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ジブリってあれだけ当たっておいて経営不振だった?
なんか日本テレビに買収されたようですが、ジブリってあれだけ発表するアニメが当たっておいて経営不振だったんでしょうか? ジブリのアニメーターは給料制なので安定していると昔聞いたことがありますが、他のアニメーターのように歩合制みたいになって劣悪な環境に変わっていくんですかね?
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有名な作品が多いジブリ作品ですが、実はビジネス的には全然よろしくないのが実際なのです。 ジブリ作品の興行収入ランキングを見ると、代表作のひとつ「風の谷のナウシカ」でさえ19位で、ジブリの黒歴史である「ホーホケキョとなりの山田くん」より少ない(!)のです。その下には「となりのトトロ」と「天空の城ラピュタ」が続き、それより下には「アーヤと魔女」と「レッドタートル」しかありません。この2作品はおそらく一般知名度も最低レベルの作品だろうと思われます。 つまり、ジブリ作品の中でも有名な「ナウシカ」「トトロ」「ラピュタ」は実はビジネス的にワースト3作品でもあります。実際、ラピュタは公開当時は全然お客さんが入らなくて劇場公開期間が打ち切られた作品でした。 ジブリ作品としては興行収入8位になる「ゲド戦記」が、失敗作扱いになっていますから、そのくらい商売がヘタな会社なのです。 それに加えて自前のスタジオで外注に出さないで自社スタッフで制作する高コスト体質です。ラーメン屋さんでいうと、麺も自社で作ってるみたいな感じ。そりゃコストがかかりますわな。 それは「クオリティ重視」ということだからなのですが、その割にどの作品も「興行収入」というビジネスでいうと、振るわない。おまけになんだかんだでパヤオさんが関わらないと売れないのです。 ちなみにそのパヤオさん、朝9時にスタジオに出勤するとそのまま仕事をして、午前3時くらいになると「お疲れ」といって退勤し、翌朝9時になるとスタジオに来るそうで、それをお盆と正月のスタジオそのものが休みの日以外は毎日出勤してくるそうです・笑。 「千と千尋の神隠し」は「描き込みがすごい」ことで有名ですけど、それはまあそんだけ時間をかけているからなのです。そしてパヤオさんは、スタッフがそのブラックを超越した働き方ができないと(ド昭和世代だから)怒るそうです・笑。パヤオさんが関わらない作品はジブリファンの間でもクオリティが低いといわれてしまうことがありますが、同じクオリティなんて絶対に無理なわけです。 パヤオさんは手塚治虫さんが日本のアニメ業界を作り上げたときにアニメーターの低賃金労働体制を作ってしまったことを「アイツのせいで日本のアニメ業界はブラックになってしまった」と批判してるらしいのですが、そういう本人が一番超絶にブラックだったりします。 ジブリは自動車メーカーに例えるとエンジンからシートに至るまで全て自社で製作するスーパーカーメーカーみたいなもんですね。それで何千万円だ、何億円だで売れればいいのですけど、思ったほどそんなにも売れていなかったりするのです。
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- SPROCKETER
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マスコミの事ですから、最初から最後まで全部嘘だったのかもしれませんよ。ルパン三世の映画化で注目を集めた「ルパン三世・カリオストロの城」から赤字だったわけですから、ほとんど全ての映画が赤字採算だったのかもしれません。日本テレビが赤字を補填していた可能性も考えられます。同じような赤字採算のテレビアニメは数え切れないほどあって、珍しくもありません。バブルの絶頂期にアニメ会社が倒産したり、玩具会社が倒産した例もあります。経営に関しては嘘が多いのがアニメです。 アニメ映画が大ヒットしたようにマスコミが宣伝するのは政治だからでしょう。政治絡みのアニメは成功させなければならないので、真実は隠されます。大ヒットしたと宣伝されていたガンダムにしても、本来は視聴率不振、玩具の売れ行き不振の大失敗作で、打ち切りになったアニメでした。人気アニメというのは嘘が多いものです。ジブリにしても同じだと思いますね。 手塚治虫がアニメを作り始めた頃から、アニメは大赤字だったと聞いています。無茶な制作体制でディズニーアニメに追い付こうとしたからです。今の日本製アニメにしても、粗製乱造で海外に投げ売りしているのが実態で、数で世界シェアを奪おうとしたのが実態だったようですね。