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電子レンジの寿命と安全性について
- 国産社製の電子レンジを21年間も使用していますが、寿命はいつか気になります。電子レンジは超高周波をマグネトロンで発生させて食品中の水の原子を励起させて発熱する原理であり、寿命がくれば加熱能力が無くなり安全と言えるでしょうか?また、設計上の問題で超高周波が漏れ出て人体に悪影響を及ぼすリスクがあるのかも知りたいです。
- 電子レンジの平均寿命は一般的に10年程度と言われています。昨年は15年間使用した冷蔵庫もまだ使えましたが、省エネ対応のため買い替えました。電子レンジの使用者の方々は具体的な寿命を感じた実例やその他の不都合などを教えていただけると幸いです。
- 安全性については、お住まいの電子レンジが牛乳を温めるや冷凍ご飯の解凍にしか使用されていない場合、特に問題はなく安全に使用できるでしょう。しかし、設計上の問題や経年劣化による故障のリスクはゼロではありませんので、注意が必要です。電子レンジの設計者の方々からの技術的な見解や、使用者の方々からの具体的な寿命感や不都合の報告をお待ちしています。
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その上を行っています。'85年三菱製を使用しています。 今の安い中国製のはわかりませんが、昔の電子レンジ用マグネトロンの寿命は1,000時間くらいです。使用時間を考えたら20年は持つでしょう。しかし、古くなると効率が悪くなり余分な電力を消費するので買い換えた方がいいです。電磁波の漏れに関してはレンジに張り付いているわけではないしマイクロ波の性質から考えると漏れない構造ですので気にしていません。
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- reglus
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電子レンジの設計者ではありませんが、設備機器全般の基本設計に携わっている者です。 現在の白物家電の寿命目安は10年程度となっています。設備機器では20年くらいですね。 昔の電子レンジや冷蔵庫などは複雑な機構(自動調理など)を持っていませんでしたので、心臓部(マグネトロンなど)の寿命イコール機器の寿命でした。 現在の電子レンジは複雑な機構とコンピュータ、加えて各種の安全装置を搭載していますから、これらの寿命が機器全体の寿命へ多分に影響し、昔の製品に比べてかなり短命になっています。 電子レンジの筐体は電波(マイクロ波)を遮蔽できる構造になっています。が、漏れる電波の大きさは他の家電と比べればかなり多いですね。 現在の電子レンジの自動調理は熱放射温度計を使って食品自体の温度を測定しているのですが、一昔前の電子レンジでは食品の吸収線量が温度によって変化することを利用し、結果として電子レンジ外へ漏れ出てくる電力量の変化をモニターする構造が主流でした。 この漏れる電磁波の出力はIHや掃除機などと比べて比較的多いのですが、人体へ影響するほどではないと認識しています。小出力の電波が人体へ影響するとする論文はいくつもあり、そういった論文を論拠とした宣伝などもたくさんありますが、学問的な見地から認められているものではありません。 ところで現在お使いの機器を使い続けるか否かですが、安全面で申し上げれば、買い換えた方が良いとは思います。これは電磁波の遮蔽性能の問題ではなく、内部に溜まったホコリや内部配線の寿命などといった問題から来るもので、昔の電子レンジはそういった部分への安全配慮(センサーを搭載して云々といった)がなされていないため、低温着火などの心配があるためです。 効率も若干、現在の機器の方が良くなっています。特にインバーターを搭載している機種では、格段な進歩が見られるようです。
お礼
reglus様 詳しいご回答感謝致します。可動部分がある機器は10年は寿命が無いのでは?と思っていますが、我が家の電子レンジのタ-ンテ-ブル回転機能は正常ですからマグトロンからの電磁波(?)の漏れが気になっていました。冷蔵庫と同じく今年の年末には買い換える予定です。回答有難う御座いました。
お礼
xs200様 情報有難う御座いました。我が家の機器は日立製です。今年末には買い換える計画です。マイクロ波の性質は独学で調べてみます。・・・多分1mも離れれば減衰して人体には殆ど影響が無いとの調査結果を期待をして、調べます。