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ごみの有料化の将来
ごみの有料化についていろいろ調べてみて、いくつかの国や町でごみの減少化が起きたという結果がでたのを目にしたのですが、果たしてこれが長い将来、減少した状態を維持できるのでしょうか? 私は、ごみの有料化で今現在ごみの減少化が起こっていても 10年後くらいからまた元の状態に戻る気がします。 この問題について何か参考になるサイトや意見があれば教えてください。
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現在のゴミ処理費の現状は、 「基本的に『国民の』税金から支払われ」一部は「有料化によって『消費者』に支払われ」ていますね。 支払いが『消費者』に限定される事によって、ゴミが減ります。 消費しなければ、払わなくて良いのですから。 ですが、おっしゃる通り長続きはしないと思います。 家電リサイクル法で問題になったように、不法投棄が関の山かとも思います。 一番良いとされるのは、 「『企業』が自社商品に処理費を上乗せし、『消費者』が買う」 という方法です。 今までゴミ処理とは何の関係も無かった『企業』が入ってきましたね。 『企業』はどのみち自分達がゴミ処理費を出すことは無いので、 これまで好き放題に商品を作ってきたのです。 土に返らないペットボトル、プラスチック、ICチップ…。 当然、自然にかえりにくいものは処理費がかさみます。 その処理費を、『いったん企業に負担』させます。 すると、『消費者』が買うまで処理費は企業が持つことになります。 ですが考えてみて下さい。 『消費者』は処理費ごと商品を買うのです。 環境に悪い、処理費がかさむようなものばかり作っている企業の商品は間違いなく高額です。 となれば、『消費者』は価格の安い、処理費のかからない商品を選ぶでしょう。 よって処理費の高い企業は『消費者』を逃し、自らが売れ残った商品の処理費を負担しなくてはならないわけです。 そうなったら企業はどう出るでしょうか? 廃業する企業もあるかもしれませんが、大概お客を取り戻す為に商品開発を試みます。 よりクリーンな素材で、より処理費の安い物を作ります。 ここで『安い商品』=『自然に安心な商品』という図式が出来上がり、消費者もエコ商品を買い求めるようになります。 ずいぶん前から提唱されている案だそうですが、まだ施行されていないなんて悲しいです。 これには政府と企業の協力が必要なので難しい方法ではあります。 『有料化』の効力がなくなる前に、着手して欲しいものです。 横道にそれた挙句、長々とすみませんでした。 ただ上記の方法くらい国家を挙げて取り組まないと、減少状態の維持は難しいと思います。
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- 0913
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8年ほど前に有料化された町です。 導入後は確かに家庭ごみの量は減りましたが、野焼き、不法投棄が増えました。 その後、野焼きが禁止され、現在に至っていますが、ゴミはまったく減量化されていません。かえって増えています。 ごみ減量のためには、#1さんもご指摘のように、企業の製造責任をきっちりさせることと同時に、消費者の意識改革も必要です。 しかしその前に重大な問題は政治家と企業の癒着でしょうか。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
お礼
本当に詳しく説明してくださってありがとうございます。やはりこのままの状態でごみの有料化を行っても減量を維持できませんよね。今から先もっと減少を維持するための方法を考えていく必要があると思います。