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バスケW杯で日本は最終順位19位で終わりました。
オーストラリアにかなり善戦したことを考えれば16強に近い 実力で敗れたと判断してもいいのでしょうか? まだまだですかね? 回答お願いします。
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前回のワールドカップが2019年に行われました。 そのときは今大会で神がかりな活躍をした比江島選手はもちろん、渡邊雄太選手だけではなく、あの八村塁選手もメンバーに入り、ワールドカップの出場は13年ぶりとあって「史上最強ジャパン」と期待されていました。ただ、攻守の要である富樫選手がケガのため直前になって外れたのがベストメンバーではない唯一の懸念ではありました。 そして同じ組には、アメリカがいました。当時のアメリカ代表は「史上最弱」といわれるくらいロクな選手がいませんでした。 こちらは八村、渡邊という(当時はまだ2人ともレギュラーではありませんでしたが)NBAプレイヤーが2人いたので、勝つことはできなくても、ひょっとすると善戦することができるのではないかと期待されていました。 しかしその希望は無残に打ち砕かれます。初戦のトルコ戦を67-86で落とすと、第二戦のチェコ戦も76-89で敗れ、最後のアメリカ戦では「最強ジャパンと最弱USAの対決」だったはずなのに、終わってみれば45-98というほぼダブルスコアの大差をつけられてしまいました。 そして順位決定戦ではモンテネグロ戦に65-80で敗れ、最終のニュージーランド戦では81-111となり、5戦全敗、参加32か国中31位という成績で終わりました。 それが「史上最強ジャパン」の結果でした。 比江島選手は何かのインタビューで「前回(2019)大会はただコートに立ってただけで、何もできないままに終わった」といっていましたが、お前メンバーにいたの?ってくらい、何も印象に残っていません。2019年大会で印象を残したのは、アメリカ戦で文字通りに孤軍奮闘して後にNBAからスカウトされ渡米した馬場雄大選手くらいでした。 だもんですから、私は今大会の前評判が高いことに対しても「でも2019年のとき全然だったしな。今回は八村がいないんでしょ?」と思ってて全然見てなかったんですよね(2019年大会はテレビ中継を見てました。中継もショボかった・・・)。 ただ元バスケ部の友人によると、2019年大会は富樫選手を欠いて攻守の要になるゲームメイカーが不在だったのが痛かったということでした。 ただ前回大会に比べて日本代表は長足の進歩を果たしたなと思うのが、ジョシュ・ホーキンソン選手の存在ですね。2019年大会にもニック・ファジーガスという選手がいたのですが、ファジーガスは「シュートを打つだけ」の選手でね。膝が悪くて全く走れないし、そのせいかお腹がとてもバスケットボール選手とは思えないたゆんたゆんで。 こんな選手でも日本代表になるんじゃなあと思って見てましたよ。 そんなわけで、まだまだ日本代表は「世界の入口に立った」という程度の存在に過ぎません。FIBAのランキングでも、中国が27位、日本は36位です。カーボベルデ戦も第4Qが「魔の7分間」といわれましたが、本来は94点くらいはとってても不思議はない展開だったんですよ。危うく「バスケ版ドーハの悲劇」になるところでした。