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「鬱病」についての自分の考え(長文)
自分には鬱病の兄がいます。夜中その兄に弟が殺されかけた経験があります。もし自分がとめていなかったらと思うと今でも心臓がバクバクなってゾッとします。現在は症状も落ち着いているので普通に生活しています。が、薬は飲んでいます。文字だけでは旨く表せないですが、「鬱病」---|----●-----「正常」 ●が自分の精神状態を表していて、|より左に精神状態が移行したときに鬱病と診断されるのだと仮定します。でももしそうなら、精神状態がよくなれば、すぐ健康な状態に戻るはずです。しかし、鬱病になって10年通院しているといった話も良く耳にします。ということは、それが「性格」なのではないでしょうか?治すもなにもそれが「性格」ならば「治す」という行為自体が無意味だと思います。「鬱病」と診断され、「ああ自分は鬱病なんだ。」と思い込むことで「いつになったら治るのだろう?」なんて考えることになってしまうのだと思います。現在鬱病の方には大変失礼な話ですが、鬱病が治った方はいますか?鬱病が治るってどういうことですか?何をもって治ったということになるのでしょうか。
質問者が選んだベストアンサー
うつの夫がいます。私が言いたいのは、うつ病は「脳の病気」だということです。 いつも暗い状態でいるのは気分を明るくするセロトニンという物質が脳の中で足りなくなっているのです。 私は、うつは糖尿病と似ていると思っています。(2)型糖尿病の場合(かなり簡単に略しますが)肥満などで膵臓から出るインスリンが足りなくなって、失明や腎不全、壊疽などの様々な合併症を呈します。食事や運動、薬物で合併症は防げますが、膵臓が弱っているので、また以前と同じ食事をし薬を止めれば合併症になります。生活習慣の改善が必要です。 うつの場合、ストレスで脳のセロトニンが不足し、不安や意欲の減退、希死念慮など様々な症状が出ます。休養やカウンセリング、薬物で症状は改善し、治ることもあります。しかし、脳が弱っているので、薬を止めたり、ストレスの多い生活に戻ったり、人に気を遣ったり、生真面目に働いたりしてしまえば再発することがある。生活や生き方の改善が必要だ。と言うことだと思うのです。 肥満であっても糖尿病にならない人もいます。似たような性格でもうつ病にならない人もいます。性格ではなく、うつ病になりやすい脳みそを持っていた。と言うことだと思います。 うつが病気であると理解して頂けましたか?私もうつが病気であることを理解できるまでには時間がかかりました。うつについては他にもHPや本など色々な情報がありますので読んでみてください。 また、病気であると分かっても弟さんがされたことを考えると許せない気持ちもおありかと思います。家族も辛いですよね。でも、病気について理解してあげることでお兄さんとの関係も変わってくると思いますよ。 私はうつが治った人も知っています。完全に薬を飲まず明るく元気です。しかし、世間では薬を飲んでいても症状がなく社会復帰できていれば治ったとしているようです。
- 参考URL:
- http://www.utu-net.com/
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- usako178
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私の主人は「適応障害」でした。 約4年。 薬を飲んでも変えた時の1・2週間は効くのですが、すぐ調子が下降気味。そしてまた薬を変えて・・・。と言う事を幾度となく繰り返しました。 主人自体、あまり病院の薬が好きな方ではく、 自分の為としぶしぶ飲んでいました。 だけど、すっきりしない。 そのうち病気が治らないのは薬を飲んでいるせいだと 言い出し、自分で勝手に薬をやめたりしていました。 そしてまた調子が悪くなって病院へ行き、1・2週間 きいて、また下降して、とかいう感じでした。 挙句の果てに、落ち着かなくなり、私に暴力を振るうようになったので隔離病棟へ緊急入院させました。 入院生活は1ヶ月半程。 それから二ヶ月ほど家でぼーっとしてたのですが。 何を思い立ったか急に今までの事がなかったように 自分から動き出したんです。 ホントにびっくりしました。 子供をつれて散歩へ行き、近所の仲良い奥さんと 色々話してたんです。 かえって「しんどくなってない?」と聞くと、「全然」と言う答えまで返ってきて。 ほんとに今まで主人の事で悩んでいた私はなんだったの?と言う感じです。 「治る」というのは「急に何事もなく生活ができるようになる」事なのかもしれませんね。 もちろん再発の危険があるかもしれません。 私は必ず心の片隅にその事を置いて生活しています。 何かあったらちゃんと対応して上げられるように・・・。 確かに性格もあるかもしれません。 でもその人自体も自分自身の事なのにどうしようもないみたいですよ。 風邪のように2・3日で治るわけじゃありません。 気長にいかないとあなた自身が今度はばてますよ。 隔離入院になった時、私も気が狂いそうになったぐらいでしたから。 でもとりあえず、側にいて支えてあげてください。 何かして上げられるわけじゃないんですけどね・・・。
お礼
大変だったんですね…。でもよかったですね!以前のように戻れて。人間ってよくわかりませんね。よくよく考えてみると、どうして腕を動かそうと思ったら(実際には思うだけじゃ動きませんが)動かせるのかとか、いやなことがあると心の中が重い感じになったり、ほんと不思議です。 書き込んでくれた皆さん、貴重な体験を教えてくださって本当にありがとうございました。こんなこと周りには聞けませんから本当に助かりました。
- nakasako
- ベストアンサー率44% (35/79)
私にもうつ病の夫がいます。性格にいえば「うつ病と診断され、長期(約3年間)の間、休職している夫がいる」と言った方がいいでしょうか? mahhakさんの言いたいことはよくわかります。私も夫を見ていると「本当に治るのか? 治るってどんな状態なの? そもそも今の状況は『うつ病』という病気ではなく、彼の持って生まれた性格だから、治る/治らないという次元の問題ではないんじゃないか?」といつも思います。 うつ病は確かに「病気」でしょうし、セロトニンの分泌が...とか言います。現に医師の処方で服用した薬で改善し、社会復帰した方もいます。 でも長期になってくると、「薬飲んだってぜんぜん効かない。本当にうつ病なの? 単なる性格だから、もう治りようがないんじゃないの?」とか考えてしまいます。医師は家族に対し「理解して接してほしい」とか言いますが、いくら理解しようと努力しても病気の本人から非常にヒドイことを言われたり、されたりすることだって多々ありますから、家族だって限界なんです。本人に「気使ってやってんだから、アンタも気使えよ」と言いたくなりますよね。 そういう意味では「治る」のはもう無理なのかもしれません。私はそう考えるようにしています。ただ、適切な治療によって病状が多少改善することは可能だと信じています。本人が、それを死ぬまで抱えていく覚悟ができて、うまくコントロールできるようになれば、まぁまぁかな?ってところでしょうかね。 弟さんをはじめ、ご家族は本当にツライと思います。本当に手がつけられないほどであったら、ご家族だけで悩むのではなく、医師に相談し、最悪は病院で預かってもらう(入院)ことも考えないと、今度はほかの家族の方も壊れてしまいますよ。
お礼
>私も夫を見ていると「本当に治るのか? 治るってどんな状態なの? そもそも今の状況は『うつ病』という病気ではなく、彼の持って生まれた性格だから、治る/治らないという次元の問題ではないんじゃないか?」といつも思います。 そうなんですよね。自分は兄弟ですから小さい頃からよく見てきたのですが、兄はもともと小さなことを引きずったり根に持ったりするタイプだったので、性格を鬱と診断されたんじゃないの?!って思っていたのですが、皆さんの書き込みを見てみると、鬱になり易い気質だったのかもしれません。 >いくら理解しようと努力しても病気の本人から非常にヒドイことを言われたり、されたりすることだって多々ありますから、家族だって限界なんです。本人に「気使ってやってんだから、アンタも気使えよ」と言いたくなりますよね。 これものすごく共感できました。つまり、あちらから酷いことをされたり言われても、「病気なんだからしょうがない。」で済まさなきゃいけないんですよね。兄が事件を起こしたことをまったく反省してなかったことにはさすがにキレました。最初は同じ目にあわせてやる!とか思ってたんですけど、結局それじゃ何の解決にもならないんですよ。やりきれない思いでしたが、今は治る(と信じて)のを祈るのみです。 回答ありがとうございました。
- juzube
- ベストアンサー率43% (149/341)
うつ病は治りますが、再発しないと言い切れるものではないようです。なので、「治った」とはっきり言うことはなかなか難しいでしょう。しかし、体の病気だって、そう考えれば例えば癌になりやすい人とか、アトピーが治ったと思ったけど再発したとか、いろいろありますね。 鬱の場合、性格というか体質というか、鬱になり安い人というのは実際にいて、そういう人はその気質が強いほど、軽いストレスなどでも鬱になりやすいわけです。 うつ病で10年通院している、といったような人は、例えばストレス状態から(諸事情があり)逃れられないでいるとか、鬱に大変なりやすい人であるとか、質問者様おっしゃるとおり、うつ病だと認識してその状態に(無意識にも自ら)はまりこんじゃってるか、また再発するのが怖いので予防として通っているか……いろいろ事情があると思います。 私は性格的に「鬱気質」ですね(でした、でしょうか)。性格自体、もろに「うつ病」の症状に当てはまってました。その後、本当にうつ病になり、今はすっかりそうした気分も性格も変わってますが。 などと言うことで、ケースバイケースですので、お兄さんのことを見守ってあげるような心構えでいられればいいと思います。どうも不信感があるようなのですが、実際、「うつ病」ではくくりきれないものをお兄さんが持っているのかもしれませんし、質問者さまの考え過ぎかもしれません。 いずれにせよ、うつ病は、皆さんおっしゃるとおりのようなものですので、参考にされて状況を「見直し」て、いい方向に行かれますよう、お祈り申し上げます。
お礼
鬱病って定義があいまいな気がするんですよね。医者に行って鬱病と診断されても、下の方が書いてくださったのですが、そのセロトニンを測定するわけじゃありませんし(たぶん)。 やはり人間ですから、鬱といっても人それぞれ微妙に違うようですね。 回答ありがとうございました。
- kicy
- ベストアンサー率25% (8/31)
私も今から6年前に鬱状態になったことがあります。正確には、『不安神経症』ですが、状態としては、鬱状態でした。自分の気持ちがなぜこんなに落ち込んでしまうのか分かりませんでした。しかし、自分自身で意識があったのは、自分は病気だと言う意識です。 自分が病気だと言う意識があれば必ず直ると言うことです。心療内科の医師の必ず直ると言う言葉に勇気づけられました。私が鬱状態であった時の状態は、今思えば身体的には絶えず軽い風邪をひいているような状態(事実37℃程度の微熱が続いていました)+語ることのできない不安感でした。 それを支えてくれたのは、親、兄弟、当時付き合っていた彼女(現在の妻ですが)、上司、先輩、後輩です。支えてくれる人がいたから自分の不安な気持ちを素直にさらけ出すことができました。確かに、同じこと(弱気・消極的な言葉)を何回も言っていました。 職場に復帰して3ヶ月の時、仕事上の大きなトラブルがありました。この時、逃げ出したい気持ちでいっぱいでしたが、ここで逃げたら一生元に戻れないような気がして、そのトラブルに取り組みました。周りの人から見れば倒れてしまいそうな顔をしていたそうですが、逃げることなく、周りの援助を受けながら一つ一つ解決して行くことができた時、立ち直おるきっかけができたと思います。今でも薬は飲んでいますが、医師の了解のもと自分でセーブしています。私の仕事は、管理職且つ長時間労働且つクレーム処理の仕事をしていますので未だストレスが解消されることはありません。しかし、ストレスと付き合う方法を自分なりに会得しました。ストレスのないことなど人生においてはあり得ないと思います。ストレスもおもしろくないゲームと考えてそれに立ち向かえば、クリアーした時には喜びに変わります。 私の体験を長々と書きましたが、要は、本人がいかに意識するかにかかっていると思います。 私が鬱状態の時、『鳥になりたい。どこかに飛んでいきたい』と思っていたことを昨日のように思い出します。
お礼
自覚症状はあったのですか。よく兄は夜中に独り言を言っていました。ぶつぶつと何かをいっていましたが、当時受験生でもあったので歴史を暗記してるんだと思い、「うるせーな!」と思いつつも我慢していました。でもよく聞いてみると「お前が悪いんだ!」とか「クズめ~!」といった内容をつぶやいていました。「おいおいやべえんじゃねえの?」と思って母に、兄が夜中に独り言をつぶやいていると伝えたのですが、「まさか?!」といった感じでその場は終ってしまいました。自分も聞き間違いかもと思ってそのままにしておきました。が、その数日後の夜中に事件は起きました。今でこそ心療内科や精神科へ行っていると聞いても普通に受け入れられますが、当時はかなり偏見を持っていましたので(兄も含めて)、「なんかおかしい。」と思っても、自分から心療内科に行くなんてことは考えられなかったのかもしれませんね。kicyさんは周りに恵まれてよかったですね。回復するには周りのサポートが重要なのですね。自分ももう少し鬱について勉強して理解しなきゃと思いました。どうもありがとうございました。
- Syo-ya
- ベストアンサー率31% (558/1780)
治ったとは「あれれ? 俺、今まで何処に行ってたんだ??」という気づきを得た段階でしょう。 「ただいま~~アハハ♪」となるに違いありません。 鬱病にという定義もあくまでも仮説に過ぎませんが、簡単に言うと、赤一色に染まってしまった真水のようなものです。 自分が「赤」に染まっていれば、今、現在、自分が何色なのかわかる人はいないんです。(こんな説明で通じますか?) 「まるで別人だ・・」状態になってしまうのが、脳の疾患とも言える鬱病なんです。 「慢性的な酔っ払い」とでも思ったほうが解り良いかも知れまませんね。。。 ・・・で、残念なのが、この質問が当人からのものでは無いことなんですが、自分の身体意識に目覚めることでもかなり脳の活性化になり、鬱病等、精神疾患の回復に役立つんです。 例えば、呆然と立っているだけの感覚に集中しているだけでも、筋縫髄からの刺激で脳が覚醒してきますし、脳を覚醒させる方法というのはいくらでもあるんです。 そして、それらは、必ず、鬱病にも効果あるハズなんです。 もし、ご兄弟の間にコミニュケーションが生まれたら、何でも良いですから、普段しないような運動等に誘うと脳の活性化に役立つかも知れません。 ちなみに親子関係は良いですか? 全ての根源は、ここにあるかも知れないんです。
お礼
よくわかっていらっしゃいますね。兄は父親とは仲がよかったのですが、母親とあまりうまくいかない状態で、(自分には兄が悪いように見えましたが)何かあると母親を責めていました。事件からだいぶ期間もたち、ある程度落ち着いているので今度運動にでも誘ってみます。回答どうもありがとうございました。
お礼
>うつ病は「脳の病気」だということです。 いつも暗い状態でいるのは気分を明るくするセロトニンという物質が脳の中で足りなくなっているのです。 一応1冊だけ鬱に関する本を読んだのですが、このようなことを読んだ気がします。おそらく糖尿病の例を出してもらわなければ、「鬱病になる人はもともとセロトニンが少ないのではないか?」という疑問が出てきたと思いますが、健康な人はもともと糖尿病ではないわけですし、わかりやすい例だと思います。 兄とはその事件の一件いらい、話していても見えない壁のようなものができているというか、話していても以前とは何かが違うと感じています。また昔のように仲良くなりたいです。 時間があるときにホームページを見ようと思います。どうもありがとうございました。