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私立高校のスポーツ推薦特待入学について

勉強ができなくてもスポーツの成績が優秀なら簡単に 入学させてしまいます。そのためスポーツ選手が テレビでクイズ番組に出ると全然わからないし 小中高とちゃんと勉強してきたの?って思うことが 多々あります。有名スポーツ選手でなくてもスポーツで 入って来た人たちは学力が足りていないと思われます。 最低限の学力を持っている子のみ入学させろよと思ってしまいます。 質問趣旨としては勉強が全然できないのにどうしてスポーツだけで 簡単に入学させるかと言うことです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • moritaroh
  • ベストアンサー率56% (658/1172)
回答No.3

>最低限の学力を持っている子のみ入学させろよと思ってしまいます。 これはまさに正論…ですね。 私立高校としては、スポーツの成果で知名度があがれば、受験者・入学者が増える、といった『広告効果』への期待があります。 また、スポーツによって「進学実績をあげる」ことへの期待もあります。 後者の「進学実績をあげる」ことを、もう少し説明します。 1つのパターンは、スポーツしか取り柄がない中学生が推薦で入学し、そして高校でもスポーツで成果を出し、そのまま大学にもスポーツ推薦で進学する例です。 もう1つのパターンは、特定のスポーツで成果を上げつつ学力も高い中学生が、スポーツを優先して入学して来る場合です。この例だと、高校ではスポーツで成果を上げればそのままスポーツ推薦で大学に進学できますが、仮にスポーツで成果を上げられなかったとしても、もともと学力が周囲より高いので普通に受験して大学に進学することもできます。 『広告効果』は、知名度の向上もありますが、「進学実績」が伴わないと、最終的に受験者・入学者は増えません。ですので、スポーツで注目を浴びる私立高校からの大学進学者のほとんどが、実際にはスポーツ特待のクラスなどに占められていたりします。 ただ、スポーツ特待の生徒が最低限の学力を持っているかどうか…は、入学時点での問題もありますが、それよりも私立高校での授業や指導の問題が大きいと思いますね。 たとえばスポーツ科などがある高校の場合、普通科に比べると一般教養としての授業が最低限になっています。つまりは、中学生レベルなら最低限度の学力…はあったとしても、高校のうちに、スポーツの練習が最優先となってしまい、学力がほとんど伸びない結果になって…ということです。 また、合宿期間中は授業を免除(何らかの授業として振り替え)することや、スポーツの大会後のレポートを何らかの授業の提出物に振り替える…などもあると聞きます。 まとめますと、最低限の学力がなくてもスポーツ特待などで生徒を入学させてしまう理由は、そもそものスポーツの『広告効果』と、スポーツの成果による「進学実績の向上」が目的であり、また、スポーツのみに集中させられる仕組みを持っているから…ということでしょう。 なお、アスリートの学力は、スポーツの種類によって結構違いますね。 比較的年齢があがっても第一線で活躍可能なスポーツや、小学生などの早期から取り組むことの少ないスポーツの選手は、そこそこに学歴・学力があります。 たとえば野球やサッカーなどは、幼少期から取り組む人が多く、中学生・高校生での勉強が疎かになっていることが多いです。 対して、ラグビー、陸上の短距離、レスリングや柔道などは、幼少期からやっている場合もありますが、本格的な指導環境に巡り会えるのは高校生くらいからなので、選手の多くが大卒(学力に個人差はありますが)です。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.2

公立学校ならいかがなものかってのもあっていいと思いますが、私立の学校なら、スポーツ推薦でも一芸推薦でも、その学校がそれを売りにするんだったらそれで入学を認める生徒がいてもいいと思いますよ。 質問者さんはスポーツをあげていますが、楽器でも歌でも、絵画でも漫才でもなんでもいいと思います。高校だとスポーツ推薦くらいですかね。でも音楽や芸術でも非常に数は少ないですがそれで一般受験とは違うコースで入学する手段がある学校もありますよね。 スポーツに限らず、何かの一芸に秀でている人が「学校の勉強」は性に合わないということはあります。ジミー大西画伯がそうですね。あんなに素晴らしい芸術的才能がある一方で、いわゆるお勉強は危険なほどダメです。 また高校では、スポーツで秀でることによって校名が広がり受験生が増えるという効果があります。 昔、あるいわゆる「底辺高校」と呼ばれる高校の弱小野球部が地方大会の1回戦で「9回ツーアウトから奇跡の逆転勝利」をしたことがあります。その野球部にはテレビのドキュメンタリー番組が密着していて、その放送は結構話題になりました。私は偶然、「その後どうなったか」の番組を見たのですけど、その放送の効果でその年の受験生は定員を上回る応募があったそうです(それまでは定員割れに悩んでいた)。 また伝説のKKコンビで有名なアルファベット二文字の学校や、奈良と和歌山にある中央大学や広島カープとそっくりのCのマークでおなじみの高校なんかは、野球部の甲子園での活躍で知名度は全国区になっています。 他にも私立高校で「バスケの強豪」「バレーボールの古豪」「サッカーの名門」で全国的知名度を誇る高校もありますね。知名度が高ければ、多くの受験生が集まります。そのために優秀な生徒に対しては、こっそりと授業料免除だけでなく、寮で生活の面倒をまるっと見ることまでやっている学校もありますね。 でもそれによって進学ができる貧乏な家の子もいますから、悪いことではないと思います。

回答No.1

 彼らは『広告塔』です。  「私立高校のスポーツ推薦特待入学」して来る生徒の役目は広告塔です。野球やサッカーetcで活躍して、新聞に書かれたりテレビで放送されれば、高校名が出ますよね。それも全国的にです。  私立高校は生徒の納付金で運営されています。有名になって、受験生が多くなれば、高校は潤います。スポーツの得意な生徒は学力が低くても、高校にとっては役に立つ存在です。  高校の経営者にとっては、スポーツ選手は資金集めに有効なんですね。

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