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刑務所から作品を出版出来ますか?
法律などの知識はまったくないので質問自体が的外れなのかも知れません・・・。 私の友達の兄が犯罪を犯して現在刑務所に服役しています。 その人は俳句や小説を書く事が得意な方で、刑務所に行く前の拘置所では雑誌などで募集している俳句に応募して何回か賞を貰っていたらしいのです。 それで、現在は刑務所にいる訳ですけど、刑務所の中からでも自分が書いた俳句や小説を売り込む事などは出来るのでしょうか? もし、出来るのであれば詳しい方法を教えて下さい。 よろしくお願いします。
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◎日本に於ける「刑罰」の「懲役、禁錮及び拘留」については「自由を奪う自由刑」です。 ◎ですから、受刑者は様々な「自由」を奪われ、法務省矯正局の資料によると、「手紙などの通信」についても授受は「原則として親族」に限られており、その回数も「累進処遇の級に応じて」定められています。 http://www.moj.go.jp/KYOUSEI/KAIZEN/kaizen01.html ◎ただし、その受刑者の刑期が長期であり、刑務所内での「俳句等」の会に所属を許され、その会の顧問等の特段の推薦推挙等が有り、その才能が特に認められ「受刑者の矯正に役立つ」とされれば可能性は低いですが、外部一般社会への応募投稿等の「特例」も認められると思慮致します。 ◎「小説」については、無理ではと思います。刑務所内で「小説」を書くことすら「許されない」と思います。 ◎「獄中出版」については、この殆どが「未決収容者(裁判で有罪無罪が確定していない、控訴・上告中も含む)」であり、この場合は通信の自由が認められていますから可能かと思います。最近では「鈴木宗男氏」が未決収容中に出版。 ◎また「死刑囚」については、「死刑」が執行されるまでは(基本的に)「未決囚」と同等の処遇(監獄法9条で死刑囚の処遇は未決囚に準じるとされる)を受けますから、困難では有るにせよ「出版」等は可能と可能かと思慮致します。 ◎しかしながら「死刑囚」でも、以前は「帝銀事件の平沢氏」の様に獄中で絵を描く事も許可されていた様ですが、現在は「確定死刑囚」の処遇も厳しさを増している様です。 ◎ご参考の一部程度にお読み下さい。
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獄中では小説は原則禁止である事は、他の方の説明にある通りです。 しかし例が無いわけじゃない。実際に獄中から小説を発表した見沢知兼氏の場合だと、 小説を母親への手紙に書いて送り、これは小説の形をとった自分の反省の気持ちを綴った手紙だと主張する。 看守に何といわれようとそう言い張り、これが禁止されそうになると、言論弾圧だ、とか言って国会議員へ陳情の手紙を書きまくる。(議員への陳情は禁止できないので) しかし、遂にこの方法も禁止になったので、今度は普通の手紙の上に、ビタミン剤を水に溶いたものをインクがわりにして文字を書き、外部に持ち出してあぶり絵の要領で解読するなど。この他にも様々な手段を講じた様ですが、 これは、発覚すれば懲罰です。 すぐには発覚しなくても小説が発表された時点で、何らかの方法で文書を持ち出したことは明白なわけで、 当然、反抗的な態度とみなされます。そんなわけで、見沢氏は満期出所になってます。当然。 お勧めはしませんが、参考まで。
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色々とアドバイスをいただきありがとうございました。 裏技もあるようですけど、それによって刑期が延びてしまっては困りますので友人に無理なようだと伝えておきます。
- yachan4480
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郵便物は検閲がありますが犯罪に関係ないものは自由に郵送できます。 あまりあなたが知っても得にならないと思われますが。 もしかして入るの?
お礼
早速の解答ありがとうございます。 郵便物は自由であると言うのは聞いた事があるのですが、親戚や家族からの郵便物でない限り届いても出所の時にまとめて手渡されるような事も聞いた事があります。そうなると郵便物を出す事が出来ても受け取る事は服役中は無理と言う事になってしまうような・・・。 拘置所の中は俗に「未決」と呼ばれ、まだ刑罰が決まっていない人がいる訳ですから郵便物を送るのも受け取るのも自由だと聞いた事があります。 それでも、一応中身は確認されるようですけど・・・。 それから、質問にも書きましたように私の友達のお兄さんが現在服役中で、物を書くのが好きだから何か良い方法がないかInternetで調べて貰えないかと頼まれた次第です。 私が服役する訳ではありませんよ! 服役を控えている人間がのんびり自宅でInternetなど出来ませんからね。(^_^;) また何か詳細な情報がありましたらよろしくお願いします。
- sgi1962
- ベストアンサー率12% (46/367)
死刑囚などが、よく 獄中手記を出版してますから できるのではないでしょうか
お礼
ありがとうございます。 出来れば方法など詳細が分かると嬉しいです。
お礼
詳細を書いていただきありがとうございました。 やはり困難・・・と、言うより無理ですね。 残念ではありますが、友人に伝えておきます。