はじめまして♪
光も「電磁波の一種」という考え方で言えば、周波数が違うだけ。という感え方も可能です。
日焼け用に用いる可視光から少しズレた紫外線、主にUV-Bと呼ばれる範囲が効果を発揮し、おおむね320~400nm(ナノメートル)です。
これに対して電子レンジで用いられる「マイクロ波」の場合、波長がおおよそ12cm(センチメートル)ほどです。
作用原理は全く違って、日焼け用の紫外線は、皮膚のやや深い範囲まで届く光の一種で、あまり多過ぎると困るため、人体が色素を作り出して肌の色が茶褐色になっていく、という人間の生体反応を利用している物です。
電子レンジのマイクロ波は、水分子を運動させる、というのに適した周波数で、強い電波で激しく運動した水分子が発熱する。という物理現象を利用した物です。
なお、可視光や紫外線よりも、桁違いに高い周波数になると、人体に悪影響が現れる危険んな範囲も出てきます。一般的には「放射線」とも言いますね。
自然界にもある程度は存在する放射線程度ならば、生命が進化してきた範囲内の問題ないのですが、多過ぎる放射線は危険ですね。
自然の「日焼け」も、日サロの「日焼け」も、安全な範囲を超えると火傷したような症状になることもあります。
電子レンジの場合は電波が外に出ないよう、ガラス面に金属メッシュを張り合わせた上、扉が正しくロックしている時以外は電波が出ない仕組みにしています。
光の範囲になりますと、電磁波の一種。という考え方だけではなく、粒子とか、他の方向から考察していく化学分野もあります。
電子レンジのマイクロ波(電波の一種)は、強すぎなければ大丈夫なので、放送電波とか身近なデジタル通信電波などでも多用されています。
でも、広範囲に電波を届けるテレビ(地デジ)の送信アンテナ部分はとても強い電波をだすので、何年か毎のにペンキの塗り替え作業とかで「停波」時間が出ていますね。保守点検作業員がレンチンで煮えちゃったら大変ですから、、ねぇ(苦笑)
お礼
日焼けサロンの紫外線はマイクロ波より波長が数万倍短いので、皮膚下脂肪に到達する前に減衰するのですね。マイクロ波で通信もできる訳ですね。分かりやすいご説明に感謝します。