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違いを教えてください

小説、物語、文学の違いを教えてください。

みんなの回答

回答No.2

a) 小説・・・・落語のようなもの。 b) 物語・・・・講談のようなもの。 c) 文学・・・・黙読するもの。

回答No.1

文学がこの3つの中ではもっとも広い範囲を表す言葉です。文学の中のジャンルに「物語」や「小説」があります。 「文章で表される芸術」、それが文学です。新聞記事やネット記事、このサイトの投稿、読書感想文などは「芸術」ではありませんから「文学」とはいいません。 文学には、ジャンルがあります。日本文学、英文学、フランス文学のように使う言語で分けることもできます。形式が決まっている定型詩(俳句や短歌、律詩や絶句など)も含めた「詩」もあれば「随筆」というジャンルもあります。近松門左衛門やシェイクスピア、イプセンの作品のような元々は芝居のために書かれた脚本も、読むだけで感動したり楽しめる芸術レベルのものは、「戯曲」という文学のジャンルになります。そして小説も文学のジャンルの一つです。 「物語」とは、「主に人や事件などの一部始終について散文あるいは韻文で語られたものや書かれたもの」です。韻文というのは、簡単にいえば俳句や短歌、律詩や絶句のような一定のリズムやひびきのある文、散文はそれがない文のことです。つまり「物語」はストーリーがあれば、形式が「詩」であってもいいのです。琵琶法師によって語られた平家物語や、中世ヨーロッパで吟遊詩人が広めた騎士道物語などは、一部もしくは全部が韻文です。 「小説」は辞書では「作者の構想のもとに、作中の人物・事件などを通して、現代の、または理想の人間や社会の姿などを、興味ある物語として散文体で表現した作品。」と定義しています。 悪いものがいてこんなことをしました、王子があんなことをしました、最後に悪者が全部やっつけられて、国は平和になりました。これでもちゃんとお話として成り立ちます。これが物語。 ここに作者の思想が入り、読者に訴えかけたいこと、考えて欲しいことなどがあったり、幾つもの物語が絡み合って全体を構成していたりするものが小説です。