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ごみを焼却しても、地球の資源総量は減らない?
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なにをもって「資源」と定義するか、という話になります。 たしかにゴミを燃やしても、地球上の物質の総量は変化しません。しかし、例えばリサイクル可能なプラスチック製品等を燃やしてしまうと、他の物質と化合するなど変質し、再利用不可能になります。 『資源』というものを『利用しやすい形の物質』と定義した場合には、このパターンであれば地球の資源総量が減少した事になります。 >>人類の文明によって、地球の資源はどんどん枯渇していく一方なのか。 そうとも限りません。人間の技術の進歩により新たに利用できる物が増えれば、結果的に資源の量が増える事もありえます。 分かりやすい例で言えば水ですね。綺麗な水は飲料水をはじめ、人間にとって価値の高い『資源』ですが、これに毒性のある不純物が混ざっていれば利用不能になる事もあるでしょう。 しかし技術的な介入、例えば濾過や蒸留により不純物を取り除く事ができれば、利用可能な資源になります。 この時物質としての『水』の量は変化していませんが、『資源』としては増減しています。
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- 薫子(@kao-ruko)
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>地球の資源総量そのものは変わらないんでしょうか? >化合して他の物質に変わるというのみであって。 そのとおりだ! 地球は一つの密閉されたカプセルだと思ってくれ。 総量は変わらない。 ただし・・・ 「組成」は変わる。 人間に有益な組成から、 人間に悪影響を及ぼす組成へ 刻々と変化していっている・・・。
お礼
- mammie267
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とりあえず、「何が資源か?」という議論は置いておきます。 人間が介在しない状態では、本来生態系とか呼ばれている「再生の輪」によって、ある生物の遺骸は、別の生物の糧となり、それが輪のようにつながって再生が繰り返されていたことでしょう。地球上における生態系による究極のリサイクルシステムだと思います。この状況においては循環しているだけなので「ごみ」なんてものは存在しなかったのでしょう。「ごみ」は「資源」でもあるからです。 それを人間が経済や文明の作用でその自然界に存在していたリサイクルシステムをぶち壊し、現状のような異常気象を引き起こしているのだと感じます。化石燃料を掘り起こし、燃焼することによって原初の地球へ逆戻りさせているのでしょう。小手先の最新技術であっても、地球上の資源をさらに費やすことになるのですから、太古から現在までに悠久の時を経て自然界の輪の中で築き上げたシステムを超えるような「人間による新たなシステム」が短期間で解決に導けるとは到底考えられず、人口抑制による資源の無駄遣いを減らしたり、「ごみ」が出る量も減らすような努力が必要なのだと感じています(それでも私たちが生きている状況で苦境は解消されるとは思えないです。数百年でどうにかできるのか、あるいは、地球を見捨ててテラフォームした別惑星へ移住するのか・・・)。 車のアイドリングは無くならないし、そのまま放置すれば命の危険があるからとエアコンを回し続ける。 持続可能性、なんて言葉で表現してみても、資源の無駄遣いの状況が変化しているのでしょうかね。 最近の脱炭素のあおりで、産業界への二酸化炭素の供給が滞っているとの報道はあります。大気中に放出された過剰な二酸化炭素は存在していますが、それ自体を「資源」として利用できないのが現在の人類の限界なのでしょう。AIが賢くなる以前に、すでにディストピアが成立していると個人的には感じています(資源争奪の戦争はますます増加すると予想します)。
お礼