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手紙での「不一」、「不二」はどう使い分けるの?
手紙の末尾に、不一(ふいつ)や不二(ふじ)と書いてあるのを見たりすることがあると思いますが(今の時代だと、あまりないかな?)、 この不一と不二とはどんな風に使い分けられるんでしょうか? たとえば広辞苑なんかでは、どちらも同じ説明文になってますし、 それと、不一の説明の後には「不二。」、不二の説明の後には「不一。」のようにあるだけで、ニュアンスの違いが分からないものですから。
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noname#118466
回答No.2
補足に対して。 不乙(フイツ)不尽(フジン)が本来の用語のようです。不一、不二は日本人の発明ではないでしょうか(中国語の発音がわからないので断定は避けますが)。 実用語から死語になったような用語ですね。今時手紙に不一と書く人はおそらくいないでしょう(老人と専門家は別)
noname#118466
回答No.1
漢語林参照。 不一=不乙 昔読書の際読みかけてやめるところに筆で乙としるした名残り。 不二=不尽 不具とも書く。 両方とも手紙の最後に書いて、まだ十分意をつくしていないことをあらわしている。まだまだ語りたいことはたくさんあるが、本日のところはこれにて失礼、といった意味でしょう。
質問者
補足
ありがとうございます。 手紙で使われる時の意味は分かっているんですが、 どうして、一と書いたり二と書いたりするのかと思いまして。 単に乙(おつ)と音が似ているから一(いつ)、尽(じん)と音が似ているから二(じ) と書かれるようになったというようなことでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 「今時手紙に不一と書く人はおそらくいないでしょう。」 というのは私もそう思います。 ただ、そんなに古い世代でなくても、そんな風に書いたりしてるのを見たことはありますし(ある種、”気取って”ということかどうかは分かりませんが)、 それと、古い書物なんかには出てきたりすることがありますから、 ということでおたずねした次第でして。