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相模湾の海沿いマンション、どこまで逃げる?
湘南の海沿いのマンションに住んでいます。 聞こえはいいのですが、関東大震災、東海沖地震クラスの地震がきた時、どうしたらいいか悩んでいます。 こんな時期ですし、生後5ヶ月の赤ちゃんを抱えています。産休中なのでずっとこのマンションにいるのです。海に向かって窓ガラスが真正面に建っているので直撃は避けられないと思います。 1)マンション(築29年)4階建ての3階なので中で待つ。(赤ちゃんを抱いての非難は遠くへいけない) 2)急いで逃げる。 まず、この選択肢からで2)の場合、かなり遠くまで行かないと高台はありません。 どの程度の地震なら逃げないでいいか、かなり大きければ、どこまで逃げればいいか、、。例えば、高台はなくても海岸から何メートル程度まで走ればいいか、。 具体的に震度や規模が想定できませんが、わかる範囲で教えてください。 また、震度いくつくらいなら津波も低いのでマンションの中にいるべき、などのアドバイスもあると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
私も湘南の海沿いに住んでいます。 ご近所かな? 単に地震を怖がるだけでなく、具体的な被害を想定し、それに対する対策を考える質問者さんの態度は、とても大事なことだと思います。 関東大震災のときの震源は目の前の相模湾で、このときは10m異常の津波が沿岸を襲ったのですが、当面、同じ規模の地震は起きないという見解が有力です。 湘南で注意しておくべき地震は、南関東直下型と言われる地震と、東海地震でしょう。 東海地震が発生した際に湘南で想定される震度ですが、大規模地震特別措置法に定める地震対策強化地域の最も東にある茅ヶ崎では5強程度です。津波の高さは1~2mと考えられています。 南関東直下型の地震には、神奈川県西部(小田原付近)を震源とするものや、三浦半島付近を震源とするものが考えられていますが、マグニチュード7クラスが発生すると、震源のすぐ上では震度が7や6強になると考えられます。また、もし震源が海底であれば、津波の高さは3m弱程度になると考えられています。 というわけで、湘南では、海岸にいる場合は、地震が起きたらすぐに少し高いところまで逃げる必要がありますが、普通に生活している場合は、津波よりも地震の揺れによる災害を考えたほうが良いと思います。 揺れによる災害を防ぐためには、No.1の方が書かれているとおり、まずは耐震診断をすることが大事です。あとは、家具を固定するなど、倒れてきたもので怪我をしないようにすることが大事です。赤ちゃんが怪我をしないようにチェックしましょうね。 参考URLに神奈川県の地域防災計画のページを載せておきました。このページに「地震災害対策計画」があり、被害の発生しそうな地震やその被害規模などが載っていますので、参考にしてください。 また、市の防災課のページなどにも被害想定が載っていると思います。
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- saion
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No.2のsaionです。 補足させてください。 単なる書き間違いだと思いますが、「地震」が届かないのではなく「津波」が届かないということですのでお間違いなく。さらに言えば、3階に届かないのではなく、お住まいのマンションのすぐ近くにまで達することもないでしょう。 「阪神淡路大震災のように想定されていない地震」とお書きになっていますが、それは一般の人達がそう思い込んでいただけで、関西地方は昔から直下型地震の多いところですので、地震の専門家はいつかまた同じような地震が発生すると考えて、警告している人達も沢山いました。 南関東直下型地震は前の回答にも書いているように起こる恐れがあります。それは阪神淡路大震災を起こしたのと同じ規模の地震です。yukarediaさんが「南関東大震災」をどのようなものと考えているのか分かりませんが、東京、川崎、横浜の直下でマグニチュード7クラスの地震が起きれば、その災害は「南関東大震災」と言われるようなものになるでしょう。 ただ、その地震では大きな津波は発生しないと考えられているというだけの事です。 津波ではなく、地震の揺れに対する備えをしたほうが良いですよと言うのはそのためです。 また、揺れによる怪我の対策が先ではなく、マンションの心配が先ですのでお間違えのないように。どんなに怪我しないようにしても、マンションがつぶれて死んでしまってはなんにもなりません。 細かいようですが、微妙に理解がずれているように感じたので書かせていただきました。 既にお分かりでしたら、聞き流してください。
お礼
拝見するのが遅くなってしまいました。なるほど。若干勘違いしていました。 かなり大きな地震が来ても津波の心配はほとんどない、のですね。それより、築年数の古いマンションの崩壊のほうを心配したほうがいいのですね? もし、おわかりなら教えてほしいのですが、昭和56年でしたか、建築法が変わってからの物件がよい、と言われていますが、果たしてそれ以降でどの程度の地震だったら大丈夫なのでしょうか?さらに阪神大震災の後ならどの程度大丈夫なのか?ご存知でしたら教えてください。
津波と震度の直接の関係はありません。 以前あった例ですが、地球の裏側の南米チリで大地震が発生したとき、津波が発生し、遙か彼方の日本に到達し被害をもたらしました。当然そんな遠くの地震は日本では感じられず、到達するにも時間がかかり1日ぐらいしてから到達しました。 また地震として人に感じられないが、津波を発生するぬるぬる地震(ものすごくゆっくり動く地震)というのも存在しますので、地震が感じられなくても津波が発生することはあります。 また、津波の到達高さは狭い範囲の地形によって大きく変化するので、一概にはいえません(標高100m弱の地点まで到達したという記録もあります)。 神奈川県ならばかなり防災体制を整えており、被害予測をしていることと思いますので、一度役所などで確認しておくとよいと思います。 また万が一に備えて、防災情報を入手できるように携帯ラジオを用意しておくとよいと思います。 なお、最近は携帯電話でネットで情報が得られるので、携帯があれば十分という人もいますが、災害時には混雑して利用できない可能性がありますので、もっとも確実に情報が得られるのはラジオと地域の防災放送システムです(夕方に子供に帰宅時間を伝える放送などを通常は流しています)。 さらに不安をあおるようで済みませんが、築29年ということは1975年竣工のマンションのようですが、耐震基準は1981年に変更されており、それ以前に建設された物の中には現在の耐震基準を満足していないものもあります。阪神・淡路大震災で倒壊、圧壊下物の多くはこの古い基準で設計された物でした。 こう考えると、地震が収まった時点で、火元を確認し、ブレーカーを落として(停電が復旧後壊れた電化製品に通電して火災になったケースが多くあったので)、津波の発生とは関係なく早急に避難場所に避難するのがよろしいかと思います。本震で建物が損傷し、余震でつぶれた例もありますので。 なお、旧耐震基準で設計されているからといって、必ずしも耐震性が不足しているとは限りませんので、分譲マンションの場合は管理組合に耐震診断の実施などを要求するとよいと思います。
お礼
津波より古い建物のほうが危ないということがわかりました。一度、管理組合に聞いてみます。ありがとうございました。
お礼
お返事が遅くなりました。ご近所のようでとても嬉しいです。今想定されている地震は4階建てのマンションの3階までは届かないということですか?ただ、阪神淡路大震災のように想定されていない地震もありえるだろうし、南関東大震災はこの湘南を襲う、と聞いていたのですが、、。 先ほどのかたがおっしゃったようにとりあえず揺れで起こる怪我などをまず対策して、古いマンションの心配を次にしたほうがいいわけですね。ありがとうございました。地元のかたにいろいろ聞いてもみんな「さあ~大丈夫じゃないの」とばかりだったのでお返事をいただけてとても嬉しいです。