- ベストアンサー
省庁の看板について
いろいろな看板がありますが、こども家庭庁の看板は子供が書いたのかと友人が言っています。原子力規制庁の字は楷書ではないですね。旧来の省庁のものの中にもいろいろあるようですが、看板はどのようにして決定されているのでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こども家庭庁の看板は、発足式の時のニュースになっています。あれは、初代長官小倉将信氏が「庁」の文字を、それ以外を発足式に参加した子供たちが一文字ずつ毛筆で書きました。新しい時代の役所らしい発想です。 もっとも多いのは看板を作るときの大臣による揮毫。なので中にはなんじゃこれ、というものもあります。 あるいは、高名な書家にお願いして書いて貰うことも。たとえば文部科学省は書家の故今井凌雪氏(黒沢明監督作品「乱」の題字で一般人にも有名)が手がけられました。 決定権はその省庁の長にあります。昔の大臣級の大物政治家は殆どが書を嗜み(書道は子供のときから学校で習いますし、政治家は揮毫を求められることがとても多いので)能筆家が多かったので自分で書きたがる人が多く、逆に下手な人はその自覚があり、つてもあるので高名な書家にお願いするのが一般的でした。
お礼