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心臓肥大と血圧の関連性について
- 心臓肥大と血圧の上昇は関連性がありますか。
- 水泳選手に多いというスポーツ心臓などの場合にも、血圧の上昇傾向ってあるんでしょうか。
- 自分の血圧上昇がどの程度心配すべきものなのかわからず、以来なんだか心臓がよけいどきどきするような...
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専門家ではないんですけれども・・・ご容赦を。 スポーツ心臓には2種類あります。 ひとつは持久運動系の心臓肥大で、これは、心臓の肉壁は厚くならず、内容積が増えるものです。これは、血圧上昇と無関係です(というか、上げられない)。 今ひとつは、ウエイトリフティングなどの運動で起こる心臓肥大です。これは、心臓の内容積はさほど増えず、肉壁が厚くなるものです。これは、力を込めたときなどに血圧を非常に上げる能力を持っています。しかし、平常時に血圧が高くなるわけではありません。 いずれも、平常時血圧は高くなりません。従って、スポーツにより、平常時血圧が上がってしまうことはなく、平常時血圧の原因をスポーツに帰する理由は全くありません。 しかし、コレステロール付着などで動脈が細くなり、血流が悪くなると、心臓は血流をよくしようと力を込めて血液を送り出すようになります。こうなると、心臓は常に強い力を出すため、内容積が増えずに肉壁=心筋が分厚くなる状態に移行していきます。これが、病的な心臓肥大です。 加齢とともに、血流が滞りがちになるのは、ある程度やむを得ない減少であって、これは仕方ありません。 Nollyさんは上が140とのことですが、その程度であれば大した高血圧ではありません。上が140というのは、従来基準ですと、標準と高血圧のちょうど境界です(最近では上限を120と見る動きもありますが、まだまだ決定的な見解ではありません)。心臓も、肥大「気味」程度ですので、特に心配する必要はありません。定期的に医師の診察を受ければ、何も問題は起きないでしょう。 とはいえ、血圧が上がってきたら、運動強度は下げるほうが賢明であるとは言えます。なぜならば、強度の高い運動中は血圧が高くなりますので。 強度の低い運動(ウォーキングなどの有酸素運動)であれば、心臓が力むことなく抹消血管が開いてきますので、血圧を下げる働きがあります(ただし、寒い中や炎天下の運動は避けなければなりません)。 まあ、医師に任せていれば、あまり心配する必要はないということです。
お礼
わかりやすい説明をありがとうございました。加齢ってことでしょうね....のんびりやります。