見捨てられたわけではないでしょうが、現在が21世紀だというのが嘘である可能性が無いとは言い切れないでしょうね。21世紀だと作れないはずの技術があるのが、その証拠でもあります。
たとえば、現在は半導体技術が急速に進んで、1年半や2年で半導体の集積度が2倍になるムーアの法則が信じられていますし、実際、数十世代に渡る技術革新が進んで、僅か半世紀で8ビットパソコンが64ビットパソコンに世代交代している状況です。処理能力も4桁ぐらい高速化していますし、HDD容量は5桁から6桁ぐらい増えています。
しかし、大学生時代に半導体材料工学の教授が話していたのですが、半導体デバイスの集積度を2倍に上げるには、集積度を上げた結果、電気抵抗が大きくなったのを減らす為に10万個のサンプルを作成して、電気抵抗を測定して最適値の半導体材料を探さなければならないのですが、それには30年かかると聞きました。
情報革命が始まってから60年過ぎていませんから、本来ならば第二世代の半導体しか実現していなくて、集積度も4倍ぐらいの状況のはずなのです。つまり、今は8ビットパソコンが16ビットパソコンに世代交代したぐらいの時代のはずなのに、実際には何十世代も先に進んでいるわけで、説明出来ないのですね。もちろん、真の理由は企業秘密です。
同じように、地球温暖化も100年で0.5℃、平均気温が上昇すると言われていたのが、いつの間にか100年で2.5℃に変わっていたり、おかしな予測が多いですよね。100年で6.3℃という予測もあるそうです。要するに、わからないのですね。
これが全て真実だとしたら、現在のように真夏の最高気温が私の子供時代に比べて8℃も上昇しているのを説明しようとしたら、100年で0.5℃ですから、1600年ぐらい未来に行かないと説明出来ないという話になります。半導体の集積度も同じで、30年間かかって2倍しか集積度が上げられないのだとすると、2年で2倍の集積度に上がるムーアの法則で計算すると、半世紀では25世代進むわけですから、750年ぐらい未来に行かないと説明出来ないという話になります。
概算では1000年~2000年先の未来にいる計算になりますが、私達は1000年~2000年先の未来にいるのでしょうかね。1000年~2000年も生きられますかね。
こういう謎があるわけですから、今の時代が21世紀だというのも嘘かもしれませんね。