こんにちは。補足、ありがとうございました。
ほかのみなさんの回答をみても、まずは、
・ディーゼル車を代替するか、しないか、という選択肢、次に、
・する場合は、代替車として何を選ぶか
・しない場合は、技術的な対策、システム的な対策、として何を選ぶか、
という選択肢になりますよね。
いきなりすべてを代替するというのは困難ですが、
一番効果的なのが代替であることも確かですから、
一つの対策として、やはり自社の物流プロセスを、
再度洗い出してみて、代替できる部分を探す、
という方法はいかがでしょうか?
その際にポイントとなるのは、走行距離ではなく、
走行時間、走行ルート、ではないかと思います。
都心など渋滞の激しいところ、エンジンやアクセルの
オンオフが頻繁になるところ、などを把握して、
そこのプロセスから重点的に代替車を導入する、
という方法が最も効率的ではないでしょうか。
小口配送も行っているとのことでしたので、
そこら辺りから手を付けるのもいいかもしれませんね。
反対に、大型トラックによる輸送が、
実は、都心の真ん中を通過するようなルートだった、
ということであれば(ないとは思いますが)、
そちらが重点的に対応するプロセスになるでしょう。
蛇足ですが、先ほどコンビニに買い物に行ったら、
商品の配送をCNG車で行っていました。
細かなルートで配送するならその方がいいですよね。
物流プロセスの洗い出しは、普段から行われているとは
思いますが、参考として、例えば、環境マネジメント
(EMS)の構築やその国際規格ISO14001の認証事例、
などの本が参考になるかもしれません。
大きな書店に行けば、たくさん並んでいると思います。
こうしたプロセスの洗い出しは、例えば、いずれ
工場や倉庫の移転や統廃合がある時、あるいは、
他社との業務提携がある時に、必ず役立つはずです。
実際、そのような時には、環境対策とは別個に独立して
進行していくことが多いですから、そういうときに、
今まではできなかった対策を実現することができるように
準備しておくのも、長期的な観点からは立派な
環境対策だと思いますよ。
以上、あまり目新しい対策を提示できなくて心苦しい
のですが、思いついたことを書かせていただきました。
最後に、もしかしたら参考になるかもしれない本を
紹介しておきます。物流面での対策は少ないですが、
もしよかったら目を通してみて下さい。
マクシミリアン・ゲーゲ編 今泉みね子訳
『環境マネジメントによるコスト削減
-ドイツ100社の1000の成功例』 白水社
ISBN 4-560-04071-0 \5,200
お礼
貴重な情報をありがとうございます。 今後の業務改善に役立ててガンバリマス!! 本当にありがとうございました。