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不良債権について
不良債権が銀行に多く滞留すると、なぜ経済活動が停滞するのか教えて下さい。お願いします!
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そのものズバリの良書が出ています。 ■小林・加藤『日本経済の罠』日経(↓URL) http://www.nikkei.co.jp/pub/newbooks01-03/14856/14856.html 要約を参考URLに投稿してあります。
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銀行は、回収の見込みのない不良債権を多額に抱えると、自分の所の自己資本比率の維持や不良債権償却のために、手元に資金を残そうとします。 その結果、銀行の企業に対する貸し渋りが発生し、企業は必要な資金を借りることが出来ず、活動を拡大できずに、逆に縮小を迫られることになり、経済全体が停滞してしまいます。
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答えて下さってありがとうございました。
- xandy
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不良債権が銀行に滞留しても、直接的には、経済活動の停滞にはつながりません。逆に経済活動が停滞すると、直接的に、不良債権が発生(増加)します。 経済における銀行の役割は、お金が余っているところから預金を集め、お金が足りないところへ融資することにあります。ですから理屈の上では不良債権がを多く滞留している銀行は、その信頼性から預金を集めにくいことが起きたり、融資を増やせないことが起きたりします。その結果、経済活動が停滞するかもしれませんが、現在の日本にはあてはまりません。 不良債権がいくら増えても、新しく預金が増え、返済計画のしっかりした借り手があらわれれば融資はできます。不良債権と経済活動の停滞という2つの事柄を見た場合、「原因」になるのは経済活動の停滞の方であり、不良債権は「結果」です。
お礼
質問に答えて下さってありがとうございます!
- yuhki_f
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まずは、不良債権を正確に定義することが必要です。不良債券とは正常債権でない債権のことです。正常債権とは、利払いが滞りなく行われ、きちんと返済される債権のことです。不良債権とは、正常債権以外のすべての債権です。 このような債権を銀行が多く抱えると、銀行が金を貸さなくなります。このため、中小企業は資金調達ができなくなり、企業活動を縮小させる必要が出てきます。中小企業が企業活動を縮小させると、経済全体の動きが鈍くなります。 やや大まかな説明ですが、このように不良債権は経済活動停滞の原因になります。
お礼
答えて下さってありがとうございます。とても助かりました。
お礼
教えていただいたサイトに行きました。とてもわかりやすく理解できました。ありがとうございます!