• ベストアンサー

ボケ老人の存在価値

非難轟々を覚悟で質問します。 全身に回ったガンで手術は不可能、抗癌治療を受けている祖父(86)がいます。 毎日仕事で遅くまで働いて、たまの休日は朝から夜まで病院でボケきった祖父の付き添いを余儀無くされており、心身ともに疲弊したせいか最近、もう祖父は死んだ方がいいと考えてしまうときがあります。 痴呆がひどく、点滴だけで生きている状態なのにそれを引きちぎろうとするので、付き添いの間は自分がトイレにさえ行けずもちろん食事も出来ず、苦しいです。祖父は歩けますが転倒することもあるし点滴がつながっているので側について点滴を押し、祖父を支えながら散歩させます。どこへ行くと聞いても「わからん」と答えるのに徘徊したがります。 トイレはほとんど出来なくなりおむつです。 私などよりもっと大変なのは平日毎日付き添ってる祖母です。 (病院側は面倒見切れない、ご家族がしっかりるいていてくれないと、ってかんじです。) 祖父は孫の私も、自分の娘(私の母)も妻(祖母)もわからない状態です。 昔のことで、点滴がなかったら、とっくに死んでいたでしょう。 ガンがもし治っても、進行し続ける痴呆を抱えたボケ老人として周囲に迷惑をかけるだけの人生になんの意味があるのでしょう? なぜこのような状態の、思考力も「生きたい」という意志もない状態の人を生かし続ける必要があるのでしょう? 昨日、点滴の管を何度いっても抜こうとする祖父をきつく叱責してしまい、そんな自分を恥じ泣きながら帰りました。 そして私は若死にしたいと痛感しています。ボケたときに世話をしてくれる子供もいないことですし。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#35582
noname#35582
回答No.8

pandagomenさん、はじめまして。 > 昨日、点滴の管を何度いっても抜こうとする祖父をきつく叱責してしまい、そんな自分を恥じ泣きながら帰りました。 優しく宥める言い方もできるのに、なぜキツイ言い方をしてしまうのかと、自分がイヤになってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうんですよね。 毎日大変なことと思います。 私は、pandagomenさんは十分すぎるほどのことをされていると思います。 もっと自分を許してあげてもいいと思いますよ。 介護のつらさは、介護をした人間にしか分かりません。 同じ傷を受けても「痛み」の受け取り方が様々であるように、一緒に「介護」をしていても、受け取り方は様々だと思います。 ましてやネット上に書き込まれたお話だけで申し上げるのは、おこがましい限りですが、同じく「介護」を経験した身として「ご苦労をお察しします。」と申し上げさせていただきます。 誰にもpandagomenさんを非難する権利なんてありません。 私の場合は、母(ガンで闘病1年弱、2001年に他界)と祖母(母のガンが分かる1年前から痴呆、寝たきりに。2003年他界)の2人を父と2人で看なければならない時期がありました。 母はガンが見つかったときには手遅れで、家族には余命宣告がされており、「期限付きの努力」だったので、いくらでも優しくなれました。 > 毎日仕事で遅くまで働いて、たまの休日は朝から夜まで病院でボケきった祖父の付き添いを余儀無くされており、心身ともに疲弊したせいか最近、もう祖父は死んだ方がいいと考えてしまうときがあります。 この16日に祖母の一周忌を迎えますが、私も祖母に対してそうでした。 母は62才で亡くなりましたが、祖母は「99才まで生きました」。 骨粗しょう症による骨折のため寝たきりではありましたが、痴呆以外はこれといって悪いところもなく、「この苦労」がいつまで続くのだろうか-と考えた時、 > 思考力も「生きたい」という意志もない状態の人を生かし続ける必要があるのか と思いました。 ただ、生前どれだけ尽くしたつもりでも、亡くなった瞬間に「なぜ、もっと世話をしてあげなかったんだろう。なぜ、もっと優しくしてあげなかったんだろう。」と感じたことだけ、送った人間の経験としての感想を申し上げさせていただきます。

pandagomen
質問者

お礼

>優しく宥める言い方もできるのに、なぜキツイ言い方をしてしまうのかと、 優しく宥めました、最初の100回くらいは。でも100回言っても通じないことに苛立ってしまいました。 >「99才まで生きました」 正直、ぞっとします。あと10年以上この地獄が続く可能性もあるのですね。 >生前どれだけ尽くしたつもりでも、亡くなった瞬間に「なぜ、もっと世話をしてあげなかったんだろう。なぜ、もっと優しくしてあげなかったんだろう。」 父のときは痛感しましたね。してあげれることが、してあげたたかったことは、数え切れないくらいありました。それからもずっと、何かあるたびに「父にも見せたかった」「父と来たかった」といつまでたっても思います。後悔してもしたりません。 祖父のときもそう思えるかは、、、、わからないです。ただどうしても若くして亡くなった父と比較してつい「十分長生きした」と思ってしまいそうです。 >もっと自分を許してあげてもいいと思いますよ。 有り難うございます。そう思えるように、出来ることはしなくちゃいけないと思いました。 ご回答、有り難うございました。

その他の回答 (11)

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 非難どころか、お気持ち大変よく判ります。 十分な思考能力がある時に、そういう時はどうして欲しいという希望を書いたリビングウィルなどがあれば、植物状態などの場合の延命治療などには、方針が出せますが、痴呆の場合というのは、どこから痴呆なのか、など、決めることができない部分が多々あります。 そして、治療によって延命する結果、家族にかかる負担は経済的にも肉体的にも激増する事になります。 でも法律上は、勝手に治療を止める事もできないので、こういうケースは今も沢山ありますが、今後もどんどん増え続ける事でしょう。 私の頃には、痴呆になったら自殺を許可する法律位欲しいと思いますが。

pandagomen
質問者

お礼

親身になっていただいた優しい回答をありがとうございます。。。 >こういうケースは今も沢山ありますが、今後もどんどん増え続ける事でしょう。 これからの人類の課題の一つかもしれないですね。 >私の頃には、痴呆になったら自殺を許可する法律位欲しいと思いますが。 私もそう思います。痴呆であるが故に正常でない自分を咎める事もなく、自殺する気も起きないでしょうから「自殺を予約」する形で悪魔と契約したいな。。。 有り難うございました。 少し気分がラクになりました。

関連するQ&A