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いつになったら許してくれるのでしょう?
こんにちは! 小泉首相の靖国神社参拝問題や、歴史教科書問題、そしてそれに対抗すべく民間交流の相次ぐ中止など、今、韓国及び中国と日本の関係が悪化しつつあります。 個人的には、第2時大戦は、悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして行なった侵略だったと思っています。そう一言で片付けてしまうのは安直かもしれませんし、また、勉強不足だとも思っていますが、それにしても、第2次大戦で日本が行なった行為を、韓国や中国の方々は、いつになったら許して下さるのでしょうか? ご家族を日本軍に殺された方々のお気持ちを考えると、愚問かとも思えますが、例えば日本の首相が靖国神社を参拝するか否かは、毎年、この時期になると大きな話題になります。こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという質問でもあります。 戦争問題に関しては、知らない事もたくさんあり、ご教示という意味も含めてのご回答及びアドバイスをお願い致します。
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>非常に精神力と体力がいる問題ですね。 >決して、弱音を吐いている訳ではなく、単なる実感です! adelaideさんは、ひとつひとつの回答に誠実に真剣に考え返答を返していらっしゃるので体力・精神力の消耗が激しいと思います。その分こちらは書き甲斐がありますが・・・。 >そのA級戦犯に関連する件をご教示頂けますか? 「A級戦犯」とはこういうものだ、と言いたいのではなく、何故「A級戦犯」という言葉を使うのか?と聞きたかったのです。A級戦犯と呼ばれる人達を「A級戦犯」たらしめるのは東京裁判の判決だけです。私は東京裁判はでたらめもいいとこな日本を悪として貶めるための政治ショーだと思っているので「A級戦犯」と言う言葉に大きく憤慨します。日本国民に対する責任はあったと私も思います。日本人が、国民に対する指導者としての責任を追及した結果として言うのなら誠に結構ですが、戦勝国によるでたらめな裁判の判決の結果としての「A級戦犯」という言葉を使う事に、日本人の自主性の無さを感じます。戦犯と言ったら犯罪の犯人ですよ。 井上成美中将のお話は、敵に対して戦力的に劣っているのは兵隊さんの責任ではなく国力の不足が原因であり、不足なら不足なりの作戦をたてるべきであったのに、不足しているという状況を把握した作戦をたてずに兵を出したのはミスであり指揮官の責任である、と言ってるように私には思えます。指揮官としての自分の責任を感じているからの大将昇進の辞退と、その自分を大将に昇進させようとする上層部も状況判断の誤まりに気づいていない、との皮肉・批難をこめたのでは?。この場合の「開戦」は個々の戦闘の開始のことではないでしょうか? >結局はオウムの例えと同じで、焦点がずれる元となってしまうので うわぁちっちっちっち、オウムの例えといっしょにされてしまったか・・・。 私が言いたかったのは、中国と戦争になったら、という話じゃないですよ。 小泉首相を責任のない立場から非難する事と、過去の指導者を責任のない立場から非難する事はどう違うのか?という事です。 adelaideさんは小泉首相の決断を支持しておられますが、小泉首相の決断が外国からA級戦犯と断ぜられる結果となり、60年後の日本人が小泉首相をA級戦犯呼ばわりしていたらadelaideさんはどう思いますか?という話です。小泉首相の決断を「姑息」と言った石原都知事を「責任のない立場から」と批難していますが、では過去の「A級戦犯」を批難する今の日本人は「責任のある立場から」批難しているのでしょうか?という話です。過去の指導者の決断は、日本の将来がまったく予測のつかない暗雲の時代に戦争するか否かの決断であり、今の私達の生きる時代は日本が戦争する理由も必要もない時代です。今の私達は戦争するか否かの切羽詰った状況にないのに、切羽詰った状況だった当時の日本人の決断をああだこうだと言ってる訳です。 日本を、あるいは日本人を「加害者」呼ばわりする日本人もいますが、自分は加害者としての責任がない、という前提の言葉でしょ。日本は、あるいは日本人は「加害者」だが、自分は日本を(日本人を)加害者として責めているから、自分は日本人は日本人でも特別な日本人だ、と言ってる訳でしょ。 >現在とは情報量の異なるかつての日本人達のその決断が正しかったか? 当時の情報量を、今の情報量と比べても意味がないと思います。今の決断は今の情報量の中でするのだし、当時は当時の情報量の中で決断したでしょう。60年後の日本人は、 「60年前の日本人は情報量が今と異なっていたから小泉首相を支持するという間違った判断をしたんだ」と言うかもしれません。 当時の決断が正しかったか間違っていたか、なんて・・・。 当時の日本人は当時の情報のなかで正しいと思う決断をしたんだと思いますよ。 日本が占領下から独立を得たすぐ翌年の4000万人の署名と改正遺族援護法の可決です。 adelaideさんのA級戦犯と呼ばれる人達が戦犯である理由は >戦争を行なう事を決定し、その戦争で指揮をとり、多くの人々の命を失わせ、また各国 >の国土に甚大な被害をもたらしたから だそうですが、では日露戦争はどうですか?日本の存亡をかけた戦いでした。勝ったからロシアの支配を受ける事無く国が生き残りました。しかし多くの人々の命が失われました。ちょんまげを切ってまだ38年の日本が大国ロシアと戦争するなんてとても無謀な事だと今からなら思えますが、日露戦争を行なう事を決定し指揮をとった人達をadelaideさんはA級戦犯と呼びますか?日露戦争の決断は正しく、大東亜戦争の決断が間違っていた、というのならそれは単に勝ったから負けたからにすぎませんね当時も今も未来の事はわかりません。結果が前もってわかれば苦労しません。 今になって、当時の決断の結果がわかってから正誤を断じる事に何の意味がありますか? 各国の国土に・・・、とはどこの国でしょう?当時はアジアに国はありません。タイ以外はすべて白人国家の植民地です。 ちなみに、タイは日本がABCD包囲網など禁輸措置で苦しむなか、資源の提供を申し出てくれた事や、日本の開戦後タイも英米に対して宣戦布告したのをご存知ですか? >はたして今の日本人に戦犯を戦犯と呼ぶ権利・資格があって責めることができるのか? 当時の日本人が戦犯と断じた人達を今の日本人が戦犯として責める事ができるか?という話じゃありませんからね。当時の日本人も指導者達を戦犯と断じてないでしょう? 「A級戦犯」として東京裁判で有罪判決を受けながら、講和を結んで独立後、賀屋興宣は法相に、重光葵は外相になったという事実があります。「東條英機は戦犯だがこの二人は戦犯じゃない」ともしおっしゃるならその根拠は? それはそうと中国は何故この二人の政界入りに文句をつけなかったんでしょうね? >はい、ぜひ調べてみます!認識が180度変わってしまうかもしれませんね。 ついでに、東京裁判で東條英機がした主張も調べてみてください。自己弁護があるかないか、というより守ろうとしたのが己か日本か、という事も。廣田弘毅は弁明する事を潔しとせず被告にたった一度与えられた弁明の機会も放棄しましたが、国民に対する指導者としての責任という事を考えると、戦闘は終わったが外交としての戦争はまだ続いている、との認識を持ち、日本の為に最後まで戦った東條英機に私は感銘を受けましたが・・・。 >タイの報道機関のコメントで、 報道機関のコメントなら他国にも同じようなものはありますよ。日本でも朝日と産経は 180度違います。他国にも「朝日」と「産経」が当然あるでしょう。 youtarouさんのご回答は単に中国・韓国を評したものではなく、平和な大国である日本と相対化しているから見事なんですよ。日本人は国民に言論の自由を保障する国家を創りました。その結果日本人は日本を「加害者」呼ばわりする事ができます。法的にも制度的にも雰囲気・空気からも中国・韓国では日本を擁護する発言ができるのでしょうか?
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- masahumi-1
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ちょっと気になる文章があったもんで.....。 nozomi500さんの >だいたい、昭和天皇の戦争責任が問題になった(本島市長>銃撃事件など)ころ、「戦争 >は軍部が勝手にやったことで、昭和天皇は平和主義者だか>ら反対だった。」ということ >でした。「大元帥」である、昭和天皇に逆らってやった戦>争で...... 昭和天皇が平和主義者だったなんて戦後、戦争責任や東京裁判から逃れる為に、政府や宮内庁が作り上げた偶像です 幾多の作戦において、天皇が軍に指図していたのは、事実です。有名なのは敗戦が濃厚になった戦争末期、もう大和を出撃させても無駄と海軍上層部はわかっていましたが、天皇が「大和はまだか」と言ったために、大和を出撃させないと無条件降伏を決断されないと判断し、大和乗組員を犬死にさせたわけです。もう21世紀です。(笑)そろそろ日本人は戦争でのこういう事実を直視せねば.....。 (もうすぐこの昭和天皇の戦争責任を膨大な資料から研究した本が講談社から出ます。なかなか日本人がやらないから、外国の学者さんが書いてくれたそうな) 9033さん 勝てば官軍です。9033さんがおっしゃっているような日本の功績も履いて棄てる程あるのも知っています。中国人が諦めていた荒れ地を農地に変えたのも日本人の功績です。 しかし敗戦した国がいくらご託を並べても自ずから天皇の 戦争責任を問わない国には、中国人や韓国人に付け入られるスキがあるということか.....。
お礼
masahumi-1さん、再度のご回答をありがとうございます。 >昭和天皇が平和主義者だったなんて戦後、戦争責任や東京裁判から逃れる為に、政府や宮内庁が作り上げた偶像です 幾多の作戦において、天皇が軍に指図していたのは、事実です。 これは、戦争に行ったわたしの父も常々言っています。だから、彼は個人的に昭和天皇を許していなかったし、現存する皇族全てを認めていません。 >有名なのは敗戦が濃厚になった戦争末期、もう大和を出撃させても無駄と海軍上層部はわかっていましたが、天皇が「大和はまだか」と言ったために、大和を出撃させないと無条件降伏を決断されないと判断し、大和乗組員を犬死にさせたわけです。 これは初めて知った事です。 わたしの父は、宮内庁の存在も許していません。 >(もうすぐこの昭和天皇の戦争責任を膨大な資料から研究した本が講談社から出ます。なかなか日本人がやらないから、外国の学者さんが書いてくれたそうな) 出版されたら、ぜひ買って読んでみたいと思います! でも、出版されたら、講談社の前には、極右ではない右翼もどきの喧伝カーが、いくらかの「立退き料」をせびろうとして、がなるのでしょうね。 それにしても、自称・他称含めてジャーナリストと名乗るお歴々は山ほどいらっしゃいますが、何でやらなかったの?と言いたいですね。 夏のこの時期にテレビに出演して、責任を問われないコメンテーターをしていた方が楽だからでしょうか? (ちょっと厳しすぎますか?) >敗戦した国がいくらご託を並べても自ずから天皇の 戦争責任を問わない国には、中国人や韓国人に付け入られるスキがあるということか.....。 おっしゃる通りですね。 日本人の曖昧さが、悪い形で出て、今日を招いているのですね。
補足
masahumi-1さん、幾度にも渡るご回答をありがとうございました。 質問をさせて頂いた日から丁度2ヶ月経ち、質問を締切らせていただく事と致しました。 お蔭様で、未知の世界を知る事も出来、大変勉強になって居ります。 また、何か困った時がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。 本当にありがとうございました。
- 9033
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>事実のみの歴史を勉強するにはどうしたらよいものかと 当時の韓国の人達は併合のプラス面マイナス面を考慮して条約にサインした、 が事実です。 韓国にも近代化を目指そうという人達がいた、も事実です。 当時の韓国の人達の考え判断を無視して、今の人達が「あれは脅されて結んだ条約だ」 というのが、政治です。「だいたいが失礼だ」は私の意見です。 「併合に賛成の人も反対の人もいた」が事実で、更に当たり前、です。 「いたかもしれない」は単なる憶測です。 近代化を目指し併合に賛成だった人達を今の都合で否定する事が政治です。 日本人が否定するなら、これは失礼です。 賛成だった人達を無視して反対だった人達のみを取り上げるのが政治です。 文盲率がほぼ90パーセントからゼロに近くなった、が「現実」です。「名目」ってなんだ? 日本と韓国が別の国なら公用語を日本語にする必要もありません。 併合したら文字がない。日本語を公用語にした。ハングル文字も学べた。 「併合した以上これは国民のため」が「名目」か? 公用語を決めて教育はしなかったオランダの植民地支配、愚民化政策とは違います。 「外国に出て安心して商売、仕事ができるようになったことをうらむ人がいるだろうか?」 「うらむぐらいなら最初から外国へ行って商売、仕事をしないのではないか?」 は私の疑問。 「国内でいくつも言語を使っていた」と「読み書きができない」は別です。 オランダ統治時代のインドネシアをみましょう。 「日本人の価値観でよそを測るってなんだ?」は私の疑問です。 「今の価値観で昔を測る、と同じことか?」も私の疑問。 「国事のために命を落としたか否か」は靖国に奉られる基準です。 「白虎隊が国のために戦ったか、それとも家族や故郷のために戦ったか」 は私は知りません。 「戦争は軍部が勝手にやったことで、昭和天皇は平和主義者だから反対だった」 これは事実ではありません。誰がそんなこと言ったんだろ? 事実は、当時の国民は戦争を支持した、です。 自身の賛成反対に拘らず政府の開戦決定を昭和天皇は認めた、が事実です。 「指導者には自国民に対して政策失敗の責任がある」は私の意見です。 「日韓併合が失敗だったなら韓国の指導者は韓国民に責任があったのでは?」 は私の疑問です 「当時の人達のぎりぎり苦渋の末の決断を、今の人が「間違っていた」と言うのは 思い上がりである」というのは私の意見です。 「私達は神ではない」は事実でしょ。 「戦没者をお参りすることで二度と戦争をくりかえさないという誓いをあらたにする」 これは、小泉首相が言っている参拝する理由です。 「友人と見てもらう必要はない」は私の意見です。 「国家と国家のつき合いは友情ではない」も私の意見です。 「現に友情と関係なくつき合っている国家はある」は現実です。 「韓国人と日本人との友人はたくさんいる」も現実です。
お礼
9033さん、早朝からのアドバイスをどうもありがとうございます。 ここ数日、小泉首相の靖国神社参拝問題が世間の注目を浴び、ご本人も、本当に苦しんでいらっしゃるのではないかと思えます。 >「国事のために命を落としたか否か」は靖国に奉られる基準です。 突然ですが、例えば、首相在任中に暗殺された浜口雄幸氏の死は「国事のために命を落とした」と思えるのですが、靖国神社に祀られているのでしょうか? 今後、もし自衛隊員が日常の自衛隊活動や平和維持軍活動などで命を落とせば、靖国神社に祀られるのでしょうか? わたしが挙げた例は「国事」ではないのでしょうか? 素朴な疑問です。 神社は信仰の場ですから、人間の純粋な気持ちから存在せねばならない訳で、また「不公平」があってはならないと思った為です。 >「戦争は軍部が勝手にやったことで、昭和天皇は平和主義者だから反対だった」 これは事実ではありません。誰がそんなこと言ったんだろ? 事実は、当時の国民は戦争を支持した、です。 当事の国民は、現在の北○鮮のように、一種の洗脳教育だった訳ですよね? だとしたら、「事実は、当事の国民は戦争を支持させられた」ではないでしょうか?
- nozomi500
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>しかし、小泉首相は、「まちがっていない」という認識の下に靖国参拝をしたいと思っているのでしょうか? 9033さんのように、「まちがいだ」と思っていない人は多いですから、小泉首相もそういう声を支持しているのだと思います。 「まちがっていない」と思っている者が謝罪するはずがないから、被害者側が許すも許さないもないですね。 個々のことでいえば、 「条約」は、「これをみとめないとただじゃすまんぞ」と脅して調印させたものですから、「子供の権利条約」などの条約とは意味が違います。 日本語を公用語として教育したのは、日本のためであって、韓国の国民のためではないですね。沖縄戦では、「日本人」であっても、「琉球語」を使ったものはスパイ扱いされたりしましたから、「名目」でどうあっても、「現実」のこととは別です。 「喜ぶ人たちがたくさんいた」というのも、日本人の見えるところではたくさんいたかもしれないけれど、うらむ人たちは弾圧されてオモテにでないから、実際のところあやしいですね。コロンブスが来て喜んだインディオも「たくさん」いたかもしれない。 ヨーロッパなど、多民族国家では、国内でもいくつも言語をつかっていますから、(「最後の授業」の話でフランスとドイツの取引材料にされたアルザスには「アルザス語」があった)日本の価値観でよそを測ってもしかたないです。 だいたい、昭和天皇の戦争責任が問題になった(本島市長銃撃事件など)ころ、「戦争は軍部が勝手にやったことで、昭和天皇は平和主義者だから反対だった。」ということでした。「大元帥」である、昭和天皇に逆らってやった戦争で戦死した人たちが靖国神社に祀られていること自体が靖国の理念に反することです。幕末の「白虎隊」の戦死者は「反天皇」軍だから、いくら家族や故郷のために戦っても靖国の対象外。(靖国神社は、昭和天皇が戦争に反対だったと思っていないのかもしれないけど) まあ、いろいろな意見を持つ人は多いですが、「悪意ある軍部による侵略」と「近代化」のくいちがいがあるかぎり、いつまでも日本を「友人」とは見てもらえないでしょう。 「ストーカー」と「恋人」ぐらいの違いですからね。
お礼
nozomi500さん、再度のご回答をどうもありがとうございます。 >「まちがいだ」と思っていない人は多いですから、小泉首相もそういう声を支持しているのだと思います。 「まちがっていない」と思っている者が謝罪するはずがないから、被害者側が許すも許さないもないですね。 「まちがいだ」と思っていない人が、どういう世代の方で、どういう事情でそう思っていらっしゃるのかは、興味のあるところです。 しかし、先にも述べましたように、罪無き戦犯という存在もある訳で、もしわたしがそういう方のご遺族でしたら、「あの戦争はまちがいだったし、日本人として謝罪はしたいけれど、国民の代表として、総理大臣には参拝をしていただきたい」と思うことでしょう。 小泉首相は、「まちがいだ」と思っていない人々の声を指示して参拝を希望している訳ではなく、もしかしたらわたしと似たようなお考えをお持ちなのではないでしょうか? 「まちがっていない」と思っている方々が謝罪をする訳がない・・・というご意見には、わたしなりに、少し考えてみます。 ・・・というのは、極右といわれるいわゆる国粋主義者でしたら、謝罪する気持ちなどさらさら無いでしょうが、人それぞれの立場によって、発想要因が異なるからです。 しかし、それにしても、昭和天皇が亡くなった際、殉死する人が誰一人いませんでしたが(一般の人が知る限りで、実際はわかりませんが)、今の日本に真の極右なんているんでしょうかね?
- 9033
- ベストアンサー率80% (4/5)
丁重なお礼をいただき恐縮しています。 確かに皆さんそれぞれのご意見をお持ちです。 たとえば、 「日韓併合は条約に基づいて行なわれた」 これが事実です。 「日韓併合前の朝鮮半島では、文盲率がほぼ90パーセントだった」 これも事実です。 「日本は併合したのだから日本語を公用語とし、教育普及させた」 これも事実です。 「だが、学校教育においてハングル文字を週に1時間学べるようにした」 これも事実です。 「その結果、文盲率はほぼゼロに近くなった」 これも事実です。 これらの事実を知った結果、 「日本は朝鮮半島で近代化を行なった」というのが私の意見です。 でも、 「日本は朝鮮人から言葉を取り上げた」という意見もあります。 日本語は公用語となったのですから、これが使えなければ何もできません。 友達同士がおしゃべりする言葉を規制できると思いますか? adelaideさんに知っていただきたいのは、人の意見・思想ではなく事実です。 その上でご自分の意見を創りましょう。 インドネシアを350年間植民地支配したオランダは、オランダ語を公用語と しましたが、現地人への教育は行ないませんでした。それどころか愚民化政策の為 現地人は250をこえる言語をばらばらに使っていました。 朝鮮半島にもどって。文字の読み書きができれば学問を学べます。 白人による有色人種差別の国際社会で、日本国籍の取得と創氏改名によって 外国に出て安心して商売、仕事ができるようになったことを喜ぶ人達がたくさん いました。 大きなお世話だ、と当時の人達が言うのなら話はわかります。 が、この「当時は喜ぶ人達がたくさんいた」という事実を隠して、 日本語強要、創氏改名、と今の人達が言うのは歴史ではなく、政治です。 日本は台湾でも日本語を公用語として教育し、文盲率をほぼゼロにしました。 今の台湾人が「台湾の近代化は日本のおかげ」と言うのは政治でしょうか? 今の韓国人が「言葉を取り上げた」と言うのは政治でしょうか? >子供達が歴史を学ぶ土台となる教科書でさえ、そこには書き手の主観が入ります 書き手の主観を排すために、中国や韓国のように教科書を国定ではなく検定制度に しています。 adelaideさんが主観が入っていると思う部分はどの教科書のどの部分でしょうか? >事実のみの歴史を勉強するにはどうしたらよいものかと 先入観をもたずにいくつかの本を読み比べれば事実か思想かはわかると思います。 >自分なりの正誤の判断をすればよいのでしょうね。 私達がどんなに「これが事実だ」と思いたくても、私達の思いとは別に事実は存在します。 日本は悪かった、と思いたい人の意見や思想に気をつけて事実を学びましょう。 日本は悪くない、と思いたい人の意見や思想に気をつけて事実を学びましょう。 なんて、偉そうな事を言えず私も気をつけて勉強しています。
お礼
9033さん、再度のアドバイス、どうもありがとうございます。 そうですね、9033さんのおっしゃるように、常に一方の立場からの観点ではなく、いろいろな角度から歴史を見て、事実=真実を認識して行きたいと思います。 文盲率の件ですが、(今、Office2000のWordでmonmouとタイプしても文盲は入っていなくて、bunnmouで出て来る事に愕然としています)今、生きていれば115歳くらいになる祖母は文盲で、かなり昔、駅で電車に乗るときに行き先が読めず、そばに居た女性に聞いたところ、「見ればわかるでしょ!」と言われ、情けなさと悔しさが混じった怒りをもっていたそうです。何故かその話を急に思い出してしまいました。 理由はどうあれ、韓国の方々の文盲率が低下した事に日本が影響していたという事実そのものには、少なからず救われる思いがあります。 その事実イコール文盲でなくなった方々の100%が良かったと思っていらっしゃるかどうかは、また別の問題ですが。 しかしながら、例えば帚木遥蓬生さんの「三たびの海峡」等を読むと、ただただ日本人として申し訳ない、という悲しみでいっぱいになります。 >adelaideさんが主観が入っていると思う部分はどの教科書のどの部分でしょうか? ごめんなさい、歴史教科書は読み比べてはいません。 ただ、「文は意を尽くさず」と言いますよね? 文章にはどうしても、書き手の主観が入り、また読み手にも主観が入る為、今回の教科書問題でも、賛否両論という状況になっている事も少なからずあるのではないかと思っているのです。 以前、もう廃刊になってしまいましたが、確か読売新聞大阪社会部が著した「戦犯」というノンフィクションの文庫本を読み、涙が止まりませんでした。取材にあたって戦犯とされる方々のご遺族を訪ね回った記者の方は、あまりの辛さに、最後は神経性の胃潰瘍になってしまったとありました。 戦犯にもいろいろとあり、中には罪無き戦犯の方々もいらした訳で、さぞや無念であったろうと推測されます。 そういう観点からも、わたしは小泉首相には靖国参拝をしていただきたいと思っている次第です。 来年の今頃には、勉強を重ねた結果、成長した意見をもっている自分になっていたいと思っています。
- 9033
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絶対に許す事はないでしょう。 けど、許しを乞う必要もありません。 韓国では大統領が変わるだびに日本に来て、謝罪を求め謝罪させ、 それを自国民にアピールし自分への支持に利用します。 何回謝罪してもまた謝罪を求める、というのは歴史の事実です。 お互いの友好の為に謝罪を要求しているのではなく、自国民へのアピールの為の 謝罪要求ですから、いつまでも続きます。 中国共産党は、共産主義による荒廃をごますかす為、自分達が日本を負かして 国の独立を守った、と13億人もいる国民に思い込ませねばなりません。 ですからいつまでも謝罪させたがります。 >悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして行なった侵略だったと思っています ドイツ国民がすべてをナチスのせいにしているように 私達も「悪いのは軍部だ」と思えれば簡単で楽でしょうがそれは間違っています 事実を知りましょう。 >勉強不足だとも思っていますが 勉強するなら、歴史を学びましょう。思想ではなく歴史を学びましょう。 まずはとにかく事実を知りましょう。その上でご自分の考えを創りましょう。 事実を知り歴史を学ばずに思想を学ぶと、 国際社会のうえでヘンテコな事をするはめになります。 たとえば、いつまでも謝罪を要求するとか・・・。 あるいは、いつまでも謝罪し続けるとか・・・。 >ご家族を日本軍に殺された方々のお気持ちを考えると 日本軍は(日本軍に限らず)戦争をしてたのですから、当然殺し殺されという事が おこります。戦争と犯罪をいっしょにしてはいけません。 朝鮮人と日本人は一緒に力をあわせて立派に戦いました。 韓国はそういった朝鮮人祖先を否定します。 私達はそういった日本人祖先を否定するような愚を犯さないようにしましょう。 つまり、思想ではなく事実です。歴史です。 「悪意ある軍部」に騙された訳ではなく、 日本のために、日本に住む家族のために、いずれ生まれてくる私達のために、 「靖国で会おう」と言って戦死した方達がたくさんいます。 日本はこの方達を靖国に奉っています。 家族を守る為に戦ったのではなく侵略の為に戦ったんだ、という思想を広める為に は中国と韓国は靖国を認める訳にはいきません。 アジア諸国からならタイ、インドネシア、スリランカ、インドなど、 政府関係者が靖国を参拝してくれています。 「悪意ある軍部に騙されて侵略してしまった」と日本人に思ってもらわなければ 先に書いたように中国と韓国は困ってしまいます。 思想ではなく歴史を学ばれたら中国と韓国は困ってしまいます。 だから、当然教科書には口出しします。 他に口出ししてくる国はありません。 >こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという質問でもあります 私達日本人が思想ではなく歴史を学び、事実を知ればなくなると思います。 私達日本人が中国と韓国だけではなく、他国にも目を向けるようになればなくなる と思います。 何故許してくれないのか、と中国や韓国に対して思うより、 何故許しを乞うのか、と私達日本人の問題として考えましょう。
お礼
9033さん、アドバイスをありがとうございました。 おっしゃる通り、わたしは事実を知りたいと思っています。 微々たる数ですが、戦争に関する本を読んだりもしています。 しかし、子供達が歴史を学ぶ土台となる教科書でさえ、そこには書き手の主観が入ります。 事実のみの歴史を勉強するにはどうしたらよいものかと、路頭に迷っているような状況です。 わたしの質問に対し、お答え下さったみなさんそれぞれのご意見があり、豊富な知識があり、しかしながら正反対ともとれるご意見もあります。自分の中で、どう咀嚼すればよいものか、とても困惑しています。 けれど、自分なりの勉強をして、その中で疑問にぶつかる度に、自分なりの正誤の判断をすればよいのでしょうね。 時間をかけて歴史上の事実を知っていこうと思っています。
ちょっと違う話になるかも知れませんが、数年前に、 アメリカで「原爆展を開こう」という計画が持ち上がった時に 「元軍人」という人達の猛反対にあって、結局、計画が中止になった、 という事がありましたね。 この時私たちは、「アメリカという国は、なんと心の狭い国だろう」 と思ったものです。 (大々的に抗議行動などは、しませんでしたが。) 反対したのは、ほんの一部の人だけなのに、アメリカの人全体が この問題を闇に葬ったような印象を受けました。 歴史教科書の問題も、同じ事ではないでしょうか。 「こんな事を言っているのは、一部の人だけなんだ」 と言っても、相手はそうは受け取ってくれません。 内容を修正する云々の問題ではなく、 このような教科書を作ろうとする人がいる、 という事そのものが問題にされているのではないでしょうか?
お礼
ice001さん、再度のご回答、どうもありがとうございます。 アメリカでの原爆展反対に関する記憶は、確かにあります。 わたしも随分と、がっかりしたものです。 失礼ながら、テレビ画面に映っていた旧アメリカ兵という老人の顔を見て、「こういう人がこの世に存在しなくならない限り、戦争に関する国同士の軋轢は続くな」と思ったものです。 ところで、問題の歴史教科書ですが、文章を作成した方と出版社の責任者の考えというか、公式なコメントは明らかにされているのでしょうか?
- nozomi500
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ABCD包囲網、というのは、経済制裁をうけた日本が改選の口実として言っていることであって、湾岸戦争のときのイラクと同じです。フセインのやったことが侵略なら、日本軍がやったことも侵略でしょう。 「悪意ある軍部が善良な国民を」とみんなが思っているなら、韓国や中国の人々は何も言わないのです。「新しい歴史教科書」でも、「靖国参拝」にしても、「まちがっていない」という出発点に立っているから問題になるのです。 「被害者」側からすれば、「同じことをもう一回やっても間違いだとはいえない」という立場の人と、安心して付き合えないですから。 アメリカの原爆投下にしても、非戦闘員の大量殺戮であって、国際法上、決して認められることではないのに、「正しい方法だった」ということであれば、今後、アメリカは「敵国」に対して核兵器の使用を認めていることになります。被害・加害をとわず、「間違いを繰り返さない」立場を明確にすれば、みんな仲良くできるはずです。このへん(間違いと思っていない)をはっきりさせないからいけない。 賠償金については、第一次大戦で莫大な賠償金を負ったドイツが、その金策のために新たな侵略をすることになった反省で、国家間の賠償をやめようということになっただけで、被害者である中国が、加害者である日本に対する経済制裁の協力に責任を感じる必要はまったくありませんね。(クウェートがイラクに、経済制裁の責任を感じるる必要ありますか?) ちなみに、「耳塚」は、豊臣秀吉の朝鮮侵略のとき、「首」だと荷物になるから「耳」を切り落として塩漬けにして持ち帰ったのを収めたものですね。京都の東山区にあります。 いまでは、日本でも、秀吉の侵略を「侵略だった」とみなされているようですので、韓国人にも、秀吉=日本人とは見られていないと思いますが、20年程前、「耳塚」の説明板をペンキで消したりする日本人(でしょうね)がいたのは嘆かわしかったです。 いまの日本人がモンゴル人を「元寇」の蒙古軍と一緒にせず、旭鷲山にあたたかい声援を送るのも、モンゴル政府が「元寇は正しい行為だった」なんていわないからです。 なお、靖国神社に祀られているのは「祖先の霊」ではありません。
お礼
nozomi500さん、ご回答ありがとうございました。 また、お礼が遅くなり、申し訳ありません。 >「新しい歴史教科書」でも、「靖国参拝」にしても、「まちがっていない」という出発点に立っているから問題になるのです。 わたしは、個人的には、あの戦争は間違っていたと、侵略だったと思っています。しかし、徴兵制で「もって行かれた」民間人に罪は無いと思います。 机の上で作戦を考え、指示していた軍人の罪の方が、戦地で相手国の人々を殺めた民間人よりも罪は重いと思っています。 しかし、小泉首相は、「まちがっていない」という認識の下に靖国参拝をしたいと思っているのでしょうか? 小泉首相が靖国参拝を中止することに対して、ご遺族から反対の声があると昨日のニュースで耳にしました。ご遺族にはお気の毒ですが、そういう行動こそが、「まちがっていない」という日本人全体の強硬な姿勢ととられてしまうのではないでしょうか?事実とすれば残念です。 また、わたしは、靖国神社には、戦死した一般国民の霊も祀られているのかと思っていました。認識不足です(赤面)。 しかしながら、軍人も軍属も日本人であり、わたしたち日本人の祖先の一人、一人だと思えます。 中には、罪無き戦犯の方もいらっしゃる事でしょう。 しかし、それ以外の軍人と軍属クラスの方々の霊は、同じ国の末裔として参拝するに相応しいような気がするのです。 小泉首相は、その辺のことを言っているのではないかと思えるのですが・・・。 でも、A級のみならず、戦犯が祀られている事がそもそもの「間違い」のような気もします。
- ikuyat
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少し関係のないことですが、日本が世界大戦に踏み切った理由、も少なからずあるんです。忘れられがちですが、結果的に侵略戦争と呼ばれることになったにせよ。 まるで狂気のように突然真珠湾を襲った、なんてことはなく。 ABCDラインによって、(大体世界地図の中国から右下に向かって四分の一の円を大きく描いたラインな感じです。A=アメリカ、C=中国、BDは忘れました;ごめんなさい)日本は輸入路を絶たれました。 日本は資源のない国です。絶たれてしまったら石油などこれから手に入る術がありません。 だからしょうがなく奪うために戦争に踏み切ったのだと、聞いたことがあります。 そのため責任を感じたのか、あれだけ日本に侵された中国が日本から一切戦後賠償金をとっていないんです。注目すべきことではないでしょうか。 このあたりマスコミ言わないのがどうしても気にかかります。 日本軍を弁護したいわけではないのです。念のため。
お礼
ikuyatさん、アドバイスをありがとうございます。 また、お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。 なぜ日本が世界大戦に踏み切ったかの理由は諸説ありますよね。 真珠湾攻撃も、暗号の段階でアメリカに解読され、アメリカ側は承知していたことだと。あの、ゴルゴ13でさえも、それに伴う話がありました。 でも、ABCDラインというのは初めて耳にしました。 日本から中国に戦後賠償金を一切支払っていないそうですが、政府開発援助として費やす費用はそれに該当する部分も含まれているのではないかと思えます。 いずれにしても、この問題は、知れば知るほど深みにはまり、判らない事だらけ、知らない事ばかりという感じです。 わたしは、中国にはもっと政府開発援助を注ぎ込み、日本に不法入国せずとも中国の国民が安定して食べて行ける環境のお手伝いをさせて頂くという気持ちが大切で、それが足りないのではないかとも思えます。
- bewise
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韓国や中国、フィリピンなど、大戦中日本軍の犠牲になった国の人々とつきあいのある者です。彼らは、「未来永劫決して許さない」とは思っていないと思うし、ましてやよく日本で聞く「外交カード」とも(少なくとも一般大衆は)思っていないと思います。でも日本で生まれ育った私達の中では、「これだけしてるのに、なんで?!ゴネ得狙ってるの?あさましい!」と、多かれ少なかれ思っている人、そんなに奇異ではないように思います。このギャップはどこからくるのでしょうか? ひとえに、日本国内で、様々な思惑により為されている情報操作によるものだと思います。日本軍が行った行為について、そして日本が国際社会でした約束について、極めて日本に都合のいいように取捨選択された情報が与えられた結果、国民には「どうやら日本軍は戦中、非道いことをしたらしい」といった字面な認識しか浸透していないのが正直なところではないでしょうか?日本軍がした行為を知り、ひとりの人間として、怒りにふるえたことがありますか?これがまず、「過去の過ちを過ちとして認める」ということだと思うのです。「そんなことは無かった、あれは過ちではなかった。」と言っている限り、相手を許すなんてできるわけないですよね?事実を広く知る。その上で、心ある人として、これまた心ある人である相手と向き合い、人としての誇りを持ってできる言動こそが、正しいものであると信じています。 いくらでも事例はあるのですが、話題になっている教科書問題、靖国参拝について一例ずつ参考をひきましょう。このような認識、ありましたか? まず話題の歴史教科書問題について。 ***************以下参考*************** たとえば一九九八年、当時の小渕恵三首相は、来日した金大中大統領とともに日韓共同宣言を発し、その中で「わが国が、過去の一時期、韓国国民に対し、植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫び」を述べました。 そのうえで、「両首脳は、両国国民、特に若い世代が歴史への認識を深めることが重要であることについて見解を共有し、そのために多くの関心と努力が払われる必要がある」旨強調しました。 若い世代の歴史認識を深めるために「多くの関心と努力が払われる」とすれば、そこに教科書が含まれることは、誰がみても明らかです。 韓国は、この日本の代表が発した言葉を信じ、以後、歴史認識で日本への強い批判は控えることとし、戦後ずっと拒否してきた日本文化の受け入れへと大きく転換したのでした。 教科書問題での韓国からの要求は、「外圧」などでありません。 「日本人は、 私たちへの約束を破るのですか?」という問いかけにほかならないのです(同じ趣旨の約束は、 右の直後に来日した中国の江沢民主席とも交わしています)。 ***************以上参考*************** 次に靖国参拝問題。 ***************以下参考*************** 「国のために(正確には現人神である天皇の「神の国」のために)命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを信じて戦死した人達への約束を、諸外国の「内政干渉」の為に破るのは「無責任」だという意見を聞くことがあります。また、「国のために命を散らした人に、感謝と敬意をはらうのは当然。だから靖国参拝の何が悪い」という発言を良く聞きます。しかし、これは靖国神社に対する戦後処理の経緯を知れば、いずれも、前半部分は確かに妥当なのですが、後半への論理は(意図的に?)飛躍・もしくは事実誤認していて、全体としては支離滅裂であることがわかります。 確かに、「国のために命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを支えに、国民が戦争の犠牲を受け入れたということがあったというのは事実でしょう。だからこそ国際社会では終戦直後より、天皇に命を捧げた人が「神」として奉られるという「戦意高揚装置」としての靖国神社を廃止する声が高まりました。(もちろん、それら全ての可能性を含めて無条件降伏の「約束」をしたのは、日本です。)しかし、GHQの宗教担当者ブルーノ・ビッテルの「国家のために死んだ人々に対して敬意を払うため、靖国神社にその霊をまつることは自然の法に基づくものである。国家神道が誤った国家主義の根本であるなら、廃すべきは国家神道で靖国神社ではない(1945年10月)」をはじめとした意見を受け、GHQは靖国神社に次の2つの選択を迫りました。(1)国家との関係を絶って宗教施設として存続する(2)宗教色のない戦没者追悼の記念碑的施設にする。「靖国神社」が「選択」したのは前者、(1)でした。 ですから、「国のために命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを信じて戦死した人達への「約束」を破るという意味では、そもそも終戦と引替えに、その「約束」は日本側の選択によって既に破られているのです。「靖国神社へ公式参拝するな」というのは、何も独立国である現在の日本に対する内政干渉ではなく、無条件降伏により敗戦した「日本側」が、戦後処理過程で国際社会に約束したものであり、「国際的にした約束を守れ」というものです。 ***************以上参考*************** 最後に。。。他人の言葉ではありますが、私の平和に対する信条です。 ***************以下参考*************** 一般には、簡単に「許しましょう」というが、 本当には簡単に許してしまってはいけない。互いに平等な立場であれば、博愛主義は大事であるが、そうでなければ、弱い立場の人に不当な我慢を強いることになる。「過去を振り返ることは将来に対する責任を担うこと」という言葉は、痛みを痛みとして受け止める事から出発することを訴えている。皆仲良くしましょう」では、本当に苦しい立場の人を取り残すことになる。 共に苦しむから、共に喜べる。平和は、力や法ではなく、「はらわたを突き動かされる」共感から生まれる。「平和」は、悔しい思いをしている人のいない状態であり、正義が実現している状態である。 ***************以上参考***************
お礼
bewiseさん、長文のアドバイス、どうもありがとうございます。 アドバイスを拝見し、わたしの能力で理解できるまで咀嚼するのにかなり時間がかかると思いますので、お礼は改めてさせていただきます。
補足
bewiseさん、きちんとしたお礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。 参考URLは時間をかけて、読み進めたいと思います。 アドバイスを拝見していて、第二時大戦とその前後に関する自分の知識の貧しさと認識の甘さを痛感致しました。 〉事実を広く知る。その上で、心ある人として、これまた心ある人である相手と向き合い、人としての誇りを持って 〉できる言動こそが、正しいものであると信じています。 わたしも、bewiseさんのおっしゃる通りだと思います。 日本軍が行った行為を知り、人間として、怒りにふるえるような経験はありませんが、「何と言う事をしたのだろう」と恥ずかしさや悔しさ、申し訳なさ等が入り混じった複雑な気持ちから涙した事は何度もあります。 しかしながら、軍人ではなく、召集令状一枚で強制的に戦地に連れて行かれ、例えば神風特攻隊や人間魚雷回天などで失われた若い命を思うと、彼らもまた犠牲者であり、戦死者の大多数は同様であり、にもかかわらず、彼等の魂やご遺族は、韓国や中国の人々のように「あなた方の事は許さない」と言える相手がいない訳です。 そう考えると、戦後生まれのわたしがこのような事を言うのは大それたことなのでしょうが、「もう、許して下さい。許してあげて下さい」と思うのです。 戦争に関する問題は奥が深く、これから少しずつ、事実を知り、勉強をして行きたいと思って居ります。 本当にありがとうございました。
- masahumi-1
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adelaideさんは、「悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして」とおっしゃっていますが、大事な責任ある人を忘れています。「昭和天皇」の戦争責任は、いまだにアジアの諸外国に対してはっきり国として表明していません。 さらに神社(日本神道)は、天皇を頂点にした宗教です。そこへ公式参拝するような政治家を中国・韓国が許すでしょうか?そして戦争責任に限定すれば、財閥の関与も抜けています。三井、三菱、住友など当時の財閥が軍をけしかけたのはほぼ間違いないと思います。 ただひとつ思うのは、世界中が戦争をしてたのに、日本がこれ以上謝罪する必要があるのかという事です。 歴史教科書問題は、明らかな内政干渉だと思います。 だってそうでしょう?戦前、政府が認めた歴史観でしか教科書を発行できませんでしたが、中国の干渉をうけて、一方的な歴史観にしたのでは、戦前と同じです。日本は、中国と違って思想等自由が認められた国です。いろんな歴史観の中から国民が選択すればいいわけです。 ではなぜもっと強い態度にでないかと言えば、財界が、世界最大の「市場」に野心を持っているからだと思っています。
お礼
masahumi-1さん、アドバイス、どうもありがとうございます。 昭和天皇の戦争責任問題は、とても難しく微妙な問題だと思えます。 一国の長として考えれば責任は確かにあるのでしょうが、軍部や、まさしくmasahumi-1さんがおっしゃる財閥系の人間達(他にもありますか?)に「利用」されたとも思えます。ですから、敢えて言及はしたくなかったのです。 「世界最大の市場」ですか・・・。 なるほど、そういう観点もあるのですね。勉強になりました。 しかし、それは、日本人としての意地よりも、お金の方を選択する・・・という事になる訳ですよね?それでずーっと今日まで来てしまったのですよね? 国民性でしょうか?
お礼
こんにちは、9033さん、詳細なアドバイスをありがとうございます。 また、夏休みをとっていた為、お礼が遅くなりました。申し訳ありません。 頂いたアドバイスの文面を拝見し、どれも「そうだな」と「もっともだな」と深く(素直に)納得してしまって居ります。 >日本を、あるいは日本人を「加害者」呼ばわりする日本人もいますが、自分は加害者としての責任がない、という前提の言葉でしょ。日本は、あるいは日本人は「加害者」だが、自分は日本を(日本人を)加害者として責めているから、自分は日本人は日本人でも特別な日本人だ、と言ってる訳でしょ。 そうなのでしょうかね?反省を元に、自分が戦後56年の現代を生きる日本人である事を前提に、謙虚な気持ちで考えていらっしゃるのではないのでしょうか? 特別な日本人ですか・・・。「そんなもの」存在しませんよね? >当時の情報量を、今の情報量と比べても意味がないと思います。今の決断は今の情報量の中でするのだし、当時は当時の情報量の中で決断したでしょう。 >当時の決断が正しかったか間違っていたか、なんて・・・。 当時の日本人は当時の情報のなかで正しいと思う決断をしたんだと思いますよ。 確かにおっしゃる通りなのですが、例えば、情報量が膨大になった現在は、昔のような、天上人的存在もしくは伝説的な存在の人物がいなくなって来ていますよね。 だから、かつてはそれが通ってしまっていた「天皇は神である」なんていう話は、現在は通じないですよね。そういう観点での発言です。 先日、NHKで、確か「歴史教科書はこうして決まった」というタイトルの番組をやっていました。東京の杉並区と中野区で歴史教科書を決定するまでの過程を追った番組です。 その中で、わたしは、「恐いな」と思ったことがあります。 それは、新しい教科書を作る会が編纂した扶桑社の歴史教科書の採用に反対する杉並区の住民が署名活動を起こし、かなりの数の(すみません、確かな人数は忘れました)署名が集まり、それが、あたかも住民達の確かな反対意見として、反対を訴える声となってしまっている事です。はたして、あの数の住民(確か・・・9,000人位でしたでしょうか?間違っていたらお詫び致します)全てが、事実の歴史を、どの程度認識していらっしゃるのかという事です。例えば、9033さんのように、ただただ真実を求め、勉強をなさって来た方々の判断の元での署名なら、それはそれで納得が行きますし、扶桑社の新しい歴史教科書を反対しても、何ら「恐怖」は感じなかった事でしょう。わたしが恐怖を感じたのは、こういう風にして、情報操作をされ、偏った思想にされてしまう可能性です。 「数」で訴え、勝利を得るのが真の民主主義だとも思えません。 まだ、第2次世界大戦を中心とする歴史を勉強し始めたばかりのわたしですが、何故か、歴史教科書を決定した杉並区の5人の委員の方々の中で、一番、ご意見として心に残ったのは、保育園を経営する年配の男性の委員の方のものでした。もちろん戦争体験者の世代の方ですから、尚更です。 扶桑社の新しい歴史教科書を、熟読してみようと思って居ります。 その教科書のもつ印象のみではなく、史実に基づいた歴史教科書を作る事が、日本人としての誇りを持つことにも繋がるように思えるのですが・・・。
補足
9033さん、幾度にも渡るご回答をどうもありがとうございました。 気がつけば、質問をさせて頂いてから丁度2ヶ月になります。 幸運な事に、知識溢れる皆様にたくさんのご回答を頂き、目の前に現れた難攻不落の山に向かって、どう登り、山頂を目指そうか思案している状態です。 特に9033さんには、何度もご回答を頂き、感謝の念は言葉に表せません。 9033さんのおっしゃる通り、何が事実で、何が事実ではないのかを基に、勉強をすすめたいと思っています。 今年は秋の訪れが早いようですが、この夏は、皆様のご回答のお蔭で、熱い良い夏を過ごせたように思えます。 今年の春に亡くなった、わたしの愛する人が、子供の頃、出征する訳でもないのに「麦と兵隊」という歌を歌い、ひとりでに涙が出てきてめそめそと泣いていたら、彼のお母さんが「貴方は、ませた子ね」と笑っていたそうです。もちろん戦争は終わった後です。 わたしの父が、いわゆる軍歌が好きで、わたしの幼い頃からレコードで聴かされ、「麦と兵隊」や「九段の母」や、その他多くの曲が歌えるわたしとしては、その歌詞を思い浮かべると、戦争は、終わってもなお人々に不幸をもたらすものだと思えます。 今回の皆様のご回答は、わたしの財産だと思えます。 また、難問にぶつかったら、どうぞご教示、宜しくお願い致します。 本当にありがとうございました。