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新聞社(雑誌社)の違い
日本には数多くの新聞がありますが、 これらに違いはあるのでしょうか? (特に政治的に) 日経や地方新聞は専門分野があるので理解できますが、 他の新聞社の記事や内容の違いが分かりません。 また、政治的な思想が含まれている場合、 誰がそのように書くのを支持するのでしょうか? 業界に詳しい方よろしくお願いします。 読売、毎日、朝日、サンケイetc また、雑誌の違いなんかも分かる方はお願いします。 週間文春、週刊新潮、週刊現代、週刊朝日etc
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海外の新聞ほど極端ではないですが、 一応の傾向はあります。 とはいっても、 「読売新聞」という題字さえあれば白紙でも売ってみせる といった、ある新聞社の販売担当重役とか、 「インテリが作ってや○ざが売る」と言われる 内容とは関係ない販売の実体などを考えると、 読む側ではあまりその違いは考えないでよいのかも しれません。 まず、読売 一番平和な記事が多いです。 どちらかといえば多少政権、権威寄り。 プロ野球再編ストライキ問題では、 選手会を批判する記事を集中的に載せていました。 普通の人向け。 朝日 もともとは結構過激な社会主義的主張もしていました。 今は朝日新聞自体が権威ですから、 そんな事は無くなったようです。 読売よりもややこしい(もしくは難しい)表現が 多いように思えます。 毎日 何度も経営危機になったせいで、少ない人数で 紙面を作っています。このため、全体としては がんばっているのですが、時々記事内容に薄い物が 見られます。 隙間攻撃で頑張っている一般紙という感じです。 サンケイ 自社で「物を言う新聞」って言っているだけのことは あります。完全に右寄り、朝日新聞の対極を行っていますが、ある方法を使うと、昔は産経新聞~朝日新聞は 普通の電話を経由せずに通話することができたらしいです。 良くわからない世界ですね。
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新聞の話ばかりなので雑誌の話をします。 週刊誌はもともと新聞社の発行でした。 週刊朝日、サンデー毎日、ヨミウリウィークリー(元の週刊読売)、SPA(元の週刊サンケイ) このうちSPAはリニューアルしすぎて、かつての週刊サンケイの面影はありません。ほとんど別の雑誌に化けてますが、それがかえって好調なようです。一般に昔ながらの新聞社系週刊誌は苦戦です。 そして出版社系週刊誌の初めは週刊新潮です。 週刊新潮と週刊文春がエログラビアなどが無く、表紙は絵というものですが内容もやや硬い感じで下世話です。ターゲットは結構、年輩の男性でしょうか。でも週刊文春はエッセイなどが充実していておばさんも読みます。 週刊ポストと週刊現代はエログラビアなどが入り、表紙は女性、ターゲットはサラリーマンでしょう。内容はくだけた感じですが、とても女性は手にとれないような感じです。 ほかに女性週刊誌として女性自身、週刊女性、女性セブンがあり、男性週刊誌として週刊実話、週刊大衆、アサヒ芸能などがあり、さらに写真週刊誌にはフライデー、フラッシュがあります。 週刊誌には思想的な色分けは余りありません。週刊新潮と週刊文春は保守ですが、それに対して左の週刊誌というのは週刊金曜日ぐらい。一般にサラリーマンとか週刊誌読者層には左向きの内容の話題は受けないそうです。週刊朝日も朝日新聞では扱えない話題を取り上げ、朝日新聞本体とまるで違うような政治的意見の趣旨を載せる事があります。
お礼
雑誌の違いは初めて聞いたので、とても新鮮です。 やっぱり雑誌はサラリーマンから上の世代を狙っているんですね(当たり前か・・・) SPAの前身が週刊サンケイというのも初めて知りました。 面白いお話ありがとうございました。
- k99
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左翼←→右翼として 朝日、毎日、読売、産経の順と思えば概ね当たっています。 朝日は自称「日本のトップ1万人が読む新聞」「大学入試に一番出る新聞」。インテリ臭さを演出しようとしています。自衛隊の海外派遣とかは絶対に認めません。日本の戦争責任とか言う話も好きです。昔の社会党、現社民党と考えは近いでしょう。 毎日はやや朝日と似たスタンスですが社内の統一が取れていないのか、より中道なのかは分かりませんが、時として思いがけない右翼的な記事が載る場合があります。殆どの記事に署名が付いているのも全国紙ではユニークな取組です。 読売は「ギネスブック1000万部」。率いるナベツネさんは中曽根番として頭角を現した訳ですからおのずから思想も右寄りに。大衆的イメージから脱却しようと憲法改正試案を発表したりしています。 産経は「オンリーワン」。関東圏では夕刊を廃止するという思いきった手を打ちました。立場的にはナショナリスティック。もはや独自の世界に入っています。また、新聞の(牽強附会はあるにせよ)社論比較などにも積極的です。 書くのを指示(と理解して回答します)は普通、論説委員や編集委員という人たちが会議をして決めます。まあ、その前におおよそ自分の社がどのような論に立っているのか記者は分かっているでしょうが。。。 因みにジョークはこういう喩えがあります。 朝日の記者が3人集まると政治の話をする(政治ゴロだから) 読売の記者が3人集まると事件の話をする(トップ屋だから) 日経の記者が3人集まると株価の話をする(本業だから) 毎日の記者が3人集まると経営の話をする(危ないから) 産経の記者が3人集まると朝日の話をする(目の敵だから) お時間がありましたら、図書館などで読みくらべをするか、各紙が偶に載せる社説の比較記事を読まれると立場の違いはハッキリすると思われます。
お礼
ジョークがとても面白いです。 毎日の話が思わず笑ってしまいました。 各新聞紙を読み比べてみたいですが、比較するだけの頭がないので不安です。 でも、とてもためになるお話ありがとうございました。
- timeup
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日本の新聞って違いはほとんどないでしょう。 特色・・・ないですね。 四こま漫画で区別していました。(^_^;; 全国一律(少しは違うが)だから、みなに合うように出っ張った意見などは載せません。
お礼
ご返答ありがとうございました。 そうなんですよ、私のような一般人レベルの人間が見ても 違いがわかんないんですよ。 違いがないのに何でそんなに会社があるんだろうとか思って疑問に思っていました。
お礼
とても細かく分析していただいてありがとうございました。 すごく分かりやすいです。 イギリスにいる友人が、イギリスではとても多くの新聞があってそれぞれ特色があるって言ってたのですが、 そう考えると日本はあんまり特色ないですよねぇ。 私は毎日新聞とっているんですが、 たまにどうしようもない記事が載っているのは感じていました。 サンケイ新聞面白そうですよね。 今度そういう視点で見てみたいと思います。