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「おかき」と「おせんべい」は違う物ですか?
実は以前から思っていたのですけれど 「おかき」と「おせんべい」の違いは何でしょうか? 私は生まれてこのかたずっと関西在住ですが 【「おかき」は米の粉、或いは餅米を原料として焼いたり揚げたりして作り 醤油味、塩味で調味して食べる物。】 【「おせんべい」は小麦粉を主原料として少し甘い味付けを施し こんがりと焼いた和風クッキー状の物。】 という認識できました。 ところが関東の方の人はそうでない気がして。 「草加せんべい」は私に言わせると「おかき」です。 なぜ「草加おかき」ではないのでしょうか?(笑) 大体「おかき」と「せんべい」の区別は無いのでしょうか? もしそうならば思っていたものと違うものが出てくる場合があると思うのですが? 皆さんはどのようにこの2つの言葉を使い分けていらっしゃるのでしょうか? また「えびせんべい」というものも有るのを考えると 私の頭は混乱しそうです~(@_@)
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御質問を拝見して「そう言えば違いって何だろ?」と私も思いましたので調べてみました。と言っても「Google」で検索しただけですが。。。 で,現代については皆さんお書きの様に,「せんべい」は「粳米(普通のお米)」が原料で,「あられ・おかき」は「糯米」が原料との事です。 が,私も関西出身で「せんべい」と言えば「神戸の瓦せんべい」と「宝塚の炭酸せんべい」が直ぐ頭に浮ぶ口ですので,小麦粉を使ったせんべいも検索してみました。 ヒットした中で面白そうなサイトを上げておきます。チョットした知識にはなるかもしれません。 ★せんべい(あられ・おかき)豆知識 http://homepage3.nifty.com/KIMura/arekore.html ★せんべい“元祖”は関西流 小麦粉ベース、ハイカラ展開 http://www.asahi.com/kansai/special/OSK200410080013.html ★煎餅の部屋 http://www.yamakosenbei.co.jp/ これらによると,『『煎餅』は中国がルーツ。『餅』はピンと読み、中国語では小麦粉を原料としたもののこと。本来、せんべいは小麦粉で作った』との事です。 また,『煎餅は江戸の末期までは小麦粉で作られたものが主流』だったそうですが,『農家がご飯に炊くには向かない低質の米を粉にし、塩水で練って焼き、おやつにしたのが原型』になって草加煎餅ができたらしいです。 一方,『関西は、うるち米もおいしく、もち米を作るのにも適してた。農家では餅を薄く掻(か)いて、「かき餅」にし、保存食にした』事から,おかきができたそうです。で,『小麦粉せんべい』が『関西で独自の展開をみせ』たのが,神戸の「瓦せんべい」らしいです。 そう言った背景からか,『関西では(京文化)おせんべい20%、あられ80%,関東では(江戸文化)おせんべい70%、あられ30%で食されています。』と言う事です。 ★あられ職人質問箱 http://ajioku.jp/qa/qa.html 各サイトへは参考 URL(OKWeb のこの質問)のハイパーリンクを御利用になると便利だと思います。
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- itab
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誰がなんと言おうと、せんべいとおかきはその形状とかたさで決まっていると信じていました。 即ち、 せんべいは、へらべったくてとにかくカタ~イ日本茶のお友。 おかきは、ふっくらと小さくてちょいと一杯のおつまみにも良い。 という分類です。 ですから、前出の方々のご回答を拝見しているうちに、段々と意気消沈、暗い気持ちになってきています。 どうやら正解は、みなさんのご回答の通り、 せんべい=うるち米、 おかき(かきもち)=もち米 のようですね。 ただ、こちらの参考ページを発見して少し元気が出ました。 おせんべいは、茶店の「おせんばあさん」が焼いていたから、その名前が付けられた!。 というトリビアです。ご参考までに。(へぇ~) (ホントはまだ少し、せんべいとおかきはその形状とかたさで決まっていると思っております)
お礼
おはようございます~♪ >せんべいは、へらべったくてとにかくカタ~イ日本茶のお友。 おかきは、ふっくらと小さくてちょいと一杯のおつまみにも良い。 という分類です。 と言うことは米系であるかどうか甘いお菓子かどうかは関係ないのですか? そうそう、最近の米粉で作られたせんべいはあんまり固くありませんね 「おにぎりせんべい」や「はりま焼き」はソフトです~ >前出の方々のご回答を拝見しているうちに、段々と意気消沈、暗い気持ちになってきています。 はりまー!(ありゃまー) そうか!!(草加)と言って意気消沈しないでくださいよー また川柳や駄洒落をたくさん考えてすべりまくりましょう(ぉぃ) なるほど、団子は米の粉で作ることがありますね。 それを押しつぶして焼けば「おかき?せんべい?」になるわけで。 おせん婆さんはいい事を教えてもらいましたね(*^。^*) 面白いトリビアまで教えていただいてありがとうございました!
- yoshi104
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関西出身→横浜の経歴の物です。 こんにちは、おもしろそうな話題なので参加します。 子供の頃の認識は質問者さんと同じで、#4の方と大体同じ意見です。 私にとって煎餅とは瓦煎餅、炭酸煎餅の様な甘めの小麦粉系です。 以前調べた事があるのですが、 ○米粉 関東(草加煎餅) ○小麦粉 東北(南部煎餅等)、西日本全般(瓦煎餅、亀甲煎餅、にわか煎餅、炭酸煎餅) ○その他 愛知(えび煎餅) が分布でした、よくある東日本/西日本と違い、関東だけが米粉です。 煎餅の起源は小麦粉系なのですが、江戸時代草加地方で 食べられていたお菓子が江戸に広まったそうです。 PS) 米粉系が広まったのはひとえに新潟亀田製菓の力でしょう。(^_^)
お礼
おはようございます! >私にとって煎餅とは瓦煎餅、炭酸煎餅の様な甘めの小麦粉系です。 やっと賛同者にめぐり会えました(笑) 結局はなんの粉にせよ、練って固めて成形して焼いている。 これを【煎餅】と呼ぶということですね? 煎餅の分布はとても面白いですね。 何故に関東だけが米の粉なんでしょうか? 小麦の生産が少ないとか米の生産が多いとかあったのでしょうか? とても参考になりました。ありがとうございました。
- mitapyon
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広辞苑によると、「おかき」は「かきもち(欠き餅)」の女房詞です。「欠き餅」は、gooの辞書によると、 『(1)餅を薄く切って乾かしたもの。焼いたり揚げたりして食べる。おかき。 (2)〔刃物で切ることを忌んで手で欠いたことから〕正月の鏡餅を手や槌(つち)で小さく砕いたもの。』 となっています。 「せんべい」は、gooの辞書によると、 『干菓子の一。小麦粉に砂糖・鶏卵などを加え、型や鉄板に流して焼いたもの。関東では、水でといた米の粉を蒸して搗き、薄く伸ばして型で抜いたものを焼いて醤油などを塗ったものが多い。』 となっています。 これを見ると、関東の方が特殊なのかも知れませんね。 ちなみに、「瓦せんべい」というものもありますが、これは、gooの辞書によると、 『小麦粉・卵・砂糖を材料として焼いた、屋根瓦形の煎餅。』 となっています。 5656464さんが仰ってるものと似ていませんか? つまり、関東では欠き餅からさらに発展させて餅から作ったものを「せんべい」と称し、関西で言う「せんべい」を「瓦せんべい」と呼ぶようになったと推測されます。そして、関東ではもう「せんべい」と言うと米から作った物という認識が定着してしまっているようです。実際、こんなページも見つけました。 http://www.hyoubandou.com/senbei.htm むしろ「瓦せんべい」系の方が「ついでに」書かれているような印象を受けます。 また、広辞苑では「せんべい」の解説中の「小麦粉」の部分が「小麦粉又はうるち米・もち米の粉」になっています。だんだん「せんべい」の中に関東風のせんべいも含まれるようになってきていると言うことかも知れませんね。
お礼
こんにちは。ご回答をありがとうございます! 「おかき」はわかります。問題は「せんべい」ですね? 私も辞書で調べました。で、いよいよ疑問は膨らむのです(笑) 何故に原料も味も全く違うものであるのに同じ名で呼ぶのか?? 「アラレちゃん」も「ドラえもん」も「せんべいさん」の一種と呼ぶようなものではありませんか? 似ているのはうすべったい形のお菓子であるということだけですのに。(笑) 「瓦せんべい」については固有の商品名であると考えます。 関東風「せんべい」がうるち米を用いているものであるということについて 恥ずかしながら私はあの「おばあちゃんのぽたぽた焼き」風のおかきが うるち米を用いた「せんべい」に分類されるものであると今、気づきました。 あれもてっきり「もち米」で作られていると思っていたんです(恥) こちらでは「米」か「もち米」かと言うような原料は全く問題ではなく ひっくるめて米製品はすべて「おかき」と呼んでいるのでした。 そういう意味では関東の人の方が「厳密」であるわけですね。
- sharako3
- ベストアンサー率29% (333/1130)
あられ・かきもち(おかき)はもち米が原料。 せんべいは普通の米(うるち米)が原料。 こんな認識です。 ≫では私が「せんべい」と呼ぶ小麦粉を用いて甘い味付けにした 「和風クッキー」はなんと呼んでらっしゃるのかしら?? 「瓦せんべい」かなあ?
- 参考URL:
- http://www.kamedaseika.co.jp/r_story/araose/be0101.htm,http://www.kawarasenbei.com/tsukurikata.html
お礼
ありがとうございます~ 実は原料のことはあんまり考えていなかったかもです。 「うるち米」であろうと「餅米」であろうととにかく「米」でできているならば 「おかき」と思っていました(^_^) 「瓦せんべい」は私の思うには 兵庫県のおみやげ品で瓦の形をしたとっても固いせんべいでして あくまで「せんべい」の一種であると思っています。 「瓦せんべい」は固有名詞であるとの認識です。(笑)
- hika_chan_
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おかき=餅米で作る せんべい=普通の米で作る らしいですが、私の中では 表面がツルツルしていて、中が空洞のもの。そして細長い=おかき 丸くて表面がでこぼこ出っ張ってるもの=せんべい って思っています。瓦せんべいとかは甘いですが、関東の人が言う!?せんべいはせんべい自体は甘くはないです。 周りにザラメなどを付けて甘くしてあるものはあります。
お礼
ありがとうございます。 うるち米で作った物は表面がざらざらしていてちょっと歯に当たる 食感があるというか。。 「たがね」とか言う名前で呼んだことがある物と同じかしら? 関東の人はこれは「おかき」ではなく「せんべい」と呼んでいるのですか? では私が「せんべい」と呼ぶ小麦粉を用いて甘い味付けにした 「和風クッキー」はなんと呼んでらっしゃるのかしら??
これは私の認識ですが、 おかきは、もち米が主体。 せんべいは、うるち米が主体、だとずっと思っていました。 その他のせんべいは、形が似ているからそう呼んでいるだけのような気がします。 えびせんべい(えび満月の類)はでんぷんですよね。
お礼
ありがとうございます! 「せんべい」はうるち米なのですね? 私はうるち米でも「おかき」と思ってました。 「米系」は「おかき」で「小麦粉系」は「煎餅」と思ってましたが違うのですね。 えび煎餅は片栗粉で作ったことがあるような。。
お礼
おはようございます! goo会員の私にハイパーリンクまでお示しくださって嬉しいです。 これはとても楽ですね(*^。^*) この2つ目の「ほんま?関西伝説」の記事には私の疑問のほとんどが解明されています。 とても面白い記事です。 亀岡の「保津川あられ」も食べたことあるし、いちいちうなずきました。 「瓦せんべい」の亀井堂さんも有名店で桜の季節には造幣局の通り抜けで お金の形の「造幣せんべい」を売っている会社ですね。 あと思い出したのですけど播州の有名な「はりま焼き」は関西には珍しく「せんべい」ですね? 私はこれも「おかき」と呼んでいますけれど(笑) 私の思うに関東では製法(粉を成形して焼くかどうか)によって「おかき」と「せんべい」を区別し 関西では原料(米か小麦か)及び味によって「おかき」と「せんべい」を区別していると思いました。 どうもご回答をありがとうございましたm(__)m