というのが今の疑問なのです。 韓国とは、子供達の交流も含む民間交流まで中止になり、そんなことを繰り返してどうするの?と思えるのです。
こんにちは。 日本は、韓国や中国などを占領していた時、 その国の母国語の使用を禁止し、日本語を強要しました。 「その国の言葉を取り上げる」というのは、一番やってはならない事で 大変な恨みをいだかれてしまいます。 親と子の間で言葉が理解できず、会話ができなくなってしまった、 という悲劇が多数起こりました。 もし、アメリカが日本に対して同じような事をしていたら 現在の対米感情はもっと違ったものになっていたと思われます。 また、靖国神社の問題にしても、もっと慎重になるべきです。 「お国の為に死んでいった人に敬意を祓わなければいけない」 という小泉総理の発言は、確かにその通りだと思いますが、 それとこれとは話が別だと思います。
お礼
ice001さん、ご回答ありがとうございました。 どこかで見たか聞いたかの話ですが、某局の旅行番組で、韓国に行った無知なオネエサンリポーターが、戦争当事に日本側が無理やり日本語を教え込み、使わせる状況にした事を知らず、日本語で話してくれる老人に「おじいさん、日本語が上手ですねぇ~」と「誉めてあげた」そうで、ヒンシュクをかっていました。 知らないという事は恐ろしい事だと思えました。 もっと日本人は自分の国にまつわる歴史を勉強するべきですし、報道するなり、出版するなりする方も、真実を伝えてほしいものだと思えます。
- koushirou29
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まず、「何時になったら」ですが、中国・韓国が戦争に対する謝罪を求めるのは 政治的カードの一つですので、何時になっても「許す」とは言わないでしょうし たとえ国交が上手くいっていたとしても何かにつけ出してくるでしょう。 だいたい侵略したのは日本だけではないはずなのに(特に中国)日本にだけ何時までも 言ってくるのは、日本が「敗戦国」で、その他のイギリスやフランスなんかは「戦勝国」で 極東軍事裁判では同じ「裁く側」に立った中なので言い辛いと言うこともあります。 香港なんてつい最近まで「イギリス領」だったんですよ? それを中国政府が認めていたのは、やはり政治的判断なわけで、感情論とは別の所にあるはずです。 靖国神社に奉られている人の中には「A級戦犯」と呼ばれる人もいるから参拝するのはどうか? と言う意見もありますが、「戦犯」なんてのは勝った国が勝手に犯罪人呼ばわりしただけで、 日本国民が「戦犯」としたわけではありません。 小泉首相が言っておられたように日本では亡くなれば誰でも「仏様」と言う考えもあります。 (神社に奉られているのだから「仏神」かな?)ですから日本人の考え方として、戦争で亡くなられた 方の魂にお盆にお参りするというのはとても自然なことと思えます。 その辺の事をもっと諸外国(特に中国・韓国)にじっくりと説明してはどうかなぁと思うのですがね。 そんなところでいかがでしょう?
お礼
koushirou29さん、ご回答ありがとうございます! なるほど、確かに、政治的または外交上のハートのエースに近いカードですね。 しかし、「謝罪」といっても、どのような形で「謝罪」をすれば、彼らが納得し、許してくれる「謝罪」になるのか、明確な要求はあるのでしょうか? 確かに「侵略」という点で考えると、歴史上、欧州には、もっと残虐であくどい形で他国を侵略した国々が存在する訳ですし、中国もその被害者のはずです。 そう考えると、「なぜ日本だけにいつまでも・・・」とも思えますね。 >小泉首相が言っておられたように日本では亡くなれば誰でも「仏様」と言う考えも>あります。 >(神社に奉られているのだから「仏神」かな?)ですから日本人の考え方として、>戦争で亡くなられた 方の魂にお盆にお参りするというのはとても自然なことと思 >えます。 これは、わたしも全くの同意見です。 でも、じっくりと説明をしても、無駄のような気さえして来ました。
- m_chappy
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率直な疑問ですね。この質問のような、率直な発言さえはばかれる現状に問題があるんでしょうね。 まず、「何時になったら許してもらえるか」ですが、結論を言いますと未来永劫許してもらえないでしょう。逆の立場ならそう思いますし、各地での民族・宗教にまつわる抗争を見ていてもそう思います。許してもらう、と表現すると、あたかも”無かったことにする”と受け止められる可能性があります。事実を認識した上で乗り越えることが必要なのです。乗り越えるためには、何らかの対処や努力が必要ですよね。さて、日本はどんな努力をして来たでしょうか? 努力項目を羅列しても実は余り意味がありません。国民のどれだけが事実を認識しているでしょう? 肝心の教科書は各論をぼやかしていて、何のことかわかりませんね。過去のことですから、全ての事実を洗い出すのは不可能かもしれません。歴史とはそういうものです。ただ、分かる範囲から、どういう理由でどう解釈するか、はできるはずで、そういう意味では日本は国としてのスタンスを明示しているとは言えません。内政干渉だの何だの言う前に、国としてのスタンス(=国民の常識)が無いと、個々の主張だけが飛び交い、全く混沌としてしまうわけです。これは国民として非常に恥ずかしいことですね。小泉さんの靖国参拝についても、個人として何を考えてもらっても良いわけですが、戦後の時間が経過しただけで、何ら対処していないのに反対が無くなるわけないんです。どんなスタンスの人でも、諸外国に文句を言われないような対処を施していないのですから。 靖国参拝については、A級戦犯をともに弔うことになるのが問題なんです。一般の戦没者と戦犯を同時に参拝しないような構造を作れば良いだけのことです。場所を分離するのも一つの手でしょう。戦犯であること自体に疑問をお持ちの方は、戦犯の墓碑を参拝すれば良いし、そうでなければ一般の戦没者を参拝すれば良いのです。 やったことはチャラにはできません。乗り越える努力は当事者と子孫の義務です。御互いよ~く考えていきましょう。 蛇足ですが、本件について見ると、小泉政権の無策が見え隠れしますね。本質の議論が一切成されない。ちょっとがっかり。
お礼
m_chappyさん、アドバイスをどうもありがとうございます。 文面を拝見していて、全部「なるほど~」と納得してしまいました。 実は先日、父とこの事で少し話し合いました。父は軍隊に入り、日本国内で自動車整備関係をしていたそうですので、戦地の悲惨さは体験していません。 少し過激な内容になります。今回の問題以外の事でも、韓国にしても中国にしても、意固地ともとれる国民性(というか、政府の方策?)がありますよね。頑として曲げない部分が彼らにはあるんです。それが、どう見ても、あまり正しくない場合も含めてです。 でも、そこには、何と言うか、信念のようなものを感じるのです。人間として、国としての意地のようなものが。 で、日本はどうかと言えば、アメリカとの関係を顧みてみれば、矛盾だらけの現状をつきつけられているにも拘わらず、何があっても、頑として撥ね付けるような事は全くしていない訳です。 「日本人は、意地がない」と父は言います。 わたしも、そう思います。 例えば広島や長崎で被爆された方々を始め、「アメリカのせい」で、人生を大きく変えられてしまった方々がいまだに多く存在していらっしゃるにも拘わらず、米軍の基地が日本には数多くあります。 アメリカは詫びていないし、被爆された方々は恐らく許していらっしゃらない事でしょう。でも、日本は、「許してしまった形」にしている。時間をかけて、いつのまにか、うやむやに。 これは、伝え聞いた話ですが、昭和天皇が在位中に、フィリピンのアキノ大統領が来日した際、晩餐会の席で、隣に座るアキノ大統領に対し、「I am sorry」と第二次大戦の事を詫びたそうです。事実かどうかはわかりません。 でも、仮にそれが事実だとしたら、宮内庁も政府もそれを国民に伝えてくれていないことになります。 どうしたら、韓国や中国が許してくれるのか?と考えた時、今のままの日本ではやはりだめだろうなと思えます。
靖国神社の問題に関しては俺も中国派です(^_^; 首相が公的にあそこに行くのははっきり言ってヤバいです。はい。 もしかしたら、神社の管理者はそんなつもりじゃないのかもしれませんが、「右翼系?」という言葉がそこはかとなぁぁく、俺の頭によぎったりするんです。 まあ、表向きは「気のせい」ということにしてますが(笑)
お礼
deagleさん、アドバイス、どうもありがとうございます。 ああ、そうですね。確かに、われわれ(?)一般人には、「靖国神社」=「右翼系」というイメージがありますよねぇ。 (・・・あんまりハッキリと書くと、マズイでしょうか?) お考えが中国派だという事は、「永遠に許さない」ですか? でも、どうしたら、許してくれるのでしょうか?
- nosukenosuke
- ベストアンサー率23% (41/176)
ものすごく稚拙なたとえ話ですが・・・ たとえば、adelaideさんのお子さんが、変質者に性的ないたずらをされた上に殺害されたとします。その犯人が起訴され、懲役30年の刑に服し社会復帰してきたとしましょう。その犯人は罪は既に償っているのですから社会的に(表面的に)責められたり迫害されるいわれはありません。しかし、その犯人がレンタルビデオ店でロリコンもののアダルトビデオを借りている姿を目撃したらどう思います? 「こいつはやっぱり・・・」と思って憎悪を新たにするのではないでしょうか? う~ん私も加害者側一個人の立場からすると「もう勘弁してよ、そんなつもりじゃないってば」とは思うのですが、国の首相としてはやってはならないことだと思うんですがねぇ・・・
お礼
nosukenosukeさん、ご回答ありがとうございます! 例え話の件ですが、過激な回答で削除されるかもしれませんが、わたしは間違いなく、犯人を殺すでしょうね。それも、わたしにできる限り残虐な方法で(小心者なので、大したことはできないでしょうが)。 それに、いまどき、日本で「子供を一人ぐらい殺されたって」懲役30年ということは有り得ないでしょう。長くてもせいぜい18年ぐらいでしょうかね? ・・・話が逸れました。 でも、それは、犯人という明らかな対象が存在するからで、戦争の場合は国対国です。 わたしも、「もう許してよ、戦争を起こした日本人の末裔として申し訳ないという気持ちは持っているのだから・・・」というのが感想です。 小泉首相には、わたし個人としては、参拝に行って頂きたいと思っています。 祖先達の霊に対して参拝する気持を第一にしているからです。 儒教の国・韓国でも、それでも許してくれないのでしょうかね?
- teru77777
- ベストアンサー率25% (15/59)
私の友達は 韓国へ出張した時 みみずかを 見せられ とても 気分の悪い思いをしたそうです。 こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという。。。。。 秀吉の出兵もいまだ うらんでいるようです。 許し合うことが 大切だと思います。
お礼
teru77777さん、こんにちは! 早速のアドバイス、どうもありがとうございます。 まず、すごく恥かしいのですが、再びの質問です。「みみずか」って、東京・大手町にある平将門の首塚と同じようなものの事ですか? もしよろしければ、教えて下さい。 秀吉って、A級戦犯にそういう人はいなかったし、もしかしたら豊臣秀吉のことですよねぇ・・・? だとしたら、答えは殆ど「永遠に許してもらえない」ですね。 わたしも許し合うことが大切だと思うのですが、加害者の国の国民の末裔なもので、それが言いにくいです。 でも、日本人はアメリカに対して、韓国や中国が日本に対して持つようなこだわり(そのこだわりが良いとか悪いとかは判断できません)は持っていませんよね。 何なのでしょうね、日本人って。
お礼
こんにちは、9033さん、詳細なアドバイスをありがとうございます。 また、夏休みをとっていた為、お礼が遅くなりました。申し訳ありません。 頂いたアドバイスの文面を拝見し、どれも「そうだな」と「もっともだな」と深く(素直に)納得してしまって居ります。 >日本を、あるいは日本人を「加害者」呼ばわりする日本人もいますが、自分は加害者としての責任がない、という前提の言葉でしょ。日本は、あるいは日本人は「加害者」だが、自分は日本を(日本人を)加害者として責めているから、自分は日本人は日本人でも特別な日本人だ、と言ってる訳でしょ。 そうなのでしょうかね?反省を元に、自分が戦後56年の現代を生きる日本人である事を前提に、謙虚な気持ちで考えていらっしゃるのではないのでしょうか? 特別な日本人ですか・・・。「そんなもの」存在しませんよね? >当時の情報量を、今の情報量と比べても意味がないと思います。今の決断は今の情報量の中でするのだし、当時は当時の情報量の中で決断したでしょう。 >当時の決断が正しかったか間違っていたか、なんて・・・。 当時の日本人は当時の情報のなかで正しいと思う決断をしたんだと思いますよ。 確かにおっしゃる通りなのですが、例えば、情報量が膨大になった現在は、昔のような、天上人的存在もしくは伝説的な存在の人物がいなくなって来ていますよね。 だから、かつてはそれが通ってしまっていた「天皇は神である」なんていう話は、現在は通じないですよね。そういう観点での発言です。 先日、NHKで、確か「歴史教科書はこうして決まった」というタイトルの番組をやっていました。東京の杉並区と中野区で歴史教科書を決定するまでの過程を追った番組です。 その中で、わたしは、「恐いな」と思ったことがあります。 それは、新しい教科書を作る会が編纂した扶桑社の歴史教科書の採用に反対する杉並区の住民が署名活動を起こし、かなりの数の(すみません、確かな人数は忘れました)署名が集まり、それが、あたかも住民達の確かな反対意見として、反対を訴える声となってしまっている事です。はたして、あの数の住民(確か・・・9,000人位でしたでしょうか?間違っていたらお詫び致します)全てが、事実の歴史を、どの程度認識していらっしゃるのかという事です。例えば、9033さんのように、ただただ真実を求め、勉強をなさって来た方々の判断の元での署名なら、それはそれで納得が行きますし、扶桑社の新しい歴史教科書を反対しても、何ら「恐怖」は感じなかった事でしょう。わたしが恐怖を感じたのは、こういう風にして、情報操作をされ、偏った思想にされてしまう可能性です。 「数」で訴え、勝利を得るのが真の民主主義だとも思えません。 まだ、第2次世界大戦を中心とする歴史を勉強し始めたばかりのわたしですが、何故か、歴史教科書を決定した杉並区の5人の委員の方々の中で、一番、ご意見として心に残ったのは、保育園を経営する年配の男性の委員の方のものでした。もちろん戦争体験者の世代の方ですから、尚更です。 扶桑社の新しい歴史教科書を、熟読してみようと思って居ります。 その教科書のもつ印象のみではなく、史実に基づいた歴史教科書を作る事が、日本人としての誇りを持つことにも繋がるように思えるのですが・・・。
補足
9033さん、幾度にも渡るご回答をどうもありがとうございました。 気がつけば、質問をさせて頂いてから丁度2ヶ月になります。 幸運な事に、知識溢れる皆様にたくさんのご回答を頂き、目の前に現れた難攻不落の山に向かって、どう登り、山頂を目指そうか思案している状態です。 特に9033さんには、何度もご回答を頂き、感謝の念は言葉に表せません。 9033さんのおっしゃる通り、何が事実で、何が事実ではないのかを基に、勉強をすすめたいと思っています。 今年は秋の訪れが早いようですが、この夏は、皆様のご回答のお蔭で、熱い良い夏を過ごせたように思えます。 今年の春に亡くなった、わたしの愛する人が、子供の頃、出征する訳でもないのに「麦と兵隊」という歌を歌い、ひとりでに涙が出てきてめそめそと泣いていたら、彼のお母さんが「貴方は、ませた子ね」と笑っていたそうです。もちろん戦争は終わった後です。 わたしの父が、いわゆる軍歌が好きで、わたしの幼い頃からレコードで聴かされ、「麦と兵隊」や「九段の母」や、その他多くの曲が歌えるわたしとしては、その歌詞を思い浮かべると、戦争は、終わってもなお人々に不幸をもたらすものだと思えます。 今回の皆様のご回答は、わたしの財産だと思えます。 また、難問にぶつかったら、どうぞご教示、宜しくお願い致します。 本当にありがとうございました。