こんにちは。
ご存知の通り、NTTの回線は事務用と住宅用に分かれていて基本料金も事務用のほうが割高になっています。
まず、shouwa4733さんがご心配されていらっしゃる、
>(2)経理的に名義変更をしないとなにか問題ありますか?
についてですが、税法上はまったく問題ありません。現実に中小企業などで使用している電話加入権の名義は、社長さんや役員の名義だったりすることはよくあることです。
また、NTTに申請すれば、回線種別が住宅用のままでも請求書の宛名を法人名や屋号に変更してもらうことが可能です。ここで言う変更は、あくまでも名義人は個人のままで、請求書に印刷される宛名を変更するという意味です。何かNTTで手続きをするときには、必ず実際の名義人の名前を尋ねられます。
NTTでも、名義人と実際の回線使用者が異なるケースを認めています。
では、そもそもNTTで分類している『住宅用』『事務用』の基準って何なのでしょうか?
NTT側は、その回線の使用目的が事業用なのか否かで、判断しています。しかし、この判断はNTTが調査して決めるわけではなく、加入者からの自己申告に任されています。住宅用の回線を事業用で使用していたからといって、具体的なペナルティーを科せられたという事例は聞いたことがありません。
ただし、あくまでもNTTと『住宅用』として契約をしているわけですから、会社名で電話帳や104番に電話番号を掲載することは出来ません。
大体、『住宅用』から『事務用』に切り替えなければならなくなるのは、会社名や屋号で電話帳掲載をする必要が出てきたときです。
ちなみに会社名や屋号で電話帳掲載をする場合でも、特に電話の名義人を法人名に変更する必要はありません。
詳しくは、局番なしの116番に問い合わせてみてください。
ただし、具体的に今使っている回線を会社で使っていると言ってしまうと、間違えなくNTTから『事業用の場合は、事務用に変更してください!』と言われてしまうので、くれぐれも墓穴は掘らないように(笑)
問い合わせるときには、「例えば」とか「これから会社で使用したとしたら」と、言った具合であくまでも一般論として問い合わせてください。NTTの方も、分かっていても別に深くは追求してきませんので。
お礼
わかりやすいお返事ありがとうございました