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地震のリスクの減少
小地震が頻発する場合、いわばそれがガス抜きとなり 大地震のリスクが減少すると考えていいのでしょうか。 そうでもないんでしょうか。 あと、本震についてですが 昨日地震がありましたよね。 あれより規模の大きなものが起こればそれが本しんということですか。 震度5のような比較的大きな地震が起き直後大地震が起こる可能性はあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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>小地震が頻発する場合、いわばそれがガス抜きとなり 大地震のリスクが減少すると考えていいのでしょうか。 そうでもないんでしょうか。 ちょっとうろ覚えなのですが、質問者の言うとおり何らかの方法で、小地震を起こして地震のエネルギーを小出しにすれば大地震は防げるのではないかと言うことを考えて、実際研究した学者がいたと大学の授業で習いました。 その結果は震度4程度の大きさの揺れを引き起こす地震を数十分(この時間間隔はよく覚えていない)に1回程度毎日起こさないといけないという結果が出て、とてもではないが、日常生活に支障があるので、現実的な方法でないという結論が出たそうです。 >あれより規模の大きなものが起こればそれが本しんということですか。 >震度5のような比較的大きな地震が起き直後大地震が起こる可能性はあるのでしょうか。 本震というのは地震断層におけるもっとも大きなずれをいいます。これに対してその周辺で起きたずれを余震(前に起きるのを前震・予震という)といいます。 断層全体が動いたような地震でない場合、本震と思っていた地震よりも大きな地震が発生する可能性はありますし、同じ程度の地震が発生する場合もあります。 また、震度は地震に固有のものではなく、地震源との距離や地盤性状によりかわる数字で、1つの地震に対して場所によってかわるものです(これに対してマグニチュードは地震のもつエネルギーの大きさなので字1地震に1つの値となる)。 本震は一般的にもっとも大きなマグニチュードとなりますが、震源の位置によってはマグニチュードが小さくても震度は大きくなることがありますので、予震の方が本震よりも大きな震度になることもあります。
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大学で地学を専攻していますが、地震については過去にちょっと勉強したことがある程度です。 #1さんも言っておられる通り、マグニチュードが1上がるとエネルギーは30倍になります。ですので、M7クラスの地震1回のエネルギーは、M6クラスの地震30回に相当します。これは、M5クラスの地震900回に相当します。 M7 1回=M6 30回=M5 900回=M4 27000回=M3 810000回=… とても、現実的な値ではないと思います(1つの断層についてこれなので)。また、比較的大きな地震が発生した場合、その付近の断層にたまったエネルギーも開放され、その地域で地震のリスクも減ると言ったことも聞いた気がします。現在、新潟は神戸、東北に続き大地震に見舞われる可能性が低い地域なのかもしれません。 あやふやな知識で申し訳ないのですが、ご参考までに…
地域によって異なります。 カラカラに乾いたスポンジケーキを押しつぶすと.すこしづづ砕けて.大きな割れ目はできません。しかし.ベッコウアメを押しつぶすと.大きな割れ目ができます。 前者のような地形の場合には. >大地震のリスクが減少すると となりますが.後者の場合には.どこかゆがみが大きい場所が残っていることには代わりないので.リスクは変化しません。 >本震についてですが たしか.もっとも強い地震をほんしんと呼んでいたはずです。したがって.m6程度の与信がつづいてm7ていどのほんしんが来ることもないことはないでしょう。 ただ.これは地形に依存します。過去の状況を調べてみれば大体見当がつきます。 藤さん噴火騒動で.予測を立てた人が侵害拝承請求をうけるようなことがありましたので.予測は立てません。ご自身で予測を立ててください。
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec2.2.htm マグニチュードが1大きいとエネルギーは30倍大きくなりますが、マグニチュードが1小さくなっても地震の発生数は8~10倍にしかならないそうです。 つまり、小さい地震をたくさん発生してエネルギーを放出しきってしまう、ということは期待できないのではないでしょうか? 小さい地震がトリガーになって大きな地震が起こる可能性だってありますし。
補足
皆さんありがとうございました。 お返事遅れてすいません。 マグニチュード1違うだけでエネルギーが 30倍も違うというのは大変驚きです。 新潟で震度7が来る可能性もあるかも知れませんね。