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ウクライナとドローン戦争:現代戦略の未来像
- ロシアのウクライナ侵攻において、ドローンが重要な役割を果たしています。特に、軍事衛星を活用して敵の位置を特定し、自動的に攻撃を行うシステムが注目されています。
- アメリカのシールドAI社が開発したドローン攻撃システムは、戦場で敵軍を効果的に攻撃します。これをウクライナや台湾が導入すれば、強大な敵国に対抗する新しい戦法となるでしょう。
- 現代戦争では、熱検知システムを搭載したドローンのみで国防が可能とされています。戦車や戦闘機なしでも、海岸沿いにドローンを配備することで国土防衛ができると考えられています。
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うん、遠い将来には戦闘とは自動あるいは遠隔操作の戦闘機同士の交戦となっていき、今とは違う戦術や戦略が主流になるでしょうねとは思いますが…。 そういう「どう戦うかが変わっていった」のは、戦闘機や戦車が登場した100年以上前から同じです。石斧と弓矢で戦っていた時代に砦や城が登場した時も、攻城兵器が登場したときも、戦場の花であった騎士たちが火器を前に廃れていったときも、同じです。 ただ、現状では5年10年先ではドローンが主流になるのはまだ厳しいでしょうね。 たとえば、 >軍事衛星で人間が集結している箇所を特定して自動的にドローンがその場所に飛行して空爆する軍事システム この部分だけでも問題が山積していますよね。 「人間が集結している場所」が常に戦闘員だけいる箇所とは限りません。もしも非戦闘員、しかも小学校や、けが人であふれる病院を自動システムが爆撃したらどうなると思います? なぜ「核を使えば負け戦」かというと国際世論が怖いからです。平気で非人道的な大量殺戮を行うような国を許さない、そういう空気があるからです。 であれば、「ドローン飛行隊で民間人を大量虐殺」だって同じです。実際、今回もロシアは病院を爆撃したといって責められているじゃないですか。 では、「民間人と戦闘員を選別して、戦闘員のみ爆撃するプログラム」が必要ということになりますね。迎撃する側は、それを難しくするような戦略を編み出すでしょう。つまり簡単に言えば、「集結しない」「敵ドローンの自動プログラムが制限をかける対象の近くに散開する」などでしょうか。 それから、都市を戦闘不能に陥らせるほどの「爆撃」を可能にするミサイルの質量ってどのぐらいだと思いますか? 一国を滅ぼすのに何も殲滅する必要はありませんが、少なくとも、ボヤ騒ぎ程度では無理です。 だから戦闘機に搭載されるミサイルはそれなりの大きさがあるのです。大きいイコール載せられる火薬の量なわけですから。 ということは、ドローンイコール小さいという搭載量の制限がある以上、爆撃用ドローンは大型化したうえで何千機を投入しないといけませんよね。 現状ではドローンは小さいことに運用上の利点があるわけですから、この矛盾を解決しないとなりません。 それに、航続距離の問題もあります。現状のドローンはそこまで長距離を飛ばせません。 たとえば東京23区を攻めるんだったら、ほぼ隣接した地域まで制圧していないと、「大量のドローンによる爆撃」は不可能、ということになります。 23区の隣接まで面で制圧されてるって、それ別にドローン大飛行隊を飛ばさなくとも圧倒的勝利寸前じゃないですかね…。 さらに、その状態をドローンだけで可能にするには、ちまちまちまちまちまちまちまちま「ドローンの航続距離である数キロ先を制圧、それを繰り返す」必要がある、ということになります。 ドローン飛行隊が飛んでくるその数キロ先に前線があり、現状ではそこには人間がいなければならない(ドローンを運んできたり、燃料やミサイルを搭載したり、整備したりなんやかんや必要)、ということは戦車隊や爆撃機でその敵基地を粉砕すればドローン飛行隊は機能しなくなりますね。 そしてその基地を防衛するにはドローンだけでは不可能です。 さて、ここで、ドローンよりはるかに大型なのでミサイルがたくさん積めて、ドローンよりはるかに大きいので航続距離がたいへん長い、そういう武器があります。 まず戦闘機、次に長距離巡行ミサイルです。 こっちのほうがはるかに便利ではありませんか? >もう戦車も戦闘機も要りません。 なぜドローンが運用されてもいる現代の戦争において、戦車や戦闘機のほうが主力なのか、という視点と理解がご質問には欠けています。 たとえ未来の話で、「自動操縦の爆撃機」なら話はわかりますが、 >それを敵国に送り込むと敵国をドローンだけで滅ぼすことも可能な気がします。 これは現状では無理です。 爆撃したら基地に戻って爆弾を積みなおす必要がありますよね。 ドローンの搭載可能量、航続距離でどうやって「自動操縦のドローンだけ」で滅ぼすことが可能なのでしょうか。 たとえば、通信を無効化したり、混乱させる妨害波を出されたらどうします?大量の近代兵器を鹵獲されて利用されるのですか? >海岸沿いに熱検知式の攻撃ドローンを配備しておくだけで自国は守れるのです。 これも無理です。 自国の外から長距離ミサイルを撃ち込まれたらどう防衛するのですか?現代戦はすでにその域に入って長いので、ドローンでだけと言われても困惑します。 素人が今ぱっと思いつくだけでも、超上空から海岸沿いを避けて潜入されたら鈍足のドローンにはどうしようもないですよね、と思います。 ドローンの現時点での強みは、大型化した武器を前提としていた戦略の隙間をかいくぐることができる、です。小型である分、大量生産もたやすい。 でもだからといって、それだけで防衛も攻撃も全て担えるほど戦争は甘くはありません。
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- nagata2017
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ドローンとは 無人飛行機 という意味なので 大型のドローンなら遠距離攻撃もできます。 ウクライナからモスクワに飛んで行って プーチンを暗殺することも可能です。 ドローンが進化すれば それに対抗する手段も当然開発されていくので いたちごっこですね。 先に有力な兵器を開発したほうが勝ち というのはいつまでも続いていくのでしょう。
- moritaroh
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問題となってくるのは、ドローンの航続距離・航続可能時間と交信距離ですね。まだ、自家発電可能で自律型AIのドローン、というわけではないので。 航続距離や時間はバッテリーや機体の設計でまだ伸ばすことができるでしょう。 交信距離は、現状として、敵・味方の判別や攻撃指示などは映像による目視で行うしかないため、数10km〜300kmくらいの距離でドローンと交信を行わないといけません。ただしAIの開発でそれも変わってくると思います。 仰る通り、ドローンに関する諸技術の開発で、戦争は大きく変化すると思います。で、同時に、ドローンを妨害またはハックする電子的技術の開発との競争ですね。
- EXIST2090
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現状やっぱり撃ち落とされるリスクはありますし となると高空から爆撃しないとなので全然狙った箇所に落ちないのはあると思います。命中率の問題です。 アメリカも開発中ってことでまだまだ先だと思いますし、そんな技術革新起こったらまっさきにニュースになるかと なのでだいぶ先に思えます。
お礼