団塊の世代は可哀想だなと思います。
僕は、ゆとりの世代です。暇なんでちょっと書こうかなと思います。
余談ですが、僕は時間がある時、一人で色々なことを考えたり想像したりするんです(笑)
さて、タイトルに書いたように僕は団塊の世代っていうのは可哀想だよなとたまに思うんです。
僕は30代ですが、高校なんて高望みをしなければ簡単に入れました。
ところが団塊の世代は昭和の22~24年生まれなんですが、めちゃくちゃ生まれています。毎年260万人くらい生まれているんです。一番同情に値するのは熾烈な受験戦争でしょう。中卒で集団就職とかも結構あったことも知りました。
高度経済成長を牽引した人達ですが、晩年に差し掛かり果たして幸福だったのか?と思わずにはいられません。
最近は色んな政党が出生率の向上を目標にしています。しかし経済成長の為に子供を生むのが、その子にとって幸せなのかと思ってしまいます。
僕は20代のとき、哲学とか宗教の勉強をし、文学作品も耽読していました。その時に「幸せとは何か」とか「人生の意味」といったことを考えていました。もちろん人生の意味なんてないと言う人もいます。
僕はやや反出生主義的な考えも持っています。やっぱり生まれるときは祝福されて、幸せに育って欲しいと思います。
それが経済成長ももちろん大切ですが、個人的な幸せを重視してもいるんです。
僕は仏教も少し知っていて、人生は苦しいものというニヒリズム的な思想も知っています。確かに人間関係、生活苦、病気などあります。
そもそも、どうして団塊の世代は誕生したのか?僕は色んなこの関連の書籍を読みました。第二次世界大戦後に沢山子供が生まれていて、僕は不思議な気持ちになります。食糧難のあの時代の雰囲気は一体どんなものだったんだろう?と。
3~5人も子供を生んで、部屋とかも狭かっただろうし、競争や喧嘩もきっと多かっただろうなと思います。
僕の世代は何だかんだ、この世代と比べると幸せなんじゃないか?と思うんです。安保闘争、大学紛争など大変だったと思います。
確かに高度経済成長で暮らしは良くなったかもしれません。しかし競争者が多くストレスも半端なかったと想像します。僕は平成生まれの為、この後期高齢者が若い時の心境は分かりません。だけど学級崩壊とかもあり、暴走族もあり、グレた人も多かったと想像します。
現在の若者は穏やかな人が多いですが、それはインターネットとか娯楽も多く、競争も少ないし、恵まれているからだと思うのです。
ただ最後にどうして第一次ベビーブームが起きたのか?テレビとかでこういう話はまずしないですが、僕は太平洋戦争が否応にも関わっていると思うのです。やっぱり、この戦争で膨大な人が死にました。その悲しみは少しは想像できます。学徒出陣、空襲などで、毎日当たり前のように死んでいった。感覚も麻痺していったのではないでしょうか?
戦後に日本国憲法が制定され、平和主義が高らかに謳われました。戦後生まれの人には、おそらく戦時下の生活・空気感は分からないと思います。これはIQがどうとか、頭の良し悪しを言っているのではありません。
僕は5年くらい前に図書館で、20世紀の写真集を読んだことがあります。
昭和20年の焼け野原の東京から、奇跡的に復興しました。
団塊の世代は平和の教育を受けています。戦時下の教科書を読む機会があったのですが、現在とは内容が違って驚きました。
僕は死体は祖父と母のを見ただけです。安らかに眠りました。
戦時中は死体が多く転がっていたと推測します。
団塊の世代が生まれたのは、平和憲法が制定されたときと被るのです。
そのため、この親世代が「もう二度と戦争をしない」、子供たちには戦争を体験させたくないという思いが強かったのではないでしょうか?だから原爆ドームとかが世界遺産になっていると思います。
長文失礼しました。
団塊の世代は可哀想だと思いますか?僕は無闇に子供を作るのは反対です。まだ色々書きたいことがあるのですが、回答が付かなくなってしまうので、この辺でおしまいにします。
皆さんは団塊の世代についてどう考えるでしょうか?
回答宜しくお願いします。