賠償金については10年間の時効があるので、ほとんど時効になったそうです。このへんは「法の網目をかいくぐっている」といわれても仕方がないですね。実際、網目をくぐっていることをひろゆき氏自身が公言しています。
賠償金が発生しているケースは主に二つあって、ひとつは「書き込んだ人物を特定するために2ちゃんの管理者であるひろゆき氏を訴える必要があったから」です。プロパイダー責任制限法ができるまではそうしないといけなかったそうですね。
この場合は、訴えた人は本心ではひろゆき氏からお金をとるつもりはなかった人もいると思われます。判決も少額(数万円から10万円程度)なので、手続きをすると割に合わないのでやらないとなったのでしょう。
企業などがガチで彼を訴えたケースもあります。その対策として、彼は個人の資産を一切持っていない時期がありました(今は違うようです)。名目上の住所としてどこぞの木造ボロアパートを「自宅」として登録しておき、銀行口座などを一切持っていなかったようです。
もちろんこの辺りは、彼に協力する弁護士がいて色々入れ知恵してたわけですけどね。差し押さえたくても押さえるものが何もないので、相手は何も行動が起こせません。実際は何も行動ができなかっただけなのですが、法律上は「何もしなかったから、ハイ時効成立ね」となってしまうのです。
まあこうやって「合法的に」賠償金を踏み倒したわけです。ただ、当時彼を訴えた企業も今となっては常識外れの何億円もの賠償金を請求する訴えなんかを起こしていますから、彼が悪者とも言い切れないですね。
内部事情を暴露する場所が2ちゃんねるしかない時代が確かにありましたから、ある時代には彼はダークヒーローだった一面もあります。今は「ただの頭の固い屁理屈おじさん」ですけどね。
なぜ彼の「ご意見」をありがたがる人がいるのかは私もよく分かりません。ただ、彼と堀江貴文氏はおそらく二人とも発達障害で「空気が読めない」「場に合わせた発言や振る舞いができない」という特徴があり、その「空気を読めない発言」が同調圧力が世界一強いこの国ではアンチテーゼとして痛快に聞こえるというのはあると思います。
この人のつくづくユニークだなと思うのは、YouTubeで配信していますけれど、彼のオリジナルの動画は1時間近くあったりするんですよね。だから全部を聞くのは面倒なので、あちこちで「切り取り動画」や「解説動画」があるんですよね。「彼はこんなことを言った」と要約している人たちがいるのです。で、ひろゆき氏は彼らから上がり銭をとってるんですよね。そういう切り取り動画を作ると、YouTubeから「お前の動画をパクってるやつがいるけど、どうする?」と連絡が来るそうです。選択肢はふたつ。ひとつは文句をつけてそのアカウントを停止させること。もうひとつは、そのアカウントが得た収入の一部を利用料としてとることです。その作業はYouTubeが自動的に相手の収入を差し引いてこっちに回すそうです。
で、彼は上がり銭をとる方を選んでいるのです。出演しているラジオ番組か何かで「だから僕が喋ると一生懸命要約する人がいて、僕にチャリンチャリンと稼いでくれる」と例の調子でいってました。そういう商売に長けているなーと思います。
女性への興味が薄い(グラビアアイドルと遊びまくってるみたいな話が出てこない)のも、男性ウケする理由のひとつじゃないかなって気がします。
お金でトラブっているといっても、我々の懐とは関係ない話じゃないですか。借りたお金を返さないわけでもないし、税金を払わないわけでもない(節税対策はバッチリだと思いますけれど)。知らないやつがとれるはずのお金をとれてないだけだから、まあ我々にとっては他人事です。
そして同じ他人事ながら、若くておっぱいが大きいお嬢ちゃんと遊びまくってたら、妬ましいじゃないですか・笑。モテる男は腹立たしい存在です。彼(と堀江氏)はモテに無関心で、モテようと必死になっている男を小ばかにしてるから、モテない男たちからすると痛快ですよ、そりゃ。
お礼
詳しくありがとうございました。